2025年12月

どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは夏乃実さんの

「お世話した王女様、ずっとくっついてくる」

です!
9784040761732_600

☆感想☆

ストーリー A
内容は、幼いころからお世話係として英才教育を受けて育ったレオン。彼は貴族の少女たちのお世話係としての功績が認められ第三王女であるテトラのお世話係に任命されることに。レオンに興味を持ちながらもなかなか素直になれないテトラはついレオンにそっけない態度を取ってしまうことも。そんなレオンにかつてお世話をした少女であるフローリアとアイラが急接近!独占欲を爆発させたテトラは彼を独占しようとするが…とこんな感じです!

〜レオンは私だけのもの〜

夏乃実さんの新作!夏乃実さんの作品は何作品か読んでいますが、富士見ファンタジア文庫で発売された作品を読むのは初めてですね。今作はお世話係のレオンが少女たちのお世話を完璧にこなしつつ、テトラが悩んだり独占欲を爆発させたりするお話として楽しく読ませていただきました!面白かったです!

まず序盤。テトラとレオンの日常から物語はスタートします!幼い頃からお世話係としての英才教育を受け、これまでお世話した貴族の少女たちの評判も良く、ついに第三王女のテトラのお世話係になったレオン。しかしテトラはレオンに興味がありながらも素直になれず…レオンとテトラの主従関係がグッドでしたね!

そしてテトラが学校に入学して物語の舞台は学校へ!テトラは入学式であいさつを務めることになるも、お世話係のレオンはあいさつ回りで忙しくさらにレオンがかつてお世話をしたフローリアと接することに…この辺りの嫉妬でモヤモヤしちゃうテトラは可愛かったですね!

フローリアのほかにもアイラというライバルの出現もあり、。テトラはちょっと焦り気味に。しかし毎日完璧にお世話係としての務めを全うするレオンにテトラはどこから安心感や優越感を感じていて…余裕ぶったところも見せたりしますが、こういうところは年相応の少女でしたね。

終盤ではレオンとテトラが二人きりの時間を過ごすことに。甘酸っぱくていいデートシーンでしたね。王女ということもありできることが限られている中でレオンが最大限の努力をしてテトラを楽しませようとしているのが好印象でした。最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
レオンはお世話係として完璧な少年!テトラのことをよく考えて何手も先を読んだアプローチをしているのがグッドでした!テトラは素直になれない王女様。かといって傲慢というわけではなく、レオンの仕事は信頼していて自分に素直になれないところが可愛かったですね!その他のキャラも魅力的でした!

最後に
ファンタジー世界が舞台のラブコメとして楽しく読ませていただきました!レオンとテトラの柔らかいラブコメが魅力でした!

どんな人にオススメか?
ファンタジー世界が舞台のラブコメを読みたい方は!レオンとテトラの主従関係ラブコメは見ていて楽しい!素直になれないテトラのことは思わず応援したくなります!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

お世話した王女様、ずっとくっついてくる



著者

夏乃実



レーベル

富士見ファンタジア文庫


ISBN

978-4-04-076173-2






どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは羽場楽人さんの

「五つ星ギャル、僕に沼る。」

です!
9784046855053_600

☆感想☆

ストーリー B
内容は、スクールカースト最上位の火渡ひなわ、水天宮玻璃、千木良美悠、金剛寺白金という4人の女子、通称《ファイブス》というギャルたちがいた。そんなファイブスたちと一緒のクラスの基月憩は正論で玻璃を泣かせてしまったことをきっかけに彼女たちと仲良くなっていくが…とこんな感じです

〜4人の美少女がなぜか俺を気に入る〜

羽場楽人さんの新作!個人的に初挑戦の作家さんですね。個人的にはnot for meな作品でした。以下面白いとは言わないので読みたくない方はブラウザバックで。

端的にノリが合わなかったです。なんでヒロインたちが主人公に惹かれていくのかわからないですし、なんで主人公が好きでもなんでもない女の子たちに丁寧に付き合っていくのかわからなかったです。もちろん作中でそれは説明されますが、説明されても理解できなかったのでノリが合わなかったのだと思います。

あとカーストを押し出す割には中盤以降カーストほぼ関係ないですし、ハーレムラブコメにしてはハーレム感がないですし、ヒロインたちを平等に扱っている分、今巻のメイン級ヒロインである玻璃のインパクトが弱いです。

終盤のデートもなんでこんなことになっているのかわからないですし、タイトル通りのハーレムラブコメらしい楽しさを求めていたらなんか色々違いました。


キャラ B
個人的には合わなかったのでなんもないです。

最後に
個人的には合いませんでした。

どんな人にオススメか?
個人的にはオススメしません。気になった方は試し読みの上で。

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

五つ星ギャル、僕に沼る。



著者

羽場楽人



レーベル

MF文庫J


ISBN

978-4-04-685505-3







どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは東崎惟子さんの

「君を狂気と呼ぶのなら」

です!
9784101803197_600

☆感想☆

平凡な家庭で育った少女の日常は新興宗教の訪問勧誘によって変わってしまう。宗教勧誘のお姉さんが置いていった聖書。それに少女が興味を持ってしまったがゆえに家族はバラバラになっていく。新興宗教にのめり込む母親、それに呆れて家を出て行ってしまう父親、妹のことを心配しつつも母親に愛想を尽かし家に寄り付かなくなった姉、そしてバラバラになった家族のために神様の声を聞こうとする少女…家族が修復不可能になるまで成長した少女を待ち受けていたのは残酷な現実だった…

〜少女の狂気は終わらない〜

東崎惟子さんの新作。前作「美澄真白の正なる殺人」が面白かったので楽しみにしていました。本作は新興宗教によって家族をめちゃくちゃにされた少女による復讐サスペンスとして楽しく読ませていただきました。面白かったです。

物語は三章構成で進んでいきます。なんといっても圧巻なのは一章でしょう。平和な家族が新興宗教によってボロボロに破壊されていく過程がこれでもかと丁寧に描かれていきます。訪問勧誘にやってきた王国の暁という新興宗教の女性。その女性からもらった聖書に興味をもってしまった少女。母親と一緒に聖書を読み、訪問勧誘の女性と会話をし、心を許してしまったがために崩壊が始まります。

新興宗教の施設で徐々に洗脳されていく母親。父親や姉は母親を止めるも言うことを聞かず、母親に呆れた父親は家を出ていき、姉も家に寄り付かなくなります。母親は新興宗教を広めることで、教えを守ることで家族が元通りになると信じてさらにのめり込み、家族をつなぎとめるのは私しかいないと少女は神の声を聞こうと無理をした結果、精神病由来と思われる神の声が聞こえるようになります。

一章の内容は壮絶ではありますが、読む手が止まらない魅力があります。新興宗教なんて絶対にハマるはずがない、なんて思っている人がこうやってのめり込んでいくんだな…という凄みがあります。

そして成長した少女は人生初の恋をすることに。しかしここからさらに崩壊が進んでいきます。王国の暁では不純異性交遊は許されていないため、このことが母親に知られて少女は…ここまでも壮絶な物語でしたが一章の終わりをはじめ、とんでもないインパクトがありました。

二章以降は復讐の物語に転じていきます。ジャンヌダルクが一つキーワードとなり、一生では幼く搾取されるだけだった少女がまさに救国の英雄として自分を害してきた者たちに立ち向かっていきます。まさに人間離れした、といっていい復讐劇でしたね…

そして三章で復讐に決着がつきます。復讐は何も生まず少女は自らが裁かれる立場になり、美しいジャンヌダルクのまま物語は終わるのか…と思いきやそうはならないところにこの作品の救いを見ました。

決して明るい話ではないです。ただページをめくる手が止まらない狂気と最後の救いにやられてしまいました…極上の読書体験でした。名作です。


それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

君を狂気と呼ぶのなら



著者

東崎惟子



レーベル

新潮文庫nex


ISBN

978-4-10-180319-7






どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは平坂読さんの

「変人のサラダボウル9」

です!
9784094532753_600

前巻の記事↓


☆感想☆

ストーリー A
内容は、煩悩を消し去る旅の途中でヤクザに絡まれる美人母娘が営む旅館に立ち寄ったリヴィア。ヤクザを退治して一時的に旅館に平穏が訪れるが恒久的な解決にはなっていなかった。そんなリヴィアの元に救世グラスホッパーのメンバーたちがやってくる。望愛と明日美の力を借りて旅館の経営を立て直そうとするが、事態は思わぬ方向へと転がっていき…一方のサラは芸能事務所の社長に就任!孔明ちゃんとして話題になっている中でさらに注目を浴びることに。さらに女子高生探偵の友奈は怪盗として暗躍するアルバとなし崩し的に友達として仲良くしていた。しかしアルバがとんでもない物を盗んだせいで友奈に疑いの目を向けるものが…物語がクライマックスへと向かっていく中で惣助は新たな一歩を踏み出すが…とこんな感じです!

〜人間関係は変わっていく〜

シリーズ第9弾!アニメも終わり今回が最終巻手前ということでシリーズが終わりに向けて動き始めましたね…ちょっと寂しいです…今回はリヴィア、サラ、友奈とメインヒロインガールたちが大活躍な賑やかでコメディとして楽しく読ませていただきました!面白かったです!

まずはリヴィアのターン。旅の途中で出会った旅館を経営する母娘たちとヤクザから助けることに。しかしヤクザたちにはただ絡むだけではない、別の目的があって…リヴィアの禁欲の旅編はリヴィアの葛藤が非常に面白かったですね!リヴィアの性欲の強さで諸々我慢できるはずがないのに…

リヴィアの元に明日美と望愛がやってきて、彼女たちはバンド活動で旅館を助ける方向へ。このあたりのバンド活動は久しぶりに見れたのでめちゃくちゃ楽しかったですね!鈴切さんはシリーズ当初のホームレスっぷりを思い返すと本当にリヴィアと仲良くしていて良かったなと感慨深いです!もちろん本職?のバンド活動も良かったです!

一方その頃、サラは相変わらず無双していて…孔明ちゃんで話題になったかと思えば社長に就任!さらに社長権限?で岐阜に支部を作ることになり、ビルを一棟買い上げてそこに引っ越しを余儀なくされていた惣助の探偵事務所も移転することに…サラがいると本当になんでもうまくいきますね…流石のカリスマ性です…

個人的に好きだったのがアルバと友奈の怪盗&探偵コンビ。アルバが美術品を盗んで話題になって、それを止めようとしたら友達状態となり、さらにアルバが起こした怪盗事件に巻き込まれて…友奈は男気を見せた一世一代の言葉も最高でした!てか惣助!もっとはやくそれは言えよ!今回も楽しく読ませていただきました!面白かったです!


キャラ A
友奈はアルバに振り回されて大変ですね…ここ数巻は鋭い立ち回りを見せていた友奈が大人相手に初めて隙を見せたシーンもよかったです。大人は結局狡賢こかったですけど…リヴィアはマジでどこまでも尽きることのない性欲の権化でしたね…結局このシリーズで一番イカれていたのはリヴィアなのでは…?惣助の勇気を出したシーンは素直に拍手!でもおせーよ!

最後に
クライマックス手前な賑やかさを存分に楽しませていただきました!次でラストですか…色々と思い出深い作品なので寂しいですね…とはいえこのシリーズの終わりを見届けられる幸運を存分に味わいたいと思います!


それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

変人のサラダボウル9



著者

平坂読



レーベル

ガガガ文庫


ISBN

978-4-09-453275-3

表紙画像のリンク先




どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは辻室翔さんの

「憑かれたカノジョいわく、勝手にカラダが俺に甘えちゃうらしい」

です!
9784040761695_600

☆感想☆

ストーリー A
内容は、主人公の佐河渉はアイドルランナーというゲームに登場する宮崎燦という少女にガチ恋していた。そんな彼は父親の海外転勤を機に叔父の家に居候することに。そこに暮らしていたのは霊媒師の三姉妹。妹たちを溺愛する重度のシスコンの長女・蘭、感情が危篤状態の蓮、そして恥ずかしがり屋の凛。三姉妹との同居生活に戸惑う渉だが、なんと凛が渉の推しの燦にそっくり!さらに渉が持ち歩く燦の人形にサンちゃんという怪異が憑いて、しかも凛に乗り移って体を勝手に動かし始めて…怪異と霊媒師で盛り上がるオカルトラブコメが始まる!とこんな感じです!

〜霊媒師は自分の身体を制御できない〜

辻室翔さんの新作!「札幌市白石区みなすけ荘の事件簿」「ナゾトキ女とモノカキ男。」が好きなので新作楽しみにしてました!本作は同居ラブコメに霊媒師や怪異といった要素を足したオカルト要素入りラブコメとして楽しく読ませていただきました!面白かったです!

まず序盤。渉が凛と同居するところから物語は始まります!アイドルランナーというゲームの宮崎燦というアイドルにガチ恋している渉。そんな彼は叔父さんの家で燦にそっくりの少女・凛に出会い…王道ですが自分の憧れの存在に似ている少女に出会うというシチュエーションはグッドですね!

ここから普通の同居ラブコメがはじまる…かと思いきやオカルトな要素が入ってきます。渉の持っていた燦のフィギュアにサンちゃんという怪異が宿り、そのサンちゃんが霊媒師として活動しているうちに怖くて動けなくなったタイミングで凛に憑いて珍しさから好き勝手に体を動かして…この辺りはラッキースケベ要素もありでサービス精神ありありでしたね。

物語は渉と凛、そしてサンちゃんのやりとりを中心に進んでいきます。怖がりで恥ずかしがり屋な凛はサンちゃんに憑いてもらうことで霊媒師として活動したり、日常生活で困る場面で活躍したり…そんな凛を渉は燦に似ているということでかわいいと連呼してさらに凛を恥ずかしがらせたり…主人公が無自覚にグイグイいくタイプのラブコメで見ていて楽しかったですね!

姉の蘭と妹の蓮も物語を盛り上げていました!妹への感情がダダ漏れなシスコンの蘭は登場する度に場をかき乱していき、逆に感情が一切読めない蓮は何を考えているかわからないことで渉と凛を困らせていく…二人とも良き姉妹?でしたね。

終盤はデートしたりちょっと問題が発生したりと盛り上がりましたね!ちょっと変わったオカルト要素ありなラブコメとして楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
渉はアイドルランナーというゲームの燦にガチ恋な少年!凛にまっすぐにかわいいと言えるところがグッドでしたね!凛は恥ずかしがり屋で怖がりという落ちこぼれ霊媒師。等身大のかわいいが存分に楽しめるヒロインでした!その他のキャラも魅力的でした!

最後に
オカルト要素ありなラブコメとして楽しく読ませていただきました!辻室さんの作品は好きなので本作の続刊、もしくは新作が早いうちに読みたいです…!

どんな人にオススメか?
オカルト要素入りなちょっと変わったラブコメが読みたい方は!ヒロインの凛はかわいくて、そんな彼女に真っすぐにかわいいを伝える渉がグッドです!オカルト要素も楽しい!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

憑かれたカノジョいわく、勝手にカラダが俺に甘えちゃうらしい



著者

辻室翔



レーベル

富士見ファンタジア文庫


ISBN

978-4-04-076169-5






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