2026年01月

どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは鰤/牙さんの

「この中にひとり、推しがいる」

です!
9784046856029_600

☆感想☆

ストーリー A
内容は、浅倉暁人は推しであるVtuberの白羽エルナを推しながらたくさんの友達と共に楽しく高校生活を送っていた。修学旅行を控えたある日、暁人は人気者ゆえに班決めで「あいつならどこかの班に入るだろう」と思われた結果、なんとあまりものになってしまう。暁人は各クラスのあまりものをあつめた班の班長になることになるが、班員との顔合わせの後に教室の落とし物に気づく。落とし物はなんと暁人の推しである白羽エルナの私物だった⁉偶然同じ班になった生徒の誰かが推しと確信した暁人は誰が白羽エルナか探すことになるが…とこんな感じです!

〜推しは誰?〜

鰤/牙さんの新作!初挑戦の作家さんなんですけど、HJ文庫から発売されている「VRMMOをカネの力で無双する」を出していた作家さんの印象が強いので勝手に懐かしさを感じてますw 修学旅行と推し探しという組み合わせが面白いラブコメとして楽しく読ませていただきました。

まず序盤。暁人が修学旅行の班決めであまりものになってしまうところから物語は始まります!人気者ゆえに「あいつはどこかの班に入るだろう」と勝手に予測されあまってしまう…なんか学生時代に見たことがある光景ですね…そんなわけで暁人は各クラスのあまりものを集めた班を率いることになります。

各クラスのあまりものは癖強女子ばかり!普通に会話はできるけど誰とも仲良くなりたくないという長身娘の一ノ瀬静乃、ひねくれ者の陰キャ・加納浩子、口の悪いヤンキー・飛鳥馬莉央、無口なゴスロリ・藤崎麗…全員が全員かなり癖が強くて見ていて楽しかったですね!個人的には実は方言がエグい麗が好きでした!

そしてそんな班員たちとの顔合わせ後に暁人はあるものを発見します。それは推しのVtuberである白羽エルナしか持っていないというグッズ。暁人は4人の中に白羽エルナがいると確信し修学旅行中に誰がエルナか探すことにします。

神奈川・静岡を巡りながら(修学旅行で鎌倉と静岡というチョイス初めて見ました…)暁人は推しが誰か探っていきます。ヒロインたちの新たな一面も開示されつつ進む修学旅行と推し探しは見ていて楽しかったですね!

ただ個人的には暁人がやたら必死にエルナを探すのが…若干かなりキモく…まぁそういうところも含めて楽しむ作品なのかもですが…そもそもVtuberの中の人なんて見たくもない知りたくもないのが普通と思っていて僕自身もそうなのでその感覚をこの作品に持ち込みすぎたかもですが…
とはいえ作品の構成やヒロインは魅力的で最後まで楽しませていただきました。

キャラ A
暁人は前述の通り合わなかったです。ヒロインたちはそれぞれ意外なギャップがあり魅力的でしたね。個人的にはゴスロリ少女の麗が津軽弁がキツくて翻訳しないと何言ってるのかわからないのが好きでした。

最後に
個人的にはちょっと合わないところがあいつつも、ヒロインの魅力と構成で読ませてくれる作品だと感じました。

どんな人にオススメか?
ヒロインのギャップが楽しい作品が読みたい方は!推し探し、というのがおもったより自分には合いませんでしたが気にならない方はヒロインたちの魅力と構成で読ませるラブコメとしてハマるはずです。気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

この中にひとり、推しがいる



著者

鰤/牙



レーベル

MF文庫J


ISBN

978-4-04-685602-9






どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのはなんみんさんの

「滅竜少女は想いを焚べる 1.枯羽の天使」

です!
9784824014764_600

☆感想☆

ストーリー A
内容は、竜によって生活圏である本土を奪われた人類は最大の敵である竜王を辛くも退け離島で本土を奪還する機会を伺っていた。竜と戦うのはPFと呼ばれる竜と戦える人型ロボットにのる少女たちのみ。そんな少女たちで構成された減竜隊に配属されたのは山田という少女。彼女は20年前に竜王と相討ちする形で人類を救った救国の英雄だった。正体を隠して減竜隊に入隊した山田は最初はブランクがあったものの、メキメキと従来の才能を取り戻していく。減竜隊の少女たちとも仲良くなり本土奪還が迫るが、過去に無理をした山田の身体は…少女たちが竜を滅ぼすロボットものが幕を開ける!とこんな感じです!

〜伝説の少女が再び戦場へ〜

第12回オーバーラップ文庫大賞【金賞】受賞作!百合×ロボットというかなり挑戦的なテーマでしたが、予想をはるかに超える面白さで楽しませてくれる良いエンタメでした!面白かったです!

まず序盤。山田の日記から物語は始まります。本作は山田の日記→山田の日記に書かれていることを小説として描くという構成でお話しが進んでいくのですが、この構成がめちゃくちゃよかったですね!後々少女たちに襲い掛かる過酷な運命とぴったりマッチしていました!

かつて竜王と相討ちした伝説的な存在ながらもそれを隠して減竜隊に入隊した山田。最初は20年というブランクに苦戦し同隊の少女たちに迷惑をかけるものの、竜と戦う内に徐々に勘を取り戻し少女たちに認められていきます。山田が認められていく過程はバトルものの醍醐味があって非常によかったですね!

そして山田と減竜隊の少女たちの絡みにも注目!これは全日本百合ラノベ協会南関東支部副部長の僕も納得ですね…マシロ、ミサキ、レイネ、オウカというタイプの異なる少女たちと山田のやりとりは見ていて楽しい!非常に眼福でした!お風呂シーンなんてなんぼあってもいいですからね!

しかし竜と戦いながらも平和な日々は続かず減竜隊の少女たちは本土奪還作戦へと動員されることに。さらに山田の古傷が悪化して…山田、いつも平気そうにとんでもないことをやっているだけに目に見えて体調が悪くなっていくのは色々思うところがありましたね。

終盤では山田の因縁と絶体絶命のピンチを仲間で乗り越えていく超激アツなバトル展開が胸熱でしたね!最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
山田のいつも適当でひょうひょうとしているくせに竜とのバトルとなると超人的な動きで竜を葬っていく姿はギャップがあってめっちゃよかったですね! 山田と減竜隊の少女たちとの絡みもグッド!個人的には竜との戦闘になるとバーサーカー化するマシロがお気に入りでした!

最後に
百合×ロボットものとして楽しく読ませていただきました!結構綺麗に終わってはいますが続きがあるならぜひ読みたいです!

どんな人にオススメか?
ロボットものが好きな方は!ロボットと竜のバトルは迫力満点で読んでいて楽しいです!山田と少女たちの百合も百合好きにはたまらない!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

滅竜少女は想いを焚べる 1.枯羽の天使



著者

なんみん



レーベル

オーバーラップ文庫


ISBN

978-4-8240-1476-4





どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのはういりさんの

「年上幼馴染と再会したら、姉妹で俺の取り合いが始まった どっちがいいか、試してみる?」

です!
9784040762517_600

☆感想☆

ストーリー A
内容は、主人公の宮田真太郎は幼馴染の柴野みうと一緒に毎日楽しく過ごしていた。そんなある日、みうの姉である女子大生のももと再会する。真太郎と再会するや否やスキンシップ多めで真太郎のことをドキドキさせてくるもも。そんな姉に負けず嫌いなみうは焚きつけられて自分も積極的に真太郎にアピールしていく。姉と妹二人の幼馴染に挟まれてタジタジな真太郎のラブコメが始まる!とこんな感じです!

〜幼馴染な姉妹に迫られたら?〜

ういりさんの新作!知っている方も多いとは思いますが、ういりさんは本職イラストレーターの方ですね。直近だとラノベのイラストは「エロゲの悪役に転生したので、モブになることにした」を担当しています。今作はういりさん自身が小説もイラストも担当しています。幼馴染姉妹と真太郎のやりとりが楽しいラブコメでした!面白かったです!

まず序盤。真太郎がももと再会するところから物語は始まります!初っ端からドキドキ全開のスキンシップでタジタジな真太郎が見れてこの作品の方向性を素早く理解することができましたねw こういうの好きです!

しかし姉のももが真太郎に積極的にスキンシップを取っていて平静でいられないのが妹のみう。ももがきてからというもの家でも学校でも真太郎に積極的にアタックしていきます!このアタックは物理的な感じでみうのツンデレ感が非常に良きでした!

そして姉と妹の二人に攻められるラブコメが開幕します!一緒に温泉にいったり海にいったり夏休みを家で過ごしたり…真太郎のことを取り合いながら展開されるラブコメは見ていて楽しいですね!ドキドキする展開も満載でラブコメの爆発力も高かったです!最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
真太郎は本当に普通の男の子という感じでよくも悪くも安心して見ることができましたね。もっと積極的に行けよ!な気はしないでもなかったですけど…みうはツンデレ負けず嫌いな女の子、ももは大人びていますが時折ぽんこつと姉妹で異なるかわいさを見せてくれました!

最後に
幼馴染姉妹のかわいさたっぷりなラブコメとして楽しく読ませていただきました!

どんな人にオススメか?
幼馴染ラブコメが読みたい方は!幼馴染の姉妹が主人公をめぐってゆるやかに争うラブコメが非常に予期でした!軽くてサクサク読めます!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

年上幼馴染と再会したら、姉妹で俺の取り合いが始まった どっちがいいか、試してみる?



著者

ういり



レーベル

富士見ファンタジア文庫


ISBN

978-4-04-076251-7






どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは不破貞仁さんの

「人類滅亡BADエンドまであと2年、僕だけがそれを知っている」

です!
9784040762562_600

☆感想☆

ストーリー A
内容は、突如出現した人類を襲う敵・BIOS。BIOSを倒せるのは彼らの細胞を取り込んだ少女たち《星間少女》だけだった。そんな星間少女に命を救われた双見ツヅミは彼女たちの助けになることを夢見ていたが、人類はBIOSに敗北寸前に。シェルターでたまたま生き残ったツヅミは最後の望みをかけて星間少女のネメシスと共に北海道へ向かうが、BIOSに敗北してしまう。しかしツヅミが次に目を覚ますとそこは2年前で人類がまだBIOSに敗北する前の世界だった。さらにツヅミはBIOSの姿になっていて…BIOSとの戦いの転換点となった雲泥蝗災を阻止するために星間少女のステラと行動を共にすることになったツヅミはBIOSとの戦いに身を投じていくが…とこんな感じです!

〜推しを救うために戦う〜

ファンタジア大賞〈金賞〉受賞作!人類滅亡を救うために行動する主人公が熱いバトルものとして楽しく読ませていただきました!面白さを持つ!

まず序盤。人類滅亡間近でツヅミが星間少女のネメシスと出会うところから物語は始まります!BIOSという化物が突如侵攻してきた世界。BIOSに対抗できるのは彼らの細胞を取り込んだ星間少女のみ。しかし人類は最初は拮抗した戦いを演じていたものの、雲泥蝗災を坂に敗北が続き滅亡寸前。たまたまシェルターで生き残ったツヅミがネメシスと出会って…序盤からなかなかの絶望感でしたが丁寧な世界観の説明ですっと物語に入っていけましたね!

ネメシスと最後に一矢報いるために北海道へと向かうツヅミ。しかし北海道で強力なBIOSに出会い、二人は死亡。人類も滅亡…かと思いきやツヅミはなぜか2年前と死に戻りさらにBIOSの姿になっていて…BIOSの姿はTSみがあって非常に良きですね。非常に良きですね(2回目)。

そして紆余曲折の末にツヅミは星間少女のステラと共に行動することに。宇宙にある星間少女たちの基地でこれから起こる雲泥蝗災に備えることに。星間少女はもちろん少女しかなれないので、自然的にハーレム状態になるのもグッドでしたね!ステラやそのほかの星間少女とのやりとりも楽しかったです!

中盤以降はバトル中心の展開に!ツヅミが死ぬ前に経験したとは異なる事象が発生し協力なBIOSと戦うことに。決して戦闘向きとはいえない能力を持つステラとBIOSの能力を解放するために制約があるツヅミ。二人のコンビが度重なるピンチを乗り越えていく過程は熱かったですね!最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
ツヅミは星間少女オタクの少年!星間少女を目の前にするとオタク化するのが面白かったですね!ステラの力になりたい、人類滅亡を阻止したいという熱い気持ちもグッドでした!ステラはツンデレ?な星間少女。色々な想いを抱えて戦う姿に感動しました!

最後に
人類滅亡の危機を救うために頑張る少年と少女の物語として楽しく読ませていただきました!巻が進むごとにどんどん面白くなっていくタイプの作品だと思うので続刊が楽しみですね!

どんな人にオススメか?
熱いバトルものが読みたい方は!TS?みがあるので気になる方は注意です。ツヅミとステラのコンビは見ていて楽しいですし、ピンチの連続でも頑張る二人の姿は思わず応援したくなります!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

人類滅亡BADエンドまであと2年、僕だけがそれを知っている



著者

不破貞仁



レーベル

富士見ファンタジア文庫


ISBN

978-4-04-076256-2






どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは四十万チマさんの

「さようなら運命の人。二日前でまた会いましょう。」

です!
9784815637309_600

☆感想☆

ストーリー AA
内容は、死ぬことで2日前に戻れる能力を持つ倉田修純は大学を中退し毎日を無為に過ごしていた。そんな彼の唯一の心の支えはインフルエンサーとして人気急上昇中な美しい女性・須美琴華が彼女であること。琴華に上京を誘われるが、なんと琴華はトラックに轢かれて死んでしまう。倉田のループ能力を知る津ケ原夜途の協力を得て、倉田は琴華を救うために何度もループを繰り替えす。しかし琴華は必ず死ぬ運命にあり…さらにループするごとに夜途のヤンデレが加速していく…ループ×ヤンデレなサスペンスが幕を開ける!とこんな感じです!

〜何度繰り返してもヤンデレは止まらない〜

第17回GA文庫大賞《銀賞》受賞作!ループものと聞いて発売前から楽しみにしてました!まず言わせてください…

この作品めちゃくちゃ面白いです!

久しぶりにライトノベル読んで心の底から面白いと思いました!ループするごとに明かされていく真実と加速していくヤンデレ!求めていたすべてがここにありました!最高でした!

まず序盤。倉田の日常が描かれます。大学を中退し毎日をただ消化するだけの日々。そんな彼の生活に彩りを与えてくれているのがインフルエンサーとして活動し、近々タレントデビューも予定されている彼女の琴華と深夜のコンビニで会話する間柄の女子高生・夜途。おいおいなんで倉田に彼女がいるんだよ!という感想はともかく…倉田の現状を丁寧に見せてくれる始まり方が好印象でしたね!

タレントとしてデビューするために上京するという琴華についてこないかと言われる倉田。彼は悩んだ末に彼女についていくことにしますが、なんと琴華はトラックに轢かれて死んでしまいます。琴華の死を回避するために倉田は何度もループすることに。いわゆる死に戻り系のループで夜途に殺されることで2日前に戻り、運命に抗おうとしていく過程は一気に物語に引きこまれましたね。

しかし運命は変わらずどうしても琴華が死んでしまう…絶望の底にいる倉田に対して夜途はとある方法を提示します。ここからまた物語の流れが変わりましたね。琴華のことを忘れるために夜途と遊びまくり永遠の二日間を繰り返す。ここで物語が綺麗に終わってくれたら…どれだけ楽だったんでしょう…

しかしいくら夜途と過ごしても倉田の琴華への想いは消えることがありません。そこで夜途はとある方法を倉田に提示します。ここからまた物語は別ベクトルへと加速していきましたね。明かされる夜途の過去と倉田への想い。そして倉田が認識していない0回目のループで倉田が見せた夜途をヤンデレ化させるには十分な行動…倉田…お前やっぱり最低だよ…
ラストと構成含めてガツンと面白いを味合わせてくれる究極のループものでした!面白かったです!

キャラ A
倉田は情けなくて弱くて最低な青年。主人公として見るとまったくかっこよくはないんですけど、この物語の主人公としては大正解でしたね。

琴華は美人でインフルエンサーをしている女子大生。次の彼氏のつなぎとして色々便利そうな倉田と付き合うという側面を持ちつつ、読み終わってみると一番まともだったのは彼女であることを思い知りましたね…夜途は究極のヤンデレ。詳しくは言えませんがここまでのヤンデレは今後なかなか味わえないでしょう。

最後に
ループ×ヤンデレ×サスペンスな究極のエンタメとして楽しく読ませていただきました!綺麗に完結しているので流石に続きはないと思います。四十万チマさんの次回作が楽しみですね!

どんな人にオススメか?
ループものやヤンデレが好きな方は!好きな人はとことんハマります!ループものやヤンデレが苦手、という方にも是非読んでほしい面白さを持つ作品です。多くは語らないので黙って買って読んでください。

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

さようなら運命の人。二日前でまた会いましょう。



著者

四十万チマ



レーベル

GA文庫


ISBN

978-4-8156-3730-9




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