カテゴリ: SF

どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは尖崎枯樹さんの

「ストレイライト・ラン ―アンダーの天使と死に損ないの反逆者―」

です!
9784049169294_600

☆感想☆

ストーリー A
内容は、地上が汚染された世界。人々はタワーと呼ばれる建造物で暮らしていた。そこは高層階では富裕層が人間の肉体で暮らし、下層階では自らの身体を売り己の身体をサイボーグ化しながら暮らしていた。そんな下層階で暮らすラッキーはある日、特殊なプログラム《Providence》を手に入れ自分の身体にインストールする。それはなんと人知を超えたなんでもできるプログラムツールだった。そんなプログラムを狙って高層階《トップ》の一大企業に狙われることになったラッキーは下層階《アンダー》へと逃げることに。そこでアンダーの天使と呼ばれる歌姫・ヒカリに出会う。二人はお互い惹かれ合っていくが、トップの魔の手はヒカリにも…とこんな感じです!

〜一人の少女を救うために戦え〜

第32回電撃小説大賞奨励賞受賞作!サイバーパンクでディストピアでボーイミーツガールな作品として楽しく読ませていただきました!面白かったです!

まず序盤。ラッキーの生活が描かれます。人類がタワーという場所で暮らしている。上層階は生身の人間の富裕層が暮らしていて、下層階では生活のために自身の身体を切り売りしながら自らをサイボーグ化して暮らしている。誰もが電子端末を自身の身体に入れていてそれを使用して生活している。上層階は国家ではなく企業が牛耳っている…なかなかディストピア感があってSF好きとしてはワクワクする始まり方でしたね!

物語はラッキーがProvidenceというプログラムを自身の身体にインストールするところから動き始めます。実は米国産の超強力でなんでもできるプログラムという掘り出し物をインストールしてしまったラッキーは上層階の巨大企業から狙われることに。この辺りの別れのシーンはなかなか辛いものがありましたね。

命からがらにタワーの下層階に逃げたラッキーはそこで憧れの存在であるアンダーの天使こと光に出会います。紆余曲折の末にヒカリや彼女の仲間たちと一緒に暮らすことになったラッキーはアンダーの生活に慣れていきます。ラッキーがProvidenceと自らの実力を発揮して周囲に認められていく過程がグッドでしたね!

しかし平和は続かずラッキーは再び上層階の企業に狙われ、ラッキーをおびき出す餌としてヒカリが…ヒカリのために一生懸命に行動するラッキーは見ていて応援したくなりますしラスとのバトルも迫力満点でした!最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
ラッキーはProvidenceというプログラムを手に入れた普通の少年。無鉄砲で感情的な場面もあればProvidenceのおかげで計算的で理知的な場面もあるといういい主人公でしたね!ヒカリはアンダーの天使と呼ばれる天真爛漫な少女。豊かな感受性があり見ていて楽しい少女でした!その他のキャラも魅力的でした!

最後に
サイバーパンクでディストピアでボーイミーツガールと作者の好きを楽しませてくれる作品でした!

どんな人にオススメか?
SFが好きな方は!SF要素にピンとこなくても一人の少女を救うために一生懸命なラッキーは見ていて応援したくなります!魅力的な設定と真っすぐな物語が魅力です!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

ストレイライト・ラン ―アンダーの天使と死に損ないの反逆者―



著者

ストレイライト・ラン ―アンダーの天使と死に損ないの反逆者―



レーベル

電撃文庫


ISBN

978-4-04-916929-4






どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは初美陽一さんの

「ロストワールド 終わる世界で少女は海をめざした」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、文明が崩壊した世界を旅するオーサンは過酷な世界をバイクに跨り自由気ままに走っていた。そんなある日、研究所の残骸と思われる施設から真っ白な少女を発見する。少女にローストという名前を付けたオーサンは海が見たいという彼女の希望から海を目指すことに。しかし旅の途中でローストに不思議な力が宿っていることを知り…ポストアポカリプス的世界でおっさんと少女の二人旅が始まる!とこんな感じです!

〜荒廃した世界で海を目指して〜

初美陽一さんの新作!第6回ドラゴンノベルス小説コンテスト部門賞「旅と相棒と奇跡」の受賞作ですね。個人的に初美陽一さんの作品を読むのは「どんなことでも褒めてくれて、過保護で溺愛してくる大魔法使い様」以来なので約2年弱ぶりですね。今作はポストアポカリプスな世界を旅するおっさんと少女の話として楽しく読ませていただきました!面白かったです!

まず序盤。オーサンがローストに出会うところから物語は始まります。人類のせいで崩壊寸前の世界。オーサンはバイクに跨り旅をする自由人で、そんな彼は旅の途中に研究施設だったと思われる場所を訪れます。そこで発見したのが全身真っ白のローストで…ポストアポカリプスらしい出会い方でワクワクする始まり方でしたね!

そして二人は旅へ!海を見たいというローストを放っておけずにバイクに乗せたオーサンは海を目指すことに。ローストは一体何者なのか、オーサンの悲しい過去とは、そして旅の途中で出会う魅力的な仲間たち…ポストアポカリプス的な苦しい中で希望を見出す物語でありながらも、過酷な世界で生きようとする人々のドラマが印象的でしたね!

個人的に好きだったのはやはりオーサンの過去。かつて住んでいた集落で仲の良かった少女・メイア。彼女のためにと思ってとった行動が…こういう善意が裏目に出るのって一生忘れられないですよね…そんなオーサンの傷を知ってか知らずか隣にいてあげるローストも印象的でした。

そして終盤。海に辿り着いた二人。そこでローストは不思議な力を発揮して…ローストの過去とオーサンの過去が頭をよぎましたが、この作品らしいラストで存分に楽しませていただきました。最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
オーサンは豪快な三十路のおっさん。この世界ではとにかく頼りがいのある戦闘スキルをしていてローストの良き先導者であり相棒でしたね。豪快さに見合わない繊細さを時々発揮するのもグッドでした!

ローストは最初は謎めいた口数の少ない女の子でしたが、不思議な力があったり思ったよりちゃんと自分の意志がありましたね。不思議な存在でしたがヒロインとしての魅力たっぷりでした!その他のキャラも魅力的でした!

最後に
ポストアポカリプス旅ものとして楽しく読ませていただきました!綺麗に終わっているので1巻完結ですかね…?なんとなく初美陽一さんの作品は明るいイメージがありましたが、こういうジャンルも好きなのでまた読んでみたいです!

どんな人にオススメか?
ポストアポカリプスもの、おっさんと少女の旅ものが読みたい方は!サクサク読めますが、その中でオーサンとローストの過去であったり文明崩壊した厳しい世界で生きる人々が魅力たっぷりに描かれます!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

ロストワールド 終わる世界で少女は海をめざした



著者

初美陽一



レーベル

ドラゴンノベルス


ISBN

978-4-04-076279-1

表紙画像のリンク先





どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのはなんみんさんの

「滅竜少女は想いを焚べる 1.枯羽の天使」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、竜によって生活圏である本土を奪われた人類は最大の敵である竜王を辛くも退け離島で本土を奪還する機会を伺っていた。竜と戦うのはPFと呼ばれる竜と戦える人型ロボットにのる少女たちのみ。そんな少女たちで構成された減竜隊に配属されたのは山田という少女。彼女は20年前に竜王と相討ちする形で人類を救った救国の英雄だった。正体を隠して減竜隊に入隊した山田は最初はブランクがあったものの、メキメキと従来の才能を取り戻していく。減竜隊の少女たちとも仲良くなり本土奪還が迫るが、過去に無理をした山田の身体は…少女たちが竜を滅ぼすロボットものが幕を開ける!とこんな感じです!

〜伝説の少女が再び戦場へ〜

第12回オーバーラップ文庫大賞【金賞】受賞作!百合×ロボットというかなり挑戦的なテーマでしたが、予想をはるかに超える面白さで楽しませてくれる良いエンタメでした!面白かったです!

まず序盤。山田の日記から物語は始まります。本作は山田の日記→山田の日記に書かれていることを小説として描くという構成でお話しが進んでいくのですが、この構成がめちゃくちゃよかったですね!後々少女たちに襲い掛かる過酷な運命とぴったりマッチしていました!

かつて竜王と相討ちした伝説的な存在ながらもそれを隠して減竜隊に入隊した山田。最初は20年というブランクに苦戦し同隊の少女たちに迷惑をかけるものの、竜と戦う内に徐々に勘を取り戻し少女たちに認められていきます。山田が認められていく過程はバトルものの醍醐味があって非常によかったですね!

そして山田と減竜隊の少女たちの絡みにも注目!これは全日本百合ラノベ協会南関東支部副部長の僕も納得ですね…マシロ、ミサキ、レイネ、オウカというタイプの異なる少女たちと山田のやりとりは見ていて楽しい!非常に眼福でした!お風呂シーンなんてなんぼあってもいいですからね!

しかし竜と戦いながらも平和な日々は続かず減竜隊の少女たちは本土奪還作戦へと動員されることに。さらに山田の古傷が悪化して…山田、いつも平気そうにとんでもないことをやっているだけに目に見えて体調が悪くなっていくのは色々思うところがありましたね。

終盤では山田の因縁と絶体絶命のピンチを仲間で乗り越えていく超激アツなバトル展開が胸熱でしたね!最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
山田のいつも適当でひょうひょうとしているくせに竜とのバトルとなると超人的な動きで竜を葬っていく姿はギャップがあってめっちゃよかったですね! 山田と減竜隊の少女たちとの絡みもグッド!個人的には竜との戦闘になるとバーサーカー化するマシロがお気に入りでした!

最後に
百合×ロボットものとして楽しく読ませていただきました!結構綺麗に終わってはいますが続きがあるならぜひ読みたいです!

どんな人にオススメか?
ロボットものが好きな方は!ロボットと竜のバトルは迫力満点で読んでいて楽しいです!山田と少女たちの百合も百合好きにはたまらない!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

滅竜少女は想いを焚べる 1.枯羽の天使



著者

なんみん



レーベル

オーバーラップ文庫


ISBN

978-4-8240-1476-4





どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは牧野圭祐さんの

「遥か遠くのスターライト」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、1999年。ノストラダムスの大予言で降ってきたのは恐怖の大魔王ではなく、ウサ耳にウサ尻尾なモフモフな獣人型宇宙人のモフモ星人だった⁉友好的な彼らが日本にやってきて30年後、人々は能登半島にコスモタウンを作りモフモ星人と交流しつつ彼らの技術を学んでいた。そんなコスモタウンにアカデミーへの入学を気にやってきた花宮陽奈乃はひとりぼっちなモフモ星人のルーフェニッピカランニュ・ファーミィ(通称ルー)に出会う。モフモ星に行きたいという彼女のため手紙を届けるという計画を思いつく。陽奈乃は持ち前の行動力で無人機製作同好会を立ち上げ、仲間を集めてモフモ星に手紙を届けるプロジェクト《コードネーム:マカロン》を開始する!しかし女子高生だけで遥か彼方にあるモフモ星に手紙を届けるのは困難を極めて…果たして陽奈乃たちはマカロンを成功させることができるのか…

〜女子高生4人でモフモ星に思いを届けろ!〜

牧野圭祐さんの新作!ラノベを2000冊も2500冊も読んできた僕のマイベストラノベである「月とライカと吸血姫」の作者である牧野圭祐さんの作品ということでめちゃくちゃ楽しみにしてました!今作は何百光年も離れた星に手紙を届けようとする女の子たちの青春 + SFとして楽しく読ませていただきました!めっちゃ面白かったです!

まず序盤。陽奈乃がコスモタウンにやってくるところから物語は始まります!なんといっても世界観や設定がよかったですよね!ノストラダムスの大予言で降ってきたのは恐怖の大魔王ではなくてウサ耳型のもふもふ宇宙人なモフモ星人。彼らは友好的で人間たちは交流するために町を作って技術を交換しあって…「月とライカと吸血姫」が(いい意味で)政治的な思惑マシマシのマシだったので、今作は政治的な部分が非常にフレンドリーでほっこりしました。

そして陽奈乃はルーに出会い、アカデミーでも同じクラスだったことから彼女に積極的にアタック!コミュ力お化けな陽奈乃と人見知りでひとりぼっちなルー。対照的な二人がUFOを呼ぶ儀式という不思議なファーストコンタクトから、ルーの一族の故郷であるモフモ星に行ってみたいと願いを口にするまでの流れはすごくよかったですね!

陽奈乃はルーの願いを叶えようと同じクラスの宇宙オタクである宙理、生徒会長である真帆に協力を依頼して無人機製作同好会を立ち上げます!ルーがモフモ星に行くのは難しいけど迎えにきてもらうことはできる。そのために手紙をモフモ星に送る。ルーのためにと行動する陽奈乃の行動力はもちろんすごいですが、女子高生たちには途方もないように思える遥か彼方の星に手紙を届けるというプロジェクトに協力してくれるのは陽奈乃の人柄のおかげですね…

遥か彼方の星に手紙を届けるためには機材や資金が必要で陽奈乃たちはプロジェクト成功に向けて奔走することに!必要な機材を手に入れるために著名な博士に交渉したり、資金を稼ぐためにお祭りで手作りマカロンを打ったり…メイド服 + ウサ耳でマカロンを売る陽奈乃たちはすごく可愛かったですね!女の子4人が奮闘したり、陽奈乃にハグされて赤くなる真帆さん…これには全日本百合ラノベ協会南関東支部副部長の僕も太鼓判です!

もちろん女の子たちの日常や奮闘だけではなくて、随所に垣間見える《ガチSF》も非常によかったですね!作中ではサクッと語られがちですが、モフモ星人たちの技術や手紙を届けるために必要な機材など…このあたりのしっかりとした設定は流石牧野さんだな…と読んでいてすごく楽しかったです!

中盤以降は軌道に乗り始めたコードネーム:マカロンとは対象的に色々な思いを抱えるルーが描かれます。注目されるのが苦手で、そして当初とは別の想いを抱き始めたルー。そんな彼女に優しく寄り添ってあげる陽奈乃が印象的でしたね…

終盤はもうこれでもか!というくらいの盛り上がりと陽奈乃たちらしさ前回でしたね!最後まで楽しく読ませていただきました!すごく面白かったです!

キャラ A
陽奈乃は元気いっぱい!お菓子大好き!なコミュ力お化けな女の子!とにかく明るくて元気いっぱいで見ていて楽しい女の子でしたね!勉強はちょっと苦手でお金の計算も甘くて…でもそんな彼女だからこそルーの孤独に寄り添ってプロジェクトを推進できたのだと思います!

ルーは引っ込み思案なモフモ星人の女の子!とにかくかわいくて小動物的な動きは見ていて癒しでしたね!マカロンを売るためにダンスを頑張ったり、モフモ星の伝統を紹介したり…と随所で頼りになるところもグッド!

宙理は宇宙オタクな女の子!賢くてチームの頭脳担当な反面、宇宙のことになると視野が狭くなったり理系にはめっぽう強い反面、文系科目は苦手で…というギャップも可愛かったですね!

真帆はみんなのお姉さんな生徒会長!交渉事を任されたり(というか彼女以外やる人がいない)、礼儀担当で頼れる女の子でしたね!陽奈乃のスキンシップに照れるところもグッドでした!その他のキャラも魅力的でした!

最後に
めっちゃ面白い女の子4人の青春 + 宇宙を目指すSFでした!綺麗に終わってはいますが、ライカのように続きがあると信じてます…!まだまだ陽奈乃たちの物語が見たい!続刊待ってます!

どんな人にオススメか?
女の子たち4人の青春ものを読みたい方は!にぎやかで楽しくてかわいい!でも青春らしいほろ苦さもあり、しっかりとした宇宙SFな設定も楽しめます!個人的には百合判定ですが女の子同士の恋愛はないです。気になった方はぜひ!太鼓判です!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

遥か遠くのスターライト



著者

牧野圭祐



レーベル

電撃文庫


ISBN

978-4-04-916705-4

表紙画像のリンク先




どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは夏海公司さんの

「ゲーム・ウィズ・スローン 無限死行」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、外部からの不正アクセスによりサービスが停止した大人気のVRSLOのダーケスト・レルム。病をきっかけに現実で思うように体が動かせない椋野ミギリは、自由に体を動かせるダーケスト・レルムを失い喪失感に苛まされていた。そんなある日、眠りアザラシを名乗る人物から裏口からのゲームへのアクセスオファーを受ける。もう一度ダーケスト・レルムで遊べるならとミギリはそのオファーを受ける。しかし同じくゲームにログインしてきたのはゲーム内に残された暗号資産で一儲けしようと考えるプレイヤーと、ウイルスによって地獄と化した世界だった。ミギリはゲームの最新部でピンチに陥るが、スゥという謎の少女に助けられて…とこんな感じです!

〜殺陣の天才がサービス停止したゲームの真実を暴く〜

夏海公司さんの新作!個人的には「僕らのセカイはフィクションで」以来の作品ですね。かっこいいバトルアクションとSF感強めの設定周りが楽しいVRMMOものの亜種として楽しく読ませていただきました!面白かったです!

まず序盤。ミギリがダーケスト・レルムで遊び、そしてサービス停止で絶望するところから物語は始まります。序盤のゲーム描写は短めですが、それゆえにミギリのすござが伝わりますね!しかし現実のミギリは病により体が動かせなくなっており、かつて殺陣の俳優として将来を嘱望された姿はなく…このゲームと現実のギャップが印象的ですね。

ダーケスト・レルムのサービス停止に絶望するミギリに眠りアザラシなる人物から連絡が届き、ミギリは再びダーケスト・レルムの世界に足を踏み入れます。しかしミギリ以外のプレイヤーはゲーム内に残された暗号資産目当てのガラの悪い連中ばかりで、ミギリはピンチに陥ってしまいます。
デスゲームものの始まりとしてはあまり見ないパターンで新鮮でしたね。

ピンチの果て、地下60階層で出会った謎の少女スゥに助けられたミギリは彼女に助けられゲームの世界を旅することに…ここからはゲームの謎が少しずつ明らかになりつつ、ノイチゴというヒロインも加わりゲームの秘密やサービス停止の原因となったウイルスの謎が解き明かされていきます。設定まわりの説明は丁寧でグッドでした!

終盤はバトルもありつつ衝撃の展開ありで最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
ミギリは殺陣の天才と言われた俳優で、ゲーム内でもその才能を発揮していきます!ミギリの戦闘シーンは見ていてワクワクしますね!ノイチゴやその他のキャラも魅力的でした!

最後に
バトルアクションとSF要素が楽しいVRMMOものの亜種として楽しく読ませていただきました!かなり綺麗に終わっているので1巻完結ですかね?夏海さんの作品はこれからも楽しみです!

どんな人にオススメか?
バトルアクション、SF要素たっぷりな作品が読みたい方は!SLO(ソウルライク)ゲームをベースにしたゲーム周りの設定やミギリのバトルは見ていて楽しい!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

ゲーム・ウィズ・スローン 無限死行



著者

夏海公司



レーベル

電撃文庫


ISBN

978-4-04-916102-1

表紙画像のリンク先


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