カテゴリ: ファンタジー(現代要素多め・現代異能)

どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは達間涼さんの

「電脳バニーとゲームモノ。」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、記憶喪失の少年・波止場皐月が目を覚ますとそこはホログラムとゲームが溢れる電脳世界だった。皐月のコンシェルジュを名乗るツキウサギから願いが叶うゲームの存在を教えられ住む場所もお金もない皐月は一発逆転のためにゲームに挑むことに。しかし対戦相手は登録者300万人の大人気配信者の櫃辻ミライ。チートやイカサマじみた先方で皐月を追い詰めていく。果たして皐月は電脳世界で願い叶うゲームに勝利することができるのか…とこんな感じです!

〜ゲームに勝てば願いが叶う?〜

達間涼さんの新作!前作「PAY DAY」が面白かったので新作楽しみにしてました!今作は電脳世界(VR世界)を舞台にしたサイバーパンクチックなゲームものとして楽しく読ませていただきました!面白かったです!
まず序盤。記憶を失った皐月が路地裏で目覚めるシーンから物語は始まります!序盤は主人公が記憶喪失ということもありやや情報多めかな?と思いましたがVR空間に広がるメガフローとなサイバーパンク世界という設定に引きつけられましたね!皐月の相棒?であるコンシェルジュのツキウサギもかわいくてグッド!そして始まる願いを叶えるためのゲーム!当面の衣食住を求めた皐月は登録者300万人を誇る配信者のミライと戦うことに!このゲームの設定もよかったですね!特殊なかくれんぼ?鬼ごっこ?といった形で電脳世界の設定を活かしたゲームは見応えありましたし、お互いの願いや希望を賭けて電脳空間特有のゲームを繰り広げていく展開は見ていて楽しかったです!そして物語は皐月の記憶喪失の理由や記憶を取り戻す方向へフォーカスされていきます。なぜ皐月が記憶を失っているのか、そして彼が持つ常人ならざる不幸な能力…このあたりの設定開示も丁寧で読ごたえありましたね。終盤ではユメを追い求める女の子とゲームを行うことに。幸福と不幸の戦いというのは一種定番ではありますがワクワクしましたね!最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
皐月は頑張り屋な男の子で見ていて応援したくなりましたね!逆境でも立ち向かっていく姿がグッド!ツキウサギやミライをはじめ登場するヒロインやサブキャラは多めでしたが、みんなそれぞれ出番があり魅力的でした!

最後に
電脳世界でのゲームものとして楽しく読ませていただきました!サイバーパンクみ溢れる設定もよかったですね!

どんな人にオススメか?
サイバーパンクな世界観で特殊なゲームをする、という作品が読みたい方は!一言では説明しづらいのですが、世界観や皐月が行うゲームが魅力の作品です!ハマる人はハマるはず!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

電脳バニーとゲームモノ。



著者

達間涼



レーベル

MF文庫J


ISBN

978-4-04-683700-4

表紙画像のリンク先


どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは小林湖底さんの

「吸血令嬢は魔刀を手に取る」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、人間を夜煌刀に変異させる能力を持つ夜ノ郷(ナイトピア)に住む人々。彼らは代表者6人でなんでも願いを叶える天外という存在をかけて六花戦争を行っていた。六花戦争に参加するもこれまでに一度も夜煌刀の錬成が成功したことのない夜凪ノアは偶然現れた古刀逸夜で初めて夜煌刀の錬成に成功する。しかお逸夜は強力な再生能力と身体強化を使用者にもたらす最高クラスの夜煌刀だった。六花戦争に巻き込まれることになった逸夜はある目的のためにノアと協力して六花戦争での優勝を目指すが…とこんな感じです!

〜刀で戦い願いを叶えろ〜

小林湖底さんの新作!前作「護衛のメソッド」が面白かったので新作楽しみにしてました!今作は夜煌刀という刀を使った現代異能ものとして楽しく読ませていただきました!面白かったです!
まず序盤!逸夜がノアによって夜煌刀にされ六花戦争に巻き込まれるところから物語は始まります!ガツンとインパクトのある展開で読者をグッと引き込んでくる始まりはグッドですね!行方不明の妹を探している逸夜は六花戦争に勝ち父親に自分を認めさせたいというノアに協力することに!日常パートでは夜煌刀とその使い手として親睦?を深めたいノアが逸夜に猛アタック?して負け気味だったり…という微笑ましいシーンを中心に進んでいきます!逸夜くん…基本塩対応なんですよね…まぁ逸夜がシスコンというのもありますが…バトルシーンは迫力があってよかったですね!夜煌刀という設定を活かしたスタイリッシュでパワーだけではないせめぎ合いのある戦いは見ていて楽しいです!終盤は怒涛のバトルと伏線回収!ノアの抱えている問題や明かされる逸夜の家族関係の秘密、そして最凶の敵との対峙…テンポ良くかつしっかりと描かれるバトルがめちゃくちゃよかったですね!ラストの逸夜とノアの会話もいい!最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
逸夜はシスコンな男子高校生!最初はノアに対して塩な対応が多かったですが、徐々にパートナーとして認めていく過程がよかったですね!ノアは六花戦争に参加する夜ノ郷の女の子!健気で一生懸命なところや、逸夜に不器用ながらアピールしようとする姿がかわいい!その他のキャラも魅力的でした!

最後に
夜煌刀を用いたバトルアクションとして楽しく読ませていただきました!逸夜とノアのコンビも見ていて楽しかったです!

どんな人にオススメか?
現代異能、異能アクションが好きな方は!刀という単語でイメージするほどは刀を使用したバトルは少なめですが、魅力的なバトルシーンと徐々にバディとしてパートナーとして認め合っていく逸夜とノアの関係がグッド!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

吸血令嬢は魔刀を手に取る



著者

小林湖底



レーベル

電撃文庫


ISBN

978-4-04-915447-4

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さて、今回感想を書いていくのは西崇那さんの

「蒼剣の歪み絶ち」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、歪理物(ヴァニット)と呼ばれる超常現象を巻き起こす物体が存在する世界。伽羅森迅はティルフィングという蒼剣に生きたいと願ってしまったために剣が満足するまで周囲を殺し続けるという呪いを背負わされてしまう。迅は死なない少女アーカイブとコンビを組んで歪理物が引き起こす事件を解決していた。そんなある日、歪理物によって人生を狂わされた藤中日継を助けたことで2人は大きな事件に巻き込まれていき…とこんな感じです!

〜呪いを断ち切れ〜

第30回電撃小説大賞金賞受賞作!解説にある通り0年代を知る人には突き刺さる現代異能なバトルものとして楽しく読ませていただきました!面白かったです!
まず序盤。迅とアーカイブの歪理物による事件の解決が描かれます!重厚さを感じる設定とスタイリッシュなバトルを序盤から見せてくれてこでが読みたかった!となりましたね!そして日継という女子高生を歪理物による事件から助けたことをきっかけに2人は大きな事件に巻き込まれていくことに…歪理物の設定はオリジナリティ溢れるもので魅力的でしたね。迅の持つティルフィングの持つ力や自らの運命がわかるアーカイブの能力、そして文字を食い尽くす歪理物…個性的な歪理物の設定が物語を盛り上げていました!迅とアーカイブのコンビも見ていて楽しかったですね!戦闘やお互いの能力面では息ぴったりな2人ですけど日常では微妙に噛み合わなかったり…こういうコンビ好きです!中盤で明かされる迅がアーカイブとコンビを組むまでの過程もグッドでした!終盤は日継関連の巨大な事件に迅とアーカイブが巻き込まれることに…こういう王道の展開からのバトル!そしてラストが良き!こういうイラストの使い方に弱いんですよ…最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
迅はティルフィングの呪いを背負った少年!普段は普通の男の子なんですけど戦闘となると違った側面を見せてくれるのがグッド!アーカイブは無表情でとんでもない能力を持つ女の子!こういう運命がわかる系の能力者に弱いんですよね…日継をはじめそのほかのキャラも魅力的でした!

最後に
オリジナリティ溢れる設定が光る現代異能ものとして楽しく読ませていただきました!こういう現代異能系の作品は最近なかなか見ないので長く続いてほしいですね!

どんな人にオススメか?
現代異能ものが読みたい方は!オリジナリティ溢れる設定と歪理物の能力を使ったバトルが魅力的です!迅とアーカイブのコンビもグッド!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

蒼剣の歪み絶ち



著者

西崇那



レーベル

電撃文庫


ISBN

978-4-04-915527-3

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さて、今回感想を書いていくのは昼行燈さんの

「ダンジョン配信者を救って大バズりした転生陰陽師、うっかり超級呪物を配信したら伝説になった 1」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、平安時代から転生した上野ソラ。彼は前世の陰陽師としての能力を使いながら現代日本でダンジョンを攻略するダンジョン配信者として活動していたが、あまりにも強すぎるがために合成だと思われて一向に登録者数が増えずにいた。そんなある日、ダンジョン内で登録者数500万人を超える超有名ダンジョン配信者の大神リカをピンチから助けたことで知名度急上昇⁉︎バズったソラは果たしてどんなダンジョン配信を繰り広げるのか…とこんな感じです!

〜陰陽師がダンジョン配信者として大バズり⁉︎〜 

昼行燈さんの作品!参加させていただいているHJ文庫公式レビュアープログラムの作品です。ありがとうございます。鉄板のダンジョン配信ものに陰陽師要素を合わせた作品として楽しく読ませていただきました!面白かったです!
まず序盤。ソラがバズるまでが描かれます。平安時代の陰陽師だった彼がダンジョンが出現した現代日本に転生し、ダンジョン配信者となる。しかしあまりにも強すぎる陰陽師の力ゆえに合成だと思われて全く登録者は増えず…このあたりはダンジョン配信ものの鉄板導入ですね。そして凶悪なモンスターに襲われていた登録者500万人を超える大神リカを助けたことで大バズり!登録者も一気に50万人をこえて…このあたりの数字はファンタジー感強いですがそこは本題ではないのでヨシッ!そしてソラは同級生の神崎サクヤと組んでダンジョン配信者として本格的に活動開始!ダンジョンのボスを完封して式神にしてみたり超珍しいアイテムを雑に使ってみたり…ソラのダンジョン配信者としての規格外な部分と配信コメントのツッコミでテンポよく読めます!ソラくんの純粋な反応が楽しいですね!後半では東京に新たに出現したダンジョンからモンスターが溢れかえってピンチに!しかしそうした問題にも陰陽師の力を使ってしっかりと対処していくのが良かったですね!最後まで楽しく読ませていただきました!

キャラ A
ソラくんはピュアで見ていて微笑ましかったですね!自分の強さを鼻にかけず真摯に配信を行いダンジョンでは陰陽師としての力で無双する…見ていて楽しい男の子でした!サクヤはソラ配信活動を手伝う女の子!メインヒロイン!というにはちょっと出番が少なかったですがダンジョン配信ものなのでそこは今後に期待ですかね?ソラの良いパートナーでした!その他のキャラも魅力的でした!

最後に
鉄板のダンジョン配信ものに陰陽師要素を加えた作品として楽しく読ませていただきました!

どんな人にオススメか?
ダンジョン配信ものが読みたい方は!チャンネルの登録者数であったり同接数はダンジョン以上にファンタジー感が強いのでそこはあんまり気にせず読めるといいですね。気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

ダンジョン配信者を救って大バズりした転生陰陽師、うっかり超級呪物を配信したら伝説になった 1



著者

昼行燈



レーベル

HJ文庫


ISBN

978-4-7986-3456-2

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どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは凪さんの

「人類すべて俺の敵」

です!
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☆感想☆

ストーリー B
内容は、突如として何千万人単位の命が失われる魂魄剥離と呼ばれる現象が発生する世界。そこでは神により人類は魔王によって滅ぼされると言われていた。そんなある日、魔王であることを知らずに1人の少女・レーヴェを救ってしまった高坂憂人は唯一彼女の仲間として魔王を討伐しようとする天使たちから逃げることに。果たして優人はレーヴェを天使から守ることができるのか…とこんな感じです。

〜1人の少女のために全世界を敵に〜

第28回スニーカー大賞<大賞>受賞作。なんですけど大賞と言われると…物足りない感は否めないです。この先面白いとは言わないので読みたくない方はブラウザバックで。
ストーリーはある程度続刊ありきとはいえつまらなくはないです。昨今なかなか見ない「現代日本を舞台とした滅亡に向かっていく世界」「1人の少女を救うために世界を敵に回す」といった舞台や設定から描かれるお話しは読みやすい文章もあってサクサク読めます。キャラも多い割にしっかり書き分けされていてそれぞれ意味のあるポジションに収まっていますし、悪くないです。

でもどこまでいっても悪くはない。つまらなくはない。なんですよね…

この作品の弱点というかつまらないところは一切ないんですけど、逆に面白いところも一切ないというか。この作品をハルヒと同じ<大賞>として出されても…銀賞とかならまぁわかるんですけど…すごく評価に悩む作品で端的に言ってしまえば毒にも薬にもならない作品でした。

キャラ B​
憂人やレーヴェをはじめとした主要キャラはそれぞれ魅力がありましたし、敵キャラやサブキャラも悪くないです。でも終始悪くないだけです。

最後に
僕はこの作品でいいところも悪いところも見つけられませんでした。

どんな人にオススメか?
一人の少女のために世界を敵にまわす、みたいな設定が刺さる方には刺さるかもしれないです。個人的には試し読みの上で気になった方がいれば。

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

人類すべて俺の敵



著者



レーベル

角川スニーカー文庫


ISBN

978-4-04-114466-4

表紙画像のリンク先


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