カテゴリ: 雑談

雑談。中身なし。Twitterでアレコレ言ってもろて。

今日話すのは2015年頃にラノベにのめり込んでいた方ならもちろんご存知の理想郷プロジェクトについてです。えっ?理想郷プロジェクトを知らない?詳しくはリンク先見てください。



理想郷プロジェクトは10人のラノベ作家(しかも過半数がアニメ化作家!)とイラストレーター3名、コンセプトデザイン1名に音楽プロデュース1名いう近年稀に見る豪華メンバーを揃えたシェアワールドの一大プロジェクトです。発売前から各所で話題になり、第一弾である「アルカディア=ガーデン」は「最果てのパラディン」で有名な柳野かなたさんが執筆されるということで注目を集めました。ちょっと前にアニメ化されて話題になりましたが、この頃飛ぶ鳥を落とす勢いだった「最果てのパラディン」の柳野さんの作品ということで結構話題になりましたね。「アルカディア=ガーデン」が2016年の3月に発売されるとシェアワールドらしく世界観を共有する十本スイさんの「セイヴァーズ=ガーデン」も2016年10月に発表されました。

まぁこれで実質理想郷プロジェクトは終わったわけですが。

「アルカディア=ガーデン」も「セイヴァーズ=ガーデン」も1巻以降続きなし。豪華作家陣も柳野さんと十本さんの作品以外は本になることすらなくWEBに短編が掲載されただけ。しかも2017年の8月に。「アルカディア=ガーデン」の発売から1年以上経っていましたし、一応メンバー全員参加したことを証明するための処置にしか思えなかったですね(なお蝉川さんの作品は今になっても掲載されていませんが…

理想郷プロジェクトめっちゃ期待していたんですよね…メロンブックスさんとかアニメイトさんで配布されていた小冊子とか今でも持ってますし「この壮大なプロジェクト全部追っていくぞ!」と思ってました。まぁそう思っていたのは「アルカディア=ガーデン」1巻が出たころまでなんですけどね。「セイヴァーズ=ガーデン」がまぁアレだったので。

今は昔より続刊とか厳しくなったので10人の作家さんを集めたシェアワールド企画は二度と出てこない気がします。今のラノベ読者はもしかしたら知らないかもしれないこういう企画があったよということで備忘録として残しておきます。

最後にオススメのラノベ


雑談。夏も終わりなので夏ラノベの話をしましょう。
あっ、夏ラノベは物語の季節が夏の作品くらいのニュアンスです。

僕が一番好きな夏ラノベはもちろん「夏へのトンネル、さよならの出口」です。ここ数年読んだ1巻完結ラノベの中ではまず間違いなく一番で、ラノベ初めて読む人に勧めたい作品です。アニメ映画にもなりこの夏放映されていましたね。

この作品は本当に特別でウラシマトンネルという物語のギミックがつなぐカオルとあんずのひと夏には長すぎる時間を過ごす物語が本当に面白いです。10年後も絶対に推せます。

あとおっさん向けだとやっぱり「イリヤの空、UFOの夏」は外せないですよね。僕はこの作品を高校2年生の頃、今から10年前(10年前⁉)に読みました。正直1、2巻はあまり面白さがわからなかったんですけど3巻から印象が変わって4巻でがっつりハマりました。ラノベのオールタイムベスト10作れと言われたら必ず入れちゃいます

イリヤは今再読するときっと魔法が解けてしまいそうな感じがするので、いつか人生の節目が来たら再読したいなと思ってます。人生の節目なんてくるのか…?

あとここ数年だと印象的だったのが「君を失いたくない僕と、僕の幸せを願う君」ヒロインを助けるために何度もタイムリープをする主人公という構図は王道なんですけど神田夏生さんの文章はこういう切なくて残酷な運命をどうにかしようすると主人公をガンガン読ませてくれて好きです。


あと夏休みのお話といえば「パンツあたためますか?」。数年前の角川スニーカー文庫の新人賞受賞作でタイトルから受ける印象とは異なり滝本竜彦さんへのインスパイアを感じる痛い青春ものです。どうしようもない青春の閉塞感とどこか満たされない物語がめちゃ好きでした。今でも主人公の久瀬直樹という名前をソラで言えます。


夏とちょっと不思議な物語だと「さよなら、サイキック」なんかもパッっと思い浮かんできます。大したことのない異能力を持つ主人公ととんでもないパワーを持った女の子の夏と青春!みたいな物語が好きでしたね。なんで2巻で終わってしまったのか…あの頃のスニーカー文庫はやたら打ち切られていた印象です。それは今もですかね…


あとふわふわと思い出せる範囲だと講談社ラノベ文庫の青春ものも印象的な夏物語が多いですよね。「それでも、好きだと言えない」「自殺するには向かない季節」とか



ダークな青春ものや鮮烈な印象を残す夏ラノベは講談社ラノベ文庫が多いなと勝手に思ってます。これからもこういう作品は定期的に出して欲しいですね。

ちょっとラノベからは遠い?かもしれませんが最近読んだ物語の季節が夏の作品は「この恋が壊れるまで夏が終わらない」ですね。やっぱり杉井光さんの青春ものは外せないですよね。ミステリ要素もありで夢中で読みましたね。


ということで夏ラノベのお話でした。本格的に寒くなる前に物語の季節が夏の作品読んでいきましょー

雑談。お仕事終わらず。中身ないし暗黒だよ。

タイトルの通り。昨今、作家さんがTwitterやるのが当たり前でTwitterをやっていれば自然と見かけることになる。当たり前だが僕も人間である以上、Twitterをやっている向こう側の人間が好きか嫌いかは分かれてしまう。ある程度の作家さんが僕のTwitter(というか僕のこと)を嫌いなように僕もある程度の作家さんのTwitterが嫌いだ。申し訳ないけど最近やたら顔を出してくる方のTwitterは好きじゃない。だからその作家さんの作品読めてない。もう1年近く積んでる。

割と前から言っている通り、個人的に作家さんがTwitterやるのはマイナスになることが多いと思う。成功すればリターンは大きいと思うけどその成功例が少ない。Twitterミスって(自爆)爆発四散した作家さんも知ってるし、逆にラノベ読者クッソ馬鹿にしまくっても厚顔無恥でTwitter続けている作家さんもいる。なーにがこのラノの順位じゃい!お前のための順位じゃないんや!

別に作家さんのTwitterは楽しいことだけ呟いておいてなんていうつもりはないけど、読者とレスバしたり誰かを馬鹿にしてるの透かしてくる必要はないと思う。それならロボットみたいに宣伝だけしてくれた方がマシ。作品読んでない作家さんをわざわざ嫌いになりたくない。自衛にも限界がある。

そもそも作品を好きにならないと作家さんのTwitterなんて好きになれない。

ちなみに一番嫌いな作家さんのTwitterはTwitterは5年前にブロックしてきておいて最近突如としてブロック解除してきたTwitterと、わざわざ裏垢できもきも引用RTしてきたからブロックしたのに本垢でブロックぶちかましてきたTwitterだよ。今後も絶対に作品は読まないから安心してほしい。

最後にオススメのラノベ

雑談。中身ないので読まなくていいです。あと商業作品の話です。アマは眼中にないし知らん

タイトルの通り感想のお話です。たらたら書くので先に結論。あくまで個人的意見で多くの人に当てはまる普遍的なものではないです
なので「私の感想はファンレターの性質もあるので作者が見ることを想定しています」でも別にいいと思います。僕には関係ないですし。
・感想は別に作者に向けたものではない(作者に通知される形で届けない限り)
・作者に通知される形の感想はファンレターである(このSNS時代では紙媒体の手紙形式である必要はなくTwitterのリプだってファンレター)
・作者に通知される形で届けられた感想でない限り"感想は作者が読むことを想定したものではない"
・僕のTwitterでの感想は"作者向けではない"が"作者が見ることを想定してはいる"。だってTwitterは公共の場だから。

それじゃいきましょ。

まず定義から。ここでは以下の定義で話を進めていくので、これ以降の文章では「感想」と「ファンレター」は下記を想定してると思ってください。別にこれを読むあなたの定義と一致している必要はありません。僕の話なので

感想:作品を見た/読んだ自分の感情を言語化したもの。見ることを想定しているのは自分 or 同じ作品を読んだ読者 or これからその作品を読むかもしれない推定読者
ファンレター:作品を見た/読んだ自分の感情を作者に届けるために言語化したもの。見ることを想定しているのは作者のみ

Twitterでは割と作者の方がエゴサをして読者の感想を見ることが多いと思います。定義した通り"感想は作者の方が見ることを想定していない"と思います。それはなぜか。シンプルに作者を感想を読む対象としていないからです。作者の方に明示的に気づかせるようにしてないからです。

別にTwitterなどで作者の方が感想を探すこと自体は否定しません。作者の方なら読者の感想を情報に変換して自分の作品に活かしたりもするかもですし。それに僕だって自分に向けられたものではないと知っていてもブログのタイトルでエゴサします。だって気になりますもん。Twitterとかで自分のブログがどんな風に言われているかって。ブログ褒められれば嬉しくなりますし、けなされていたら呪文を唱えながらブロックします。毎日タンスの角に右足の小指ぶつけろ~。ただ自分に向けられたものではないので"そこに嬉しいとか悔しいとかの感情を持つこと自体勘違い"なんですよね(あえて間違いとは書きません)。だって僕に向けられものじゃないです。リプとかで僕にわかる形で言われたならともかく他人の独り言、もしくは自分ではない誰かに向けられた言葉に何かを感じること自体お門違いです。でも自分に向けられたものって感じちゃいますよね。わかる。

でも本質的に作者の方に向けられたものじゃない感想に対して「エゴサで見に来られるかもしれない」と読者側に感じさせてしまうことってすなわちファンレターの暗黙的強要じゃないっすか?

別に今の時代ファンレターが物理的で、紙媒体である必要はないと思います。Twitterを使用しているというフットワークの軽い作家さんに対してリプライで「作品面白かったです!応援してます!」っていうことってもはやファンレターじゃないですか。いや読者が紙媒体に何時間もかけて書いて切手買って有料で出版社に郵送してそれを出版社が作者の方に届けなきゃファンレターじゃねぇよ。って意見もあるかもですが結局紙とデジタルの違いじゃないですか。アナログ時計とデジタル時計と同じように、時計の針の有無が時計であることの有無を決めるわけじゃないじゃないですか。

遠回りしました。本来作者の方なんて対象ではない感想を作者の方が知ってしまえる状況はもちろん読者側だって知っています。それを逆手にとって作者の方に自分の感想を見てもらうことで承認欲求を満たす読者も少なからずいると思います。でもSNSなので作者の方に見せたい人と見せたくない人が混在しています。でもエゴサはそれらの人々を対して平等に炙りだします。

ぶっちゃけ僕は感想はあんまり作者の方に見て欲しくないです。だってファンレターじゃないですから。だからこのブログでは記憶にある限り5年近く「このブログに書かれた感想は作者を対象としていません」と言っています。それを了承して見にきてくれる作家さんもいて、それはもちろんありがたいことなのですがそうではない方もいます。

ちなみにTwitterの感想は作者の方が見に来ることを想定して悪いところなんてない面白い作品の感想しかツイートしないようにしてます。Twitterはもはや公共の場なので作者の方が見に来るのは仕方ないです。

と色々書きましたが、冒頭に書いた通り感想は本質的に作者の方に向けたものではないのであんま見ないで欲しいなというか関わんないで欲しいなというのが本音です。作者の方と読者は棲み分けしていた方がお互いに幸せだと思います。あと作者の方の目があると自由な感想言えないと思うんですよね。長年にわたり酷評記事を出している僕ですらそう思うんですから、少なくない人がそう思っていると思います。そうですよね?

最後にオススメのラノベ

雑談。いつも通り中身ないです。

Twitterを始めて7年。初めてラノベ作家さんをブロックしました。繰り返す謎創作理論、引用RTでワナビとゴリゴリにやりあう姿。FF外とはいえ、RTで流れてくるだけでとはいえ不愉快でした。まぁその作家さんの作品は僕にあわなかった、もとい大して面白くなかったので今後の読書生活に及ぼす影響は皆無でしょう。

もうそろそろラノベ作家さんのTwitterは「何もツイートしないこと」がプラスになりはじめてます。や、流石に宣伝ツイートはいいんですけど、なんで余計なこと言って、他人を攻撃して、フォロワーを選別するようなツイートをしてラノベ作家のTwitterアカとしての価値を積極的に下げようとするのか理解ができないです。

日常の面白いこととか、どこに行ったとか何を食べたとか、どんな作品を読んだとか…そういう話をすればすくなくともワナビとバチバチやるよりはいいのでは?

よくも悪くも書店や公式サイト、電子書籍ストアよりもTwitterの作家アカを知ることが先ということが多々あります。そうした状況の中で「なぜ潜在読者を減らすこと」を平気でできるのかわからないです。少なくとも作家さんは自営業で自分の作品を買う人が1人でも多いことがプラスになるのに、わざわざ読者を減らす/読者になる可能性のある人を減らす必要はないでしょう。

Twitterというか、SNS全般に言えることですが「その人のパーソナリティ的にセルフプロデュースが無理」な人は確実にいます。なので無理してTwitterをやる必要もないと思います。Twitterをやることで減る推定読者数と、Twitterをやらないことで減らない推定読者数のどっちを取るの?って話です。Twitterをやりたければ別に作家としてやらなくていいですし、何なら匿名でやればいいんですよ。匿名でTwitterやってる作家さん知ってますし。

Twitterで宣伝なんて大して効果ないことは様々な作品が証明していますし、マジで無理してTwitterやらないほうがいいですし、無理してTwitterをやらない作家さんの方が僕は好きです。

最後にオススメの作品。久しぶりに紹介しときますよ

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