カテゴリ: ライトノベル(続刊紹介)

どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは杉井光さんの

「楽園ノイズ7」

です!
⚠︎ネタバレありです
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前巻の記事↓

☆感想☆

ストーリー A
内容は、ライブが続いた一学期も終わり季節は夏。PNOのメンバーたちは夏合宿をしようという話で盛り上がる。そして水着を買いに行くために真琴は女装することに⁉︎久しぶりの真琴の女装に盛り上がる女性陣。そんな中、真琴はキョウコ・カシミアにレコーディングスタジオに呼ばれる。なんと自由にレコーディングスタジオを使って良いという。そこで真琴はキョウコに向けた新しい曲を作り出す。それをきっかけに真琴は夏合宿でPNOの新曲を考えることになるが…とこんな感じです!

〜夏合宿でインスピレーション〜

シリーズ第7弾!約2年ぶりの新刊!もう出ないかと思ってましたよ…ありがとう僕たちの杉井光さん。ありがとう電撃文庫。2年もあると6巻のこと色々忘れてしまっているな…と思っていましたが、いつも通り最高の楽園ノイズがここにありました。今回も最高でした!

まず序盤。真琴たちPNOメンバーが水着を買いにいくシーンから物語は始まります!あぁ!これこれ!という真琴とPNOの女性陣のやりとりはもはや実家ですよ。実家。この安心あん最高です。そして真琴の女装。なんでこんなに女装にこだわるんだ杉井光さん…と思いつつやっぱり真琴の女装も最高ですね。というか後述する稲森さんびっくりしてますよ。

そんなきゃっきゃした日常も束の間、キョウコ・カシミアにレコーディングスタジオに呼ばれます。彼女のレコーディングに参加してプロの何千万とかかるレコーディングに圧倒される真琴。そしてキョウコの気まぐれ?でレコーディングスタジオを自由に使わせてもらうことになります。エンジニアの稲森さんとあーだこーだやりながら、時間を忘れて曲を作り続けるのが真琴らしいですね。さらに真琴らしいのがキョウコのために作ったわけではないのに、自然と彼女のための曲になっているのもまた彼らしい。

そして夏合宿へ!水着回!いにしえの杉井光ファンなら「これさよならピアノソナタの2巻!」と叫んだことでしょう。僕がそうです。合宿ではもちろんPNOメンバーたちとのイチャイチャ?もありつつ、寝食と時間を忘れて曲作りをする真琴。やっぱりこの物語は真琴がいないと始まらないですね。

紆余曲折の末にアルバムを作ることになり、クラファンで資金を調達することにした真琴たち。クラファンのトップページに既存の曲を再レコーディングした曲を載せるために真琴は各パートを見直していきます。しかし真琴が蒔田シュンの音源を発見してしまったことでスムーズに行かなくなってしまい…

いや、マジでさ、ここで蒔田シュンはズルいんですよ。知っている方は知っている通り「神曲プロデューサー」の主人公なんですよ。彼。最近文庫化されたとはいえ、もう10年以上前の作品の登場人物の曲を生かして繋いでいくその手腕には感服しますし、ただのスターシステムではない音楽で繋ぐ物語にするのが最高です。

ラストも最高でしたね。この巻で完結っぽいのはいつものことですけどまたそのうち8巻出してくれるでしょう。真琴の中の音楽は鳴りやんでいないので。今回も最高でした。シンプルに伝えたいのはただそれだけです。

キャラ A
真琴は序盤こそ女装ネタでやっぱり女の子だな!となりましたが、音楽のことになればやっぱりすごいですね…蒔田シュンのことと言いどこまでも音を追求していきますよね…すごいです…PNOのメンバーもいつもながらに魅力的だったんですけど、やっぱり今回が大人組ですよね。キョウコ、稲森さん、窪井拓斗、そして海野リカコ…音楽やっている大人はどうしてこうも魅力的なんですかね。個人的には稲森さんが大好きでした。

最後に
今回もどこまでも楽園ノイズで、どこまでも最高に杉井光の音楽ものでした。8巻は年単位で待ちたくないです。杉井光さんお願いします。

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

楽園ノイズ7



著者

杉井光



レーベル

電撃文庫


ISBN

978-4-04-915651-5

表紙画像のリンク先


どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは平坂読さんの

「変人のサラダボウル8」

です!
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前巻の記事↓

☆感想☆

ストーリー A
内容は、ブレンダとのえっち(寸前)で自分を顧みたリヴィアは己を見つめ直すべく上杉謙信の真似をして放浪の旅に出る。琵琶で日銭を稼ぎながら旅をする彼女に降りかかる災難とは…一方の友奈は惣助の探偵事務所で働きながら一方的にライバル視されているアルバにストーキングされていて…果たして2人は仲良くなることができるのか。そしてサラはモデルとして活躍しながらも芸能事務所で辣腕を振いはじめて…とこんな感じです!

〜リヴィアは愛馬と旅に出る〜

シリーズ第8弾!アニメも放送されて今1番脂が乗っているシリーズですね!今回も250pに満たないながらもその3倍のボリュームがあったのではないかと勘違いするほど内容の濃い物語を存分に楽しませていただきました!面白かったです!

まず序盤。友奈とアルバが描かれます。某所での昆虫食試食会?ですっかりアルバに気に入られてしまった友奈。そんな彼女をアルバはストーキングしていて…友奈のアルバの欺き方はさすが探偵といった感じですね。ていうか本当にリアルコナン君扱いなんですね…最終的にはアルバに押し切られてしまう友奈もかわいい。

お話はブレンダと惣助の大人組?へ。2人とも絶叫マシンが好きというのは意外でしたが、童心を忘れずにはしゃぐ2人の姿は見ていて微笑ましかったですね!ブレンダさん、地味に応援しているのでなんとかならないですかね…ならないのか…

リヴィアは愛馬と共に上杉謙信のコスプレをして放浪の旅へ。毎度のことながらリヴィアは本当に何をやらかすのかわからないですね…琵琶の超絶技巧で日銭を稼いだり、道中の宿で美人親子にクラクラしているのも本当に彼女らしいです…

そして物語はサラ視点へ!芸能事務所でモデルとして活躍するだけではなく、裏方やマネージャーたちにも気に入られるもとい人心掌握してしまうのが彼女らしいですね…時折見せる年相応な表情もグッドでした!

ラストはこれまたとんでもない展開を入れてきて最後まで目が離せませんでした。毎回ですけどこれはすごい。今回も最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
今回はやっぱりリヴィアでしょう!なんでこの子は毎回毎回ここまで人間味が出せるんですかね…三大欲求に忠実(主に性欲)だからなんですかね…馬で旅するだけで面白いのに琵琶でお金を稼いだり、旅先の宿の美人親子に欲情するとかあまりにも人間離れしてますよ…友奈、ブレンダ、サラのヒロインたちも相変わらず魅力的でした!

最後に
今回も最後まで楽しく読ませていただきました!ラストにこれまた大きな爆弾を仕組んでくれたので9巻も楽しみです!続刊待ってます!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

変人のサラダボウル8



著者

平坂読



レーベル

ガガガ文庫


ISBN

978-4-09-453239-5

表紙画像のリンク先


どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは鵜飼有志さんの

「死亡遊戯で飯を食う。8」

です!
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前巻の記事↓

☆感想☆

ストーリー A
内容は、尸狼に招かれ99回クリアの特典の存在をしった幽鬼。この業界の成り立ちを知る中で幽鬼は尸狼たちの互助会に誘われる。いったん保留にする幽鬼だが、ゲームの中で彼女たちが開発し流行中だという技術を目撃する。あまりにも有用な技術に幽鬼は尸狼の返事に迷い始める。そして幽鬼に訪れる目の次の異変。果たして彼女は今宵もデスゲームを戦い抜くことができるのか…とこんな感じです!

〜99回クリアの特典〜

シリーず第8弾!アニメ放送時期も決まりコミカライズも順調でますます楽しみなシリーズですね!今回は現実とのリンクも挟みつつデスゲームの裏側にも触れていく内容で楽しく読ませていただきました!面白かったです!

まず序盤。尸狼と幽鬼の取引から物語は始まります!これまでそのディティールが見えてこなかったゲームについてや、99回クリアの特典、そしてゲームの成り立ちについて…ここにきて少しだけデスゲームについての輪郭が見えてきましたね…

尸狼にプレイヤーが技術を共有する互助会に誘われるものの、それを保留して73回目のゲームに参加する幽鬼。そこで幽鬼は流行っていると言われる互助会が開発した技術を目にします。あまりにも有用な技術に惹かれる幽鬼ですが、それをさっと習得してしまうのが彼女らしいですね…

73回目のデスゲームは純粋なゲームではなく、幽鬼と尸狼の戦いなのも珍しかったですね。対ゲームではなく、対人としてゲームに挑んで熱くなる場面はなかなか見ないものでしたね。結末もズルい感じで終わるのがまた憎いですね…

後半からはうってかわって現実でのお話。とは言っても暴走族のお話とはまた違う、リアルな殺しのお話でこれもこれまでに現実世界編とは違った様子でしたね…淡姫さんもなかなか大変な目にあってますね…

ラストはさらに大きな陰謀が動き出している予感を感じさせてくれて、今回も最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
幽鬼はまた強さが際立ってきましたね…いややっていることは前巻あたりから変わっていないんですけど、これで目以外のハンデがあるのが信じられません。尸狼はこの先キーマンになりそうな人物ですね…色々知りすぎているような気がするのが気がかりですが…個人的にこの巻は淡姫が好きでした!

最後に
今回はほぼはじめてゲームのディテールが少しわかるような、輪郭が見えるようなお話で楽しませていただきました!9巻は夏、秋頃ですかね?続刊楽しみに待ってます!


それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

死亡遊戯で飯を食う。8



著者

鵜飼有志



レーベル

MF文庫J


ISBN

978-4-04-684556-6

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どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは三河ごーすとさんの

「義妹生活13」

です!
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前巻の記事↓

☆感想☆

ストーリー A
内容は、12月となり大学受験を間近に控えた2人。なるべく学校に登校したいという沙季の思いをくんで悠太も一緒に登校するようにしていた。そして年末。綾瀬家の実家に帰省することになった両親を見送った2人は年末年始を2人で過ごすことに。受験を前に特別な時間を過ごすことになった2人は…受験本番、卒業式と高校三年生の短い冬が始まるとこんな感じです!

〜高校生活にピリオドを〜

シリーズ第13弾!アニメも放送されてHitenさんのアートワークスも出てとシリーズも円熟味を増してきましたね!今回は高校生活に終わりを告げる、シリーズとしても一区切りとなるお話で楽しませていただきました!面白かったです!

まず序盤。12月の閑散とした学校で登校をしながら受験勉強をする悠太と沙季が描かれます!学校での2人のやりとりもこの巻で最後か…と思うとなんだか寂しいですね。受験を前にした学校の雰囲気とか2人の会話はどこか寂寥感があります。

そして年末年始。綾瀬家に帰省した両親を見送って悠太と沙季は2人きりの年末年始を過ごすことになります。悠太はあの沙季の言葉でなんのことか察することができないんですね…こんなに鈍感でしたっけ…と思いつつ彼の世界からはあまりにも遠すぎることで気づけないんですかね…

2人で過ごす年末年始は特別感があって良かったですね!おせちに驚いたり2人で添い寝してみたり…こういう2人の何気ないけどちょっと特別な日常が義妹生活だなって思います。

そして迎える受験本番と卒業式。悠太と沙季の高校生活が終わるだなんて1巻当初から読んでいるとなんだか信じられないですね…丸と奈良坂さんのやりとりもこれで見納めか…となんだか寂しいです。

色々な思いが溢れる高校生活最後のお話として楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
悠太は変な鈍感発揮してましたけど、卒業や受験に対する彼なりの思いとかみていて感慨深いものがありました!沙季は今回は悠太の頼れる存在として、妹として彼女の魅力を最大限発揮していましたね!個人的に印象的だったのは奈良坂さん。この後も物語には登場するんでしょうけど、高校生としての彼女にもう会えないのはなんだか不思議ですね…

最後に
今回は高校生活にピリオドを打つ物語として楽しく読ませていただきました!まだまだ物語は続くようなので悠太と沙季のこれからが楽しみです!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

義妹生活13



著者

三河ごーすと



レーベル

MF文庫J


ISBN

978-4-04-684554-2

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どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは赤城大空さんの

「【悲報】お嬢様系底辺ダンジョン配信者、配信切り忘れに気づかず同業者をボコってしまう」

です!
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前巻の記事↓


☆感想☆

ストーリー A
内容は、ついにその存在がバレてしまい無事に収益化も達成したカリン。そんな彼女の配信に現れたのはセツナお嬢様の生みの親であるもちもちたまご先生が現れる。先生から最強のファンアートをもらったことでカリンは気絶寸前⁉︎そんな注目を集め続けるカリンはダンジョン崩壊の危機に立ち向かうことになるが…とこんな感じです!

〜原作もバズらせる〜

シリーず第2弾!面白いシリーズなのにすっかり読むのが遅くなってしまいました汗今回もカリンお嬢様がいい意味でも悪い意味でも?無双していて楽しく読ませていただきました!面白かったです!

まず序盤。カリンこと山田さんの日常が描かれます。すっかり人気者ですね。彼女。それでも平常運転?なのがカリンらしいんですけどw

そしてカリンの驚愕の加工スキルがお披露目されます!みせいねんはダンジョンから素材を持ち帰ることができないという制約。そんな制約の中で家具を作るという彼女がとった脱法的行動が…マジですごすぎますね…このおじょうさま…

ついに収益化が解禁されたカリンが収益化後初配信を行うとなんとカリンが憧れるセツナお嬢様の生みの親であるもちもちたまご先生が限界スパチャ&カリンとセツナのコラボFAを書いたことでカリンの感情は限界突破!このシーンはめちゃくちゃ可愛くて個人的に大好きでしたねw

そしてダンジョン崩壊が迫るダンジョンでカリンは新たな伝説を打ち立てます!マジでこのお嬢様はまだまだとんでもない秘密兵器を抱え込んでいますね…まぁこれもまた不慮の事故で全世界に知られてしまうんですけど…こういうところマジでカリンだなって思います…

今回も終始ハイテンションなぶっ飛び具合で楽しく読めるダンジョン配信ものでした!面白かったです!

キャラ A
カリンさま、相変わらずのぶっ飛び具合で大好きでした!収益化でとんでもない金額のスパチャがとんできて大騒ぎしたり、もちもちたまご先生からのFAで狂喜乱舞したり、ダンジョン崩壊を救ったり…本当に見ていて飽きない女の子です!

最後に
今回も楽しく読ませていただきました!2かんは随分積んでしまったので3巻は早めに読ます…!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

【悲報】お嬢様系底辺ダンジョン配信者、配信切り忘れに気づかず同業者をボコってしまう



著者

赤城大空



レーベル

ガガガ文庫


ISBN

978-4-09-453183-1

表紙画像のリンク先


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