カテゴリ: ファンタジー(現代要素多め・現代異能)

どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは佐伯庸介さんの

「因習村クライマックス ~事案01:踏み込んだ時には既に滅亡寸前であった中国地方某村~」

です!
9784094532937_600

☆感想☆

ストーリー A
内容は、ブランド米の栽培により人口に対して豊かな伊転村。しかし伊転村は大音量によりすでに滅びかけておりクライマックス状態だった。そんな伊転村に派遣された陰陽師の少年・滋丘道人はそんな伊転村を救うために奔走することに。宅急便の配達員である水名本空美。女性記者の九銭三矢、村娘の伊倉墨百合、そして巨大怨霊と戦う謎の大怨霊の女性…迫りくるバッドエンドを回避するために道人は奮闘することになるが…とこんな感じです!

〜たどり着いた村は滅亡寸前⁉〜

佐伯庸介さんの新作!ガガガ文庫での前作「帝国第11前線基地魔導図書館、ただいま開館中」が面白かったので新作楽しみにしてました!今作は呪われた村を舞台にしたとんでも陰陽師バトルものとして楽しく読ませていただきました!面白かったです!

まず序盤。道人が伊転村にやってくるところから物語は始まります。最初はあまりにも有名すぎる祠ミームのノリから始まる + タイトルの因習村クライマックスから「おっライトな陰陽師ものか?」と思っていたら度肝を抜かれましたね。住人の9割が死に巨大な女性の怨霊と村の神?が戦うというとんでも世界観を容赦なくぶつけられます。個人的には好きですけどとんでもない展開ですねw

なんやかんやの末に宅急便の配達員である空美と女性記者の三矢と出会いこの村を救うことに。空美と三矢はこの作品の貴重なヒロイン枠として、頑張っていましたね。…頑張っていましたね?

ここからは怨霊とバトルしつつ、伊転村の過去や怨霊が誕生した流れを知りながら物語が進行していきます。怨霊とのバトルは五行を活かした中二心をくすぐるような大迫力バトルで見ごたえ抜群。伊転村の過去や怨霊が生まれた理由は遥か昔からの因習とそれに巻き込まれてしまった家族の悲哀がありで読み応え抜群でしたね。個人的には巨大女性怨霊が誕生したきっかけのエピソードが好きでした。

後半は怒涛のバトル展開!巨大女性怨霊と彼女と戦う神話級のかつての村の神、そして道人。圧倒的な物量のバトルに盛り上がりも最高潮で最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
道人は陰陽師の少年!少年らしさと陰陽師としての強さを兼ね備えた主人公として見ていて楽しかったですね!空美や三矢といったヒロインたちも魅力的でしたが、個人的には巨大女性怨霊が好きでしたね。こういう過去を抱えたキャラに弱いんです。

最後に
とんでも陰陽師バトルものとして楽しく読ませていただきました!こういう作品はガガガ文庫ならではだと思うので大満足でしたね!

どんな人にオススメか?
陰陽師もの、タイトルで「おっ?」となった方は!ぶっ飛んでいるところも多々ありつつ、村の過去や女性怨霊の過去などしっかりとしたストーリーの軸があって設定、バトル、キャラ同士の掛け合い、全ての方面でがっつり楽しませてくれます!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

因習村クライマックス ~事案01:踏み込んだ時には既に滅亡寸前であった中国地方某村~



著者

佐伯庸介



レーベル

ガガガ文庫


ISBN

978-4-09-453293-7






どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは丸深まろやかさんの

「たぶん、彼女は人を殺せる」

です!
9784049169249_600

☆感想☆

ストーリー A
内容は、世界中に散らばった異能。それはなんの前触れもなく人に与えられ、異能を得た人々の人生を変えてしまっていた。そんな異能を回収する仕事をしている高校生の氷高瑞貴はいつも通り異能を回収する業務の中でクラスメイトの霧江真雛に出会う。なんと人を殺せる異能を持つと告白した真雛から異能を回収しようとする瑞貴。しかし彼女は異能を奪う前に自分が本当に人を殺せる能力があるのか確かめたいという。なし崩し的に一緒に異能の回収業務を行うことになった二人は異能を持つ様々な人々に出会っていくが…とこんな感じです!

〜誰が異能を持っているか〜

丸深まろやかさんの新作!好きな作家さんなので新作楽しみにしてました!今作はこれまでのラブコメや青春要素のある作品から少し離れて現代日本で異能を回収するヒューマンドラマ中心のストーリーとして楽しく読ませていただきました!面白かったです!

まず序盤。異能の回収作業中に瑞貴と真雛が出会うところから物語は始まります!いつものように異能を回収する仕事をする瑞貴。そんな仕事姿を真雛に見られてしまい…よく知っているクラスメイトと学校ではない場所で出会うというシチュエーションは印象的でしたね。

自分は人を殺せる異能を持っているかもしれない。それを証明するまでは異能を奪わせないという真雛と紆余曲折の末に一緒に異能を回収することになる瑞貴。ここからのお話はすごかったですね。天気を操る異能を持つ少年、人を昏睡させる力を持つ女性、嘘を見抜けるアイドル…様々な異能を持つ人々と出会い、彼らと短い交流を持ちながら異能回収を進めていきます。

異能回収をあくまで仕事として淡々とこなす瑞貴と異能を持ったことで人生が変わってしまった人たち。そこにはお互い理解しえない領域が存在し、そんな二人の溝を異能持ちかもしれない曖昧な存在の真雛が埋めていく…各異能持ちとの交流は短いながらもインパクトに残るものが多くこれこそエンタメだなという内容でした。

話が進むにつれて開示されていく異能周りの設定や瑞貴の過去も良かったですね。なぜ異能を人々が持つようになったのか、なぜそれを回収しないといけないのか、なぜ瑞貴が異能を回収する力を持っているのか…この物語の謎や伏線を開示していく過程も丁寧かつ自然で物語にのめり込んでいきましたね。

終盤では真雛の持つ異能にスポットを当てた話が展開されます。これがまためちゃくちゃいいんですよね…真雛は能力を持っている。じゃあいつも通り回収すればいいじゃん。ではない話の展開の仕方で物語のラストを締めくくるには最高のお話でしたね。最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
瑞貴はとある事情から異能の回収をする仕事を行う男子高校生。ごく一般的な等身大の男子高校生らしさを見せることもあれば、異能を回収するという仕事においてはクールさを見せるシーンもありそのギャップが良かったですね!

真雛は最初は半ばちょっかいをかける形で瑞貴の仕事に同行していましたが、異能持ちと出会い異能を回収する仕事を一緒にする中で自分が持つ異能と過去に向き合っていくのがグッドでした!

最後に
異能を回収する仕事を中心としたヒューマンドラマエンタメとして楽しく読ませていただきました!これはぜひ続きが読みたいですね!続刊待ってます!

どんな人にオススメか?
ちょっと変わったエンタメ、ヒューマンドラマが読みたい方は!これまで丸深まろやかさんが発表されてきたラブコメ作品とは少し色が異なる作品ですが個人的にはめちゃくちゃ面白くて好きでした!自信をもってオススメできる作品です!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

たぶん、彼女は人を殺せる



著者

丸深まろやか



レーベル

電撃文庫


ISBN

978-4-04-916924-9






どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのはぷらぷらさんの

「魔法少女アニメのモブに転生したので、全滅寸前の彼女達を助けて【曇らせ】を拝みにいく!」

です!
9784049165371_600

☆感想☆

ストーリー A
内容は、女の子の顔が曇るのを見るのが大好きな主人公はなぜか魔法少女アニメのモブである速水蒼太に転生してしまう。このアニメは魔法少女が敵の策略によってピンチに追い言ったり全滅寸前になったりと曇らせ好きな蒼太にとっては天国のような環境だった。そんな彼になんと魔神が取り着いてしまう。なんと彼は蒼太を最強にしてより曇らせを堪能できるようにしてくると蒼太をそそのかして…そうして謎の存在オメガになった蒼太はより近くで魔法少女たちの曇らせを拝むことになるのだが、魔法少女たちの様子が徐々におかしくなっていき…とこんな感じです!

〜女の子の顔は曇れば曇るほど良い〜

ぷらぷらさんの新作!個人的に初挑戦の作家さんですね。魔法少女×曇らせのシチュエーションものとして楽しく読ませていただきました!面白かったです!

まず序盤。転生して魔法少女たちの曇り顔を眺める蒼太が描かれます。タイトル通りのシチュエーションで序盤からガツンと殴ってくれるのでタイトル通りのシチュエーションを期待していると「これこれ!」になりますね!

そして蒼太の身体に魔神を名乗るものが。魔神と契約して最強になればより近くで魔法少女たちの曇らせを見ることができると知った蒼太は彼と契約することに。そして謎の存在オメガとしてピンチの魔法少女たちの曇らせを最前線で眺めては彼女たちを助けるという狂気のプレイを繰り返し…なかなかエグいことしますね…

オメガの活躍により幾度となく命を救われる魔法少女たち。そんな彼女たちは徐々にヤンデレ化し始めて…ヤンデレ化していく魔法少女たちを見るのも楽しかったですね。

終盤の展開含めて総じて楽しく読ませていただいたのですが、シチュエーションものでこのページ数で魔法少女の数がそれなりに多いと…もう少し曇らせやヤンデレ以外の方向性で物語を見せて欲しかった+魔法少女たちの能力や活躍を見せて欲しかったですね。曇らせが主眼である以上仕方ないとは思うのですが、敵を倒すのはいつも蒼太の役割ですし…と色々書きましたが、個人的にはタイトル通りのシチュエーションを楽しめて満足でした。

キャラ A
蒼太は女の子の曇らせが好きな主人公!曇らせのためになんでもするのが見ていて面白かったですね。魔法少女たちも魅力的でした。

最後に
タイトル通りのシチュエーションを楽しめる作品でした。個人的には気になるところはありつつ満足です。

どんな人にオススメか?
タイトル通りのシチュエーションを楽しみたい方は!個人的には多少思うところはありつつもタイトル通りのシチュエーションを楽しめて満足です。曇らせ、魔法少女、ヤンデレ…どれか好きな方は好きなはず!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

魔法少女アニメのモブに転生したので、全滅寸前の彼女達を助けて【曇らせ】を拝みにいく!



著者

ぷらぷら



レーベル

電撃文庫


ISBN

978-4-04-916537-1






どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのはニャンコの穴さんの

「妖精の国のエステル姫は日本を推し活してます!~ただの高校生であるオレが、お姫さま界隈に気に入られ、地球の文化を伝授します~」

です!
9784046858214_600

☆感想☆

ストーリー A
内容は、ある日突然自宅のガレージに魔法陣を見つけた黒鉄遊星。そこから現れたのはなんと異世界の王女様であるエステルだった。発明家としても活躍するエステルは現代日本の技術や製品に興味津々!自動ドアやエスカレーターに感動するエステルだが、再び出現した魔法陣で彼女は元の世界に。しかし再び魔法陣が出現したことで異世界と日本が行き来できることが発覚!遊星とエステルはお互いの世界を行き来しながら異文化交流していくが…とこんな感じです!

〜現代日本と異世界が繋がったら⁉〜

ニャンコの穴さんの新作!個人的には初挑戦の作家さんですね。異世界と現代日本がつながり異世界交流をしていく話として楽しく読ませていただきました!

まず序盤。現代日本と異世界がつながりエステルがやってくるところから物語は始まります。家のガレージに魔法陣が出現して異世界から超絶美少女王女がやってきて…という始まり方はインパクトありましたね!男子高校生の夢が詰まってます!

魔法陣が消えて元の世界に帰れなくなったエステルを現代日本に案内する遊星。異世界では王女様でありながら発明家ということもあり自動ドアやエスカレーターに興味津々なエステル。なんでも「すごい!」と目を輝かせるエステルさんかわいかったですね。

しかし魔法陣は再出現しエステルは元の世界に戻れるようになり、ここから本格的に異世界交流が始まります。現代日本の技術を学びたいエステルが許可をもらいに異世界に戻るところに遊星も同行してエステルのお姉さんや異世界人と交流したり、エステルもまた日本で料理を食べたりリサイクルショップを経営する遊星の家で様々なものに触れたり…この辺りは見ていて楽しかったですね!

終盤は異世界で遊星たちがピンチに…という展開なのですが、正直この作品に求めていたものはこれではない感がありましたね…家族のエピソードとかもいいんですけど個人的にはもっと異文化交流メインがよかったですね…とはいえ中盤までは楽しく読ませていただきました!

キャラ A
遊星は現代日本の普通の男の子!最初はエステルとの出会いに戸惑っていましたが、交流を続ける中でエステルの良きパートナーになっていましたね!エステルは異世界の王女様兼発明家の女の子!現代日本にあるありとあらゆるものに目を輝かせていたのが印象的でした!

最後に
異文化交流ファンタジーとして楽しく読ませていただきました!

どんな人にオススメか?
異文化交流もの、現代日本と異世界がつながって…というファンタジーが好きな方は!エステルは終始かわいいですし、中盤までの異文化交流は見ていて楽しい!個人的に終盤は…でしたが良い物語でした!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

妖精の国のエステル姫は日本を推し活してます!~ただの高校生であるオレが、お姫さま界隈に気に入られ、地球の文化を伝授します~



著者

妖精の国のエステル姫は日本を推し活してます!~ただの高校生であるオレが、お姫さま界隈に気に入られ、地球の文化を伝授します~



レーベル

MF文庫J


ISBN

978-4-04-685821-4






どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは多部キャノンさんの

「魔法少女はおとなのつとめです。①」

です!
9784824014382_600

☆感想☆

ストーリー A
内容は、魔法少女が配信で魔力を集めて虚獣という怪物と戦って人々に平和をもたらす世界。一般的な社会人男性の高司白羽は魔法少女候補の少女を反射的に虚獣から庇ってしまう。すると魔法少女になれないはずの成人男性の白羽がなぜか魔法少女に⁉少女しかなれないはずの魔法少女になってしまった白羽は配信で大人気となり一躍超有名魔法少女に!魔法少女シラハエルとして成人男性の白羽は迷える少女たちを導いていくが…とこんな感じです!

〜大人の男性が魔法少女じゃダメですか?〜

多部キャノンさんの新作!本作がデビュー作ですかね?成人男性がTSして魔法少女になるという奇抜な設定が楽しい魔法少女×配信×コメディとして楽しく読ませていただきました!面白かったです!

まず序盤。白羽が魔法少女になるところから物語は始まります!魔法少女候補の女の子をなんとか救おうとした社会人男性の白羽。少女を魔法少女にする存在であるマスコットに自らが魔法少女になることを願うとなんと魔法少女になれてしまい…インパクトのある導入で物語にグッと引きこまれましたね!

そして始まる白羽の魔法少女生活!シラハエルという名の魔法少女になった白羽は社会人男性からめちゃくちゃかわいい魔法少女になれるということで熱心なファンから注目され、たちまち人気魔法少女に…掲示板のお兄様方が盛り上がっているのは楽しくもあり、なんか色々複雑な感情がありましたねw

もちろん魔法少女としてもめちゃくちゃ強くて空手経験を活かしたステゴロ勝負で虚獣を鮮やかに倒していきます!見た目と強さのギャップ、さらに見た目と中身のギャップが最高でしたね!こういう戦闘シーン好きです!

豊富な社会人経験?を活かして?悩める魔法少女たちを救っていくのもグッドでしたね!配信が伸びずにいつもギリギリな魔法少女を助けたり、魔法少女を志す少女をサポートしたり、配信が伸び悩む少女と一緒に虚獣を倒したり…大人ならではの安心感があって笑えて楽しい作品でした!面白かったです!

キャラ A
白羽こと魔法少女シラハエルは見た目は可憐な魔法少女、中身はおっさんというギャップがよかったですね!迷える魔法少女たちの導き手になっている姿もグッドでした!その他の魔法少女たちももちろん魅力的だったんですけど、個人的には掲示板のちょっとかなり気持ち悪いお兄様方が好きでしたw

最後に
コミカルで楽しいTS魔法少女ものとして楽しく読ませていただきました!これはぜひ続きが読みたいですね!まだまだシラハエルの戦いが見たい!続刊待ってます!

どんな人にオススメか?
コミカルな魔法少女ものが読みたい方は!TS要素があるので苦手な方は要注意ですが、終始楽しい魔法少女ものを楽しめます!戦いの時は真剣に、魔法少女たちの日常パートはかわいく、魔法少女たちの協力シーンは激アツです!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

魔法少女はおとなのつとめです。①



著者

多部キャノン



レーベル

オーバーラップ文庫


ISBN

978-4-8240-1438-2






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