2025年05月

どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは手島史詞さんの

「義妹なら本気になってもいいよね? 1」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、妹の悠凛のことを大切に思っている虚木真人。しかり悠梨は兄としてではなく、1人の男として真人のことを好きだったため兄妹として素直にお兄ちゃんに甘えられずにいた。そんなある日、2人に衝撃の事実が告げられる。それは真人と悠凛が兄妹ではなく義兄妹であるということ。そのこにショックを受けた悠凛は交通事故の末に記憶を失ってします。記憶を失ったことで素直に真人に甘えられるようになった悠凛のことを真人は意識してしまい…義兄妹な2人のラブコメが始まる!とこんな感じです!

〜お兄ちゃんが好きすぎる!〜

手島史詞さんの新作!参加させていただいているHJ文庫公式レビュアープログラムの作品です。ありがとうございます。記憶喪失をきっかけに距離が近くなった義兄妹のラブコメを楽しませていただきました!面白かったです!

まず序盤。悠凛が記憶喪失になるところから物語は始まります。兄として妹のことが大切な真人と、妹ながら兄である真人に家族には抱いてはいけない気持ちを抱いている悠凛。そんな2人はしばらく口をきいていなかったのですが、両親から血のつながった兄妹ではないことが明かされます。それにショックを受けた悠凛が家を飛び出して交通事故にあい、記憶喪失に。なかなか衝撃的なはじまりでしたね…まぁ交通事故にあったといっても悠凛は軽傷だったのですが…

そして始まる2人のラブコメ!記憶をなくしてしまったことで素直に兄に甘えられるようになった悠凛とそんな彼女にドギマギが止まらない真人。素直になった悠凛の可愛さの破壊力がヤバいですね…お兄ちゃんと仲良くしたい、甘えたいな悠凛はめちゃくちゃかわいい!

中盤からは悠凛の友達である月見里ちゃんも登場しますます物語は賑やかに!悠凛とは正反対にゆるふわギャルな月見里ちゃんと悠凛の絡みは見ていて楽しいですね!お互いゴスロリになって写真撮るシーンがかわいい!

終盤では悠凛の交通事故絡みで一つ山場もありましたが、終始真人と悠凛の楽しくてドギマギする義兄妹ラブコメを楽しむことができました!面白かったです!

キャラ A
真人は優しいお兄ちゃん!悠凛のことをいつもきづかっていて優しくて見ていて安心するお兄ちゃんでしたね!悠凛にドギマギする姿もグッド!悠凛は真人の血のつながらない妹!記憶喪失になってからは素直になってお兄ちゃんのことを知ろうとしたり仲良くなろうとして距離がグッと近づいてかわいいところをたくさん見せてくれましたね!その他のキャラも魅力的でした!

最後に
義兄妹の同居ラブコメとして楽しく読ませていただきました!2人のやりとりは見ていて楽しかったです!

どんな人にオススメか?
義兄妹の1対1のラブコメが好きな方は!記憶喪失をきっかけとした2人のラブコメが見ていて楽しい!悠凛のお兄ちゃんへの距離感や、それにドギマギする真人にはニヤニヤしちゃいますね!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

義妹なら本気になってもいいよね? 1



著者

手島史詞



レーベル

HJ文庫


ISBN

978-4-7986-3862-1

表紙画像のリンク先


どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは作者名さんの

「一途な彼女がフラれてくれない」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、1人で本を読んだり映画を見たりすることが好きな高校生の桜庭碧人。そんな彼は学校でも人気の美少女である遊薙静乃から突然告白される。1人の時間を大切にしたい碧人は静乃からの告白を断ろうとするが、意地でもフラれてくれない静乃に根負けし仕方なく付き合うことに。しかし碧人は静乃に「行動を制限しない」「好きになることを期待しない」「この関係を周囲にバラさない」という条件を課すことに。いつか自分に愛想をつかすはず。そんな期待の元で静乃と付き合っていくが、碧人のことが好きすぎる静乃に徐々に絆されていく。果たして2人は恋人になることができるのか…とこんな感じです!

〜彼女に嫌われたいけど惹かれていく〜

丸深まろやかさんの新作!丸深さんの作品好きなので楽しみにしてました!今作はどこかデビュー作の「美少女と距離を置く方法 」を彷彿とさせる1対1のラブコメとして楽しく読ませていただきました!面白かったです!

まず序盤。碧人と静乃が付き合うまでが描かれます!碧人に助けてもらったことをきっかけに彼にゾッコンな静乃と、本を読んだり映画を見たりひとりの時間を大切にしたい碧人。絶対に碧人と恋人になりたい静乃の押しに負けて2人は交際することに。静乃みたいな美少女が碧人のようなテンション低めの男の子にグイグイ行くのいいですね!

そして始まる2人のラブコメ!碧人の課した条件のせいで交際をおおっぴらにできあに2人は、もっぱら静乃が碧人の家にきたり、友達を含めて昼休みにお昼ごはんを食べたりすることで距離を縮めていきます!最初は1人の時間が大切だと静乃を受け入れなかった碧人が徐々に彼女のことを憎からず思うようになっていく過程が非常に良き!あと2人の会話のテンポがすごく心地いいです!

中盤では本格的に静乃に愛想を尽かしてもらおうとした碧人が彼女を誘って遊園地にデートへ!でも結局碧人のかっこよさが出るだけになりましたね…静乃ももっと好きになってますし…いいデートシーンです。

そして碧人が1人の時間を大切にしたい理由が明かされていきます。こういうエピソードを見ると碧人のこともわかるなー…ってなっちゃうんですよね…わかるわかる。でも静乃の好きが溢れ出すのもよくわかります…

終盤はしっかりとお互いの意見をぶつけて納得し合って今の関係に落ち着くのがこの2人らしくてニマニマさせられましたね!最後まで楽しくよませていただきました!面白かったです!

キャラ A
碧人は1人の時間が大切な平凡な高校生!行動とか言動がちょいちょいイケメンなのが罪な男ですよね…なんだかんだで静乃に惹かれていく家庭が見ていて楽しかったです!

静乃は抜群の美少女!碧人のことが好きでガンガンアタックしていく姿は応援したくなります!ただ盲目的に碧人のことが好きなのではなくて、自分にしっかり芯があるところもグッド!そのほかのキャラも魅力的でした!

最後に
ヒロインがグイグイくるタイプのラブコメとして楽しく読ませていただきました!これはぜひ続きが読みたいですね!まだまだ碧人と静乃のラブコメがみたい!続刊待ってます!

どんな人にオススメか?
主人公とヒロインの1対1のラブコメが読みたい方は!1人の時間を大切にしたい碧人に諦めずにアタックする静乃は応援したくなります!2人の会話もテンポ抜群で楽しい!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

一途な彼女がフラれてくれない



著者

丸深まろやか



レーベル

ダッシュエックス文庫


ISBN

978-4-08-631602-6

表紙画像のリンク先


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さて、今回感想を書いていくのは浮葉まゆさんの

「クラスのクォーター美少女が義妹になった。知らないうちに口説いてた。」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、目つきが怖く大柄なため色々と誤解されやすい四元雅紀。そんな彼は学校でも有名なクォーターの美少女・七瀬クロエと同じクラスに所属していた。そんなあるひ、父親の再婚を機にクロエが義妹に⁉︎天然で口説くようなことばかり言う雅紀にドキドキしまくりなクロエ。果たして義兄妹になった2人は一つ屋根の下でどんな関係を築いていくのか…とこんな感じです!

〜クラスの美少女が義妹になったら〜

浮葉まゆさんの新作!今作がデビュー作ですかね?クラスのかわいい女の子が義妹になって一つ屋根の下で暮らすことになる、鉄板なラブコメを楽しませていただきました!面白かったです!

まず序盤。雅紀とクロエが義兄妹になるところから物語は始まります!目つきの悪さとガタイの良さで勘違いされがちな雅紀と学校中から注目を集めるクロエ。そんな2人は親の再婚をきっかけに義兄妹に。鉄板な展開ですが、だからこそテンポよく物語に入っていけましたね!

そして始まる一つ屋根の下の生活!雅紀が勘違いさせるようなことをいってクロエがドキドキする。そんな2人のラブコメは見ていて楽しいですね!義妹になったクロエが時折妹っぽいところを見せるのもいいですね!

球技大会やデートを通して少しずつ距離を近づけていく2人。お弁当を作ってあげるクロエはなんか微笑ましいですね。誕生日プレゼントを買いにいくデートも印象的でした。

終盤では2人の義兄妹としての関係が固まる?ようなシーンもありいいラブコメを楽しませていただきました!面白かったです!

キャラ A
雅紀は見た目は怖い男の子ですが、クロエの前だとやたらキザで自然体で口説いていくのがギャップがあって良かったですね!クロエは見た目通りの可憐な女の子で雅紀の言葉に照れてドキマギするのが可愛かったです!

最後に
両親の再婚をきっかけに同棲することになる一つ屋根の下なラブコメとして楽しませていただきました!

どんな人にオススメか?
王道なラブコメが読みたい方は!一つ屋根の下で適度な距離感でドキドキする2人の関係性がよき!ナチュラルにクロエのことを口説く雅紀も見ていて楽しい!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

クラスのクォーター美少女が義妹になった。知らないうちに口説いてた。



著者

浮葉まゆ



レーベル

富士見ファンタジア文庫


ISBN

978-4-04-075932-6

表紙画像のリンク先


どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは葵せきなさんの

「あそびのかんけい」

です!
⚠︎ネタバレありです
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、諸事情から高校を中退しボードゲームカフェ<クルマザ>でバイトながらにして店長代理として働く陰キャボドゲオタクのバンジョーこと常盤孤太郎。そんな彼はバイトとして働くギャル女子高生の小鳥遊みふるに恋をしていた。しかしみふるには彼氏がいて告白できずにいた。しかしみふるに彼氏はいなかった⁉︎なんとみふるはボドゲカフェの1つ上の人罪派遣会社のレンタル彼氏の宇佐樹を利用しているだけ⁉︎さらに宇佐樹も実は女性でさらにクルマザの常連客であるウタマルだった⁉︎さらにさらにウタマルの正体は今をときめく女流棋士の歌方月乃が正体を隠している姿で…秘密が交錯してややこしくなるラブコメがはじまる!とこんな感じです!

〜なぜ好きが交錯してこんなことに⁉︎〜

葵せきなさんの新作!イラストが深崎暮人さんということでおそらく2025年新作ラノベとしては知名度期待度ともにNo.1といって差し支えないでしょう。葵せきなさんの作品を読んだことがある方なら「これこれ!これが読みたかった!」となる作品ですし、未読の方でも「面白い…!」と言うこと間違いなしの作品でした!すごく面白かったです!

まず序盤。バンジョーの日常が描かれます。ワケあって高校を退学してボドゲカフェで店長代理をつとめるバンジョーこと常盤くん。そしてバンジョーと共に働くギャル女子高生の小鳥遊みふる。2人の会話がすでに面白いですよね。みふるに恋するバンジョーですが、みふるには宇佐くんという彼氏がいて…ここまでは叶わない恋のラブコメなのかな?という感じなのですが…

もちろん葵せきなさん。普通のラブコメにはなりません。

次に描かれるのは歌方月乃という女流棋士の視点。えっ、なんで急に女流棋士が出てくるのか…と思ったらバンジョーの働くボドゲカフェにウタマル名義で通いすっかりボドゲの虜になる過程が描かれます!わかります。ボドゲ面白いですからねw しかしボドゲカフェもタダというわけではなく、女流棋士として活躍するもののお小遣いは一般的な女子高生の月乃。そんな彼女は師匠の人材派遣会社でレンタル彼氏をすることに…名前が宇佐樹ということで最初のバンジョー視点のお話と繋がって「あー!これめんどくさいやつだ!」となるのが最高でしたね!

ここからはやや複雑な時系列で物語は進んでいきます。とはいえ複雑だったかも?と読了後に思うくらいで読んでいる間はそれを一切感じさせないのは流石の葵せきなさんですよね。みふるが宇佐くんを彼氏にするまでの過程、バンジョーとみふると宇佐くん(ウタマル(月乃))とボドゲをしたり…いやなんでみんな知り合いなのに微妙にすれ違っているんですか…これ…

ボドゲ描写も面白いですね!自分は割とボドゲをする方なのですっとどんなプレイをしているのか理解できました!ただボドゲを知らなくても楽しめるように最低限のルール解説はあってここもグッドでしたね!

終盤ではバンジョーが高校を中退した理由に触れていくことに。ここはかなり闇が深いですね…とはいえ基本ラブコメということでそこまで暗くなりすぎないのが良かったです!ラストのセリフも最高!もちろん長大なあとがきも!最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
バンジョーくんはボドゲが好きな陰キャオタク!単純接触効果でみふるのことが好きだったりと普通の高校生っぽい一面がある一方で退学の話はなかなか闇深いですね…応援したくなる主人公です。

みふるはノリの良いギャルという感じでみていて楽しかったですね!誰とでも仲良く話していて時折見せる女の子らしいところがグッド!

月乃さんは三つの姿を使い分ける女流棋士。最初は凛とした女子高生だな…と思っていたらウタマルでは負けず嫌いなボードゲーマーに、宇佐くんではチャラいレンタル彼氏にと三者三様の魅力を見せてくれますね。まぁ中身は同一人物なんですけどねw

そのほかのキャラも魅力的でした!

最後に
久しぶりに大型シリーズの始まりの1巻を読んだ!というような新作ラノベでした!もちろん2巻、3巻と続いていくと思うので続きが楽しみです!

どんな人にオススメか?
すれ違いラブコメが読みたい方は!2025年の新作ラノベはまず何を読めば…という方はとりあえずこの作品読んでおけば安心です。イラストも最強イラストレーターの深崎暮人さんですし、なぜかすれ違い続ける登場人物たちを楽しめること間違いなし!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

あそびのかんけい



著者

葵せきな



レーベル

富士見ファンタジア文庫


ISBN

978-4-04-075861-9

表紙画像のリンク先


どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは江本マシメサさんの

「北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし 1」

です!
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「北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし 契約夫婦がめぐる四季」の感想↓



☆感想☆

ストーリー A
内容は、極夜やオーロラが見られる極寒の雪国で領主を務めるリツハルドは結婚相手を探しに夜会に訪れていた。しかしかつてのトラブルをきっかけに雪男と呼ばれ年頃の女性は誰も近づかないようになっていた。そんな彼は軍人女性のジークリンデに一目惚れする。リツハルドの熱心な誘いによてジークリンデと北欧の国で1年間暮らすお試し結婚が始まる。自給自足な狩り暮らしは軍出身のジークリンデの肌にあっていて2人は厳しい寒さの中で距離を縮めていくが…とこんな感じです!

〜極寒の国で狩り暮らし〜

かつて宝島社から発売→宝島社から文庫化→PASH!ブックスから短編集発売→PASH!文庫から文庫化と出版社を変えて再文庫化された作品。個人的に大好きな作品でここまでブログを続けるに至った一つきっかけでもある作品です。

感想の前に少し語ると…宝島社から発売された本作を読んだのはちょうど10年前の19歳になる歳でした。当時大学生だった僕は近所の本屋で表紙に一目惚れして本作を購入しました。ライトノベルは読んでいたものの、女性向けの作品をほとんど読んでいなかったので自分が楽しめるかすごく不安でした。しかし読んでみるとものすごく面白くて完結の4巻まで夢中で読みました。拙い文章で(まぁ今も充分拙いのですが…)感想も書きました。江本マシメサさんの他作品をはじめ女性向け作品に触れていくきっかけになった作品ですし、あの時書いた感想はここまでブログを続けていく原動力だったと思います。それくらい特別な作品です。

当時はすごくお兄さんだったリツハルドもいつの間にか同い年になってしまいましたし、今改めて読むと当時リツハルドに感じた憧れやかっこよさもどこか「うんうん。わかるよ」と親身になってしまう自分がいます。それくらいの年月を自分も重ねてしまったな…と感慨深くもあります。でも当時から今日まで、面白さの角度は変わっても面白いそのものはずっと変わらずにいて安心しました。やっぱりこの作品、大好きです。

閑話休題。
それでは感想を…

物語はリツハルドとジークリンデが夜会で出会うところから始まります!かつて夜会で仲良くなった女の子を自分の国に連れて行った際に、あまりにも過酷な環境からフラれてしまい悪い噂を流され雪男と呼ばれるようになったリツハルド。紅蓮の鷲という異名を持ち男性人気よりも女性人気が圧倒的に高いジークリンデ。リツハルドはジークリンデに一目惚れをして一年間のお試し結婚をすることに…10年前に読んだ当時は素敵な出会いだなーと漠然とした憧れがありましたが、今読むとリツハルドくらいの積極性が男には必要だよ。うんうん。とどこか仲間めいたものを感じてしまいますねw

そして始まる雪国狩り暮らし!極夜がありオーロラが見られるような環境にジークリンデを連れてきてしまい始めはどうなるか…と不安になるリツハルド。しかし元軍人ということもありジークリンデはどんどん雪国の暮らしに慣れていきます。うさぎ狩りをしたり動物の解体をしたり…かなり生と死がリアルにある環境ですが、ジークリンデにはなんのそので頼もしさがありますね!

2人の徐々に縮まっていく関係も素敵ですよね!一緒に狩りに出かけたり、一緒に伝統工芸品を作ったり、美味しい料理を食べたり…雪国ならではの生活の中でまだ淡い2人の関係に永遠とにまにましてしまいますね!

ジークリンデが村の中で女性人気を集めるのもさすがでしたねw こんなに綺麗な女性はリツハルドの国にいないということもあり、日々の散歩をきっかけにすぐに若い女性たちの中心に…それにリツハルドが納得しつつもヤキモキしちゃうの可愛いですねw

個人的にお気に入りなのは2人でククサという白樺の木のコブを削って作る伝統工芸品のカップを一緒に作るシーン。当時読んだ時からなんか好きなんですよね。作ったものを送り合うという風習も好きです!

終盤のキスシーンや、ジークリンデの日記も良かったですね…10年前とはまた違った視点でリツハルドとジークリンデの物語を楽しむことができました!面白かったです!

キャラ A
リツハルドはかわいい青年でしたね…前述の通り10年前は憧れのお兄さんという感じでしたが、今なら一緒にいいお酒が飲めそうですw ジークリンデのことが大好きでゆるふわに見えて、過酷な環境で生き抜く術を持っている頼りになる青年でした!

ジークリンデは紅蓮の鷲という異名を持つ女性。元軍人ということもあり雪国の暮らしもすぐに慣れて頼り甲斐がありますね!しかしリツハルドとの生活の中でかわいい姿もたくさん見せてくれて魅力的な女性でした!

その他にも村娘のアイナ、ジークリンデの軍時代の同僚であるエメリヒ、リツハルドに使えるランゴ家も魅力的でした!

最後に
10年前と視点は変わりましたが変わらない面白さで迎えてくれました。やっぱりこの作品大好きです!6月、7月と2巻3巻が発売されるので今後も楽しみです!

どんな人にオススメか?
ほわんとした印象を受ける男性とかっこいい女性の恋愛ものが読みたい方は!極寒の雪国の美しさと過酷だけど温かみがある狩り暮らしも魅力的!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし 1



著者

江本マシメサ



レーベル

PASH!文庫


ISBN

978-4-391-16384-1




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