カテゴリ: SF

どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのはなんみんさんの

「滅竜少女は想いを焚べる 1.枯羽の天使」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、竜によって生活圏である本土を奪われた人類は最大の敵である竜王を辛くも退け離島で本土を奪還する機会を伺っていた。竜と戦うのはPFと呼ばれる竜と戦える人型ロボットにのる少女たちのみ。そんな少女たちで構成された減竜隊に配属されたのは山田という少女。彼女は20年前に竜王と相討ちする形で人類を救った救国の英雄だった。正体を隠して減竜隊に入隊した山田は最初はブランクがあったものの、メキメキと従来の才能を取り戻していく。減竜隊の少女たちとも仲良くなり本土奪還が迫るが、過去に無理をした山田の身体は…少女たちが竜を滅ぼすロボットものが幕を開ける!とこんな感じです!

〜伝説の少女が再び戦場へ〜

第12回オーバーラップ文庫大賞【金賞】受賞作!百合×ロボットというかなり挑戦的なテーマでしたが、予想をはるかに超える面白さで楽しませてくれる良いエンタメでした!面白かったです!

まず序盤。山田の日記から物語は始まります。本作は山田の日記→山田の日記に書かれていることを小説として描くという構成でお話しが進んでいくのですが、この構成がめちゃくちゃよかったですね!後々少女たちに襲い掛かる過酷な運命とぴったりマッチしていました!

かつて竜王と相討ちした伝説的な存在ながらもそれを隠して減竜隊に入隊した山田。最初は20年というブランクに苦戦し同隊の少女たちに迷惑をかけるものの、竜と戦う内に徐々に勘を取り戻し少女たちに認められていきます。山田が認められていく過程はバトルものの醍醐味があって非常によかったですね!

そして山田と減竜隊の少女たちの絡みにも注目!これは全日本百合ラノベ協会南関東支部副部長の僕も納得ですね…マシロ、ミサキ、レイネ、オウカというタイプの異なる少女たちと山田のやりとりは見ていて楽しい!非常に眼福でした!お風呂シーンなんてなんぼあってもいいですからね!

しかし竜と戦いながらも平和な日々は続かず減竜隊の少女たちは本土奪還作戦へと動員されることに。さらに山田の古傷が悪化して…山田、いつも平気そうにとんでもないことをやっているだけに目に見えて体調が悪くなっていくのは色々思うところがありましたね。

終盤では山田の因縁と絶体絶命のピンチを仲間で乗り越えていく超激アツなバトル展開が胸熱でしたね!最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
山田のいつも適当でひょうひょうとしているくせに竜とのバトルとなると超人的な動きで竜を葬っていく姿はギャップがあってめっちゃよかったですね! 山田と減竜隊の少女たちとの絡みもグッド!個人的には竜との戦闘になるとバーサーカー化するマシロがお気に入りでした!

最後に
百合×ロボットものとして楽しく読ませていただきました!結構綺麗に終わってはいますが続きがあるならぜひ読みたいです!

どんな人にオススメか?
ロボットものが好きな方は!ロボットと竜のバトルは迫力満点で読んでいて楽しいです!山田と少女たちの百合も百合好きにはたまらない!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

滅竜少女は想いを焚べる 1.枯羽の天使



著者

なんみん



レーベル

オーバーラップ文庫


ISBN

978-4-8240-1476-4





どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは牧野圭祐さんの

「遥か遠くのスターライト」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、1999年。ノストラダムスの大予言で降ってきたのは恐怖の大魔王ではなく、ウサ耳にウサ尻尾なモフモフな獣人型宇宙人のモフモ星人だった⁉友好的な彼らが日本にやってきて30年後、人々は能登半島にコスモタウンを作りモフモ星人と交流しつつ彼らの技術を学んでいた。そんなコスモタウンにアカデミーへの入学を気にやってきた花宮陽奈乃はひとりぼっちなモフモ星人のルーフェニッピカランニュ・ファーミィ(通称ルー)に出会う。モフモ星に行きたいという彼女のため手紙を届けるという計画を思いつく。陽奈乃は持ち前の行動力で無人機製作同好会を立ち上げ、仲間を集めてモフモ星に手紙を届けるプロジェクト《コードネーム:マカロン》を開始する!しかし女子高生だけで遥か彼方にあるモフモ星に手紙を届けるのは困難を極めて…果たして陽奈乃たちはマカロンを成功させることができるのか…

〜女子高生4人でモフモ星に思いを届けろ!〜

牧野圭祐さんの新作!ラノベを2000冊も2500冊も読んできた僕のマイベストラノベである「月とライカと吸血姫」の作者である牧野圭祐さんの作品ということでめちゃくちゃ楽しみにしてました!今作は何百光年も離れた星に手紙を届けようとする女の子たちの青春 + SFとして楽しく読ませていただきました!めっちゃ面白かったです!

まず序盤。陽奈乃がコスモタウンにやってくるところから物語は始まります!なんといっても世界観や設定がよかったですよね!ノストラダムスの大予言で降ってきたのは恐怖の大魔王ではなくてウサ耳型のもふもふ宇宙人なモフモ星人。彼らは友好的で人間たちは交流するために町を作って技術を交換しあって…「月とライカと吸血姫」が(いい意味で)政治的な思惑マシマシのマシだったので、今作は政治的な部分が非常にフレンドリーでほっこりしました。

そして陽奈乃はルーに出会い、アカデミーでも同じクラスだったことから彼女に積極的にアタック!コミュ力お化けな陽奈乃と人見知りでひとりぼっちなルー。対照的な二人がUFOを呼ぶ儀式という不思議なファーストコンタクトから、ルーの一族の故郷であるモフモ星に行ってみたいと願いを口にするまでの流れはすごくよかったですね!

陽奈乃はルーの願いを叶えようと同じクラスの宇宙オタクである宙理、生徒会長である真帆に協力を依頼して無人機製作同好会を立ち上げます!ルーがモフモ星に行くのは難しいけど迎えにきてもらうことはできる。そのために手紙をモフモ星に送る。ルーのためにと行動する陽奈乃の行動力はもちろんすごいですが、女子高生たちには途方もないように思える遥か彼方の星に手紙を届けるというプロジェクトに協力してくれるのは陽奈乃の人柄のおかげですね…

遥か彼方の星に手紙を届けるためには機材や資金が必要で陽奈乃たちはプロジェクト成功に向けて奔走することに!必要な機材を手に入れるために著名な博士に交渉したり、資金を稼ぐためにお祭りで手作りマカロンを打ったり…メイド服 + ウサ耳でマカロンを売る陽奈乃たちはすごく可愛かったですね!女の子4人が奮闘したり、陽奈乃にハグされて赤くなる真帆さん…これには全日本百合ラノベ協会南関東支部副部長の僕も太鼓判です!

もちろん女の子たちの日常や奮闘だけではなくて、随所に垣間見える《ガチSF》も非常によかったですね!作中ではサクッと語られがちですが、モフモ星人たちの技術や手紙を届けるために必要な機材など…このあたりのしっかりとした設定は流石牧野さんだな…と読んでいてすごく楽しかったです!

中盤以降は軌道に乗り始めたコードネーム:マカロンとは対象的に色々な思いを抱えるルーが描かれます。注目されるのが苦手で、そして当初とは別の想いを抱き始めたルー。そんな彼女に優しく寄り添ってあげる陽奈乃が印象的でしたね…

終盤はもうこれでもか!というくらいの盛り上がりと陽奈乃たちらしさ前回でしたね!最後まで楽しく読ませていただきました!すごく面白かったです!

キャラ A
陽奈乃は元気いっぱい!お菓子大好き!なコミュ力お化けな女の子!とにかく明るくて元気いっぱいで見ていて楽しい女の子でしたね!勉強はちょっと苦手でお金の計算も甘くて…でもそんな彼女だからこそルーの孤独に寄り添ってプロジェクトを推進できたのだと思います!

ルーは引っ込み思案なモフモ星人の女の子!とにかくかわいくて小動物的な動きは見ていて癒しでしたね!マカロンを売るためにダンスを頑張ったり、モフモ星の伝統を紹介したり…と随所で頼りになるところもグッド!

宙理は宇宙オタクな女の子!賢くてチームの頭脳担当な反面、宇宙のことになると視野が狭くなったり理系にはめっぽう強い反面、文系科目は苦手で…というギャップも可愛かったですね!

真帆はみんなのお姉さんな生徒会長!交渉事を任されたり(というか彼女以外やる人がいない)、礼儀担当で頼れる女の子でしたね!陽奈乃のスキンシップに照れるところもグッドでした!その他のキャラも魅力的でした!

最後に
めっちゃ面白い女の子4人の青春 + 宇宙を目指すSFでした!綺麗に終わってはいますが、ライカのように続きがあると信じてます…!まだまだ陽奈乃たちの物語が見たい!続刊待ってます!

どんな人にオススメか?
女の子たち4人の青春ものを読みたい方は!にぎやかで楽しくてかわいい!でも青春らしいほろ苦さもあり、しっかりとした宇宙SFな設定も楽しめます!個人的には百合判定ですが女の子同士の恋愛はないです。気になった方はぜひ!太鼓判です!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

遥か遠くのスターライト



著者

牧野圭祐



レーベル

電撃文庫


ISBN

978-4-04-916705-4

表紙画像のリンク先




どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは夏海公司さんの

「ゲーム・ウィズ・スローン 無限死行」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、外部からの不正アクセスによりサービスが停止した大人気のVRSLOのダーケスト・レルム。病をきっかけに現実で思うように体が動かせない椋野ミギリは、自由に体を動かせるダーケスト・レルムを失い喪失感に苛まされていた。そんなある日、眠りアザラシを名乗る人物から裏口からのゲームへのアクセスオファーを受ける。もう一度ダーケスト・レルムで遊べるならとミギリはそのオファーを受ける。しかし同じくゲームにログインしてきたのはゲーム内に残された暗号資産で一儲けしようと考えるプレイヤーと、ウイルスによって地獄と化した世界だった。ミギリはゲームの最新部でピンチに陥るが、スゥという謎の少女に助けられて…とこんな感じです!

〜殺陣の天才がサービス停止したゲームの真実を暴く〜

夏海公司さんの新作!個人的には「僕らのセカイはフィクションで」以来の作品ですね。かっこいいバトルアクションとSF感強めの設定周りが楽しいVRMMOものの亜種として楽しく読ませていただきました!面白かったです!

まず序盤。ミギリがダーケスト・レルムで遊び、そしてサービス停止で絶望するところから物語は始まります。序盤のゲーム描写は短めですが、それゆえにミギリのすござが伝わりますね!しかし現実のミギリは病により体が動かせなくなっており、かつて殺陣の俳優として将来を嘱望された姿はなく…このゲームと現実のギャップが印象的ですね。

ダーケスト・レルムのサービス停止に絶望するミギリに眠りアザラシなる人物から連絡が届き、ミギリは再びダーケスト・レルムの世界に足を踏み入れます。しかしミギリ以外のプレイヤーはゲーム内に残された暗号資産目当てのガラの悪い連中ばかりで、ミギリはピンチに陥ってしまいます。
デスゲームものの始まりとしてはあまり見ないパターンで新鮮でしたね。

ピンチの果て、地下60階層で出会った謎の少女スゥに助けられたミギリは彼女に助けられゲームの世界を旅することに…ここからはゲームの謎が少しずつ明らかになりつつ、ノイチゴというヒロインも加わりゲームの秘密やサービス停止の原因となったウイルスの謎が解き明かされていきます。設定まわりの説明は丁寧でグッドでした!

終盤はバトルもありつつ衝撃の展開ありで最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
ミギリは殺陣の天才と言われた俳優で、ゲーム内でもその才能を発揮していきます!ミギリの戦闘シーンは見ていてワクワクしますね!ノイチゴやその他のキャラも魅力的でした!

最後に
バトルアクションとSF要素が楽しいVRMMOものの亜種として楽しく読ませていただきました!かなり綺麗に終わっているので1巻完結ですかね?夏海さんの作品はこれからも楽しみです!

どんな人にオススメか?
バトルアクション、SF要素たっぷりな作品が読みたい方は!SLO(ソウルライク)ゲームをベースにしたゲーム周りの設定やミギリのバトルは見ていて楽しい!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

ゲーム・ウィズ・スローン 無限死行



著者

夏海公司



レーベル

電撃文庫


ISBN

978-4-04-916102-1

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どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは人間六度さんの

「烙印の名はヒト」

です!
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☆感想☆

介護施設で働くケアロボットのヒト型アンドロイドのラブ。彼女は施設入居者であるカーラ・ローデリック博士に依頼され彼女を絞殺してしまう。人を殺すことができないはずのロボットが人を殺す。その汚名を返上するためにラブは追手から逃げることに。ロボットを人間と同様に扱うことを求める人々やロボット排斥論者との戦いの果てにラブは何を思うのか…

人間六度さんの新作!いまだにデビュー作の「スター・シェイカー」積んでます!すみません!今作はハイスピードが逃走劇&バトルとロボット三原則的な側面からのロボットへのアプローチが魅力のSFでした。面白かったです!

物語は介護施設でケアロボットとして働くラブが人を殺してしまうところから始まります。介護施設でケアロボットとして働くラブ。そんな彼女はロボットは人を殺せないという制約を破って入居者のカーラを殺してしまいます。SFは入りが硬い作品が多いですが、流石の人間六度さん。すっと物語に入っていける序盤は見事の一言です。ケアロボットの設定もよかったですね!

人を殺してしまったことで無期懲役の判決を下されるラブ。しかし人権を持たないウエイツというロボットであること、人を殺すようにデザインされていないはずのロボットが人間を殺してしまったこと。そのことに疑問をもち汚名を返上するためにラブは逃亡します。

ここからはスピード感あふれる逃亡劇とバトルが続いていきます!自分がなぜ人を殺したのか。様々な人と出会い己に問うラブ。介護施設にいる頃からラブのことを特別に想っていた同じくロボットのマーシー。傭兵のアイザック・コナー、人間とロボットの絡みが大好きなスラッシャー…個性的で魅力的なキャラが繰り広げる会話劇も魅力的でした。

ロボットであるラブが自覚する自我<メタ>やロボットたちが持つ心象風景、何をすればロボットは人間になり、何を保てば人間に近づくのか。ページが進むごとに明らかになっていく過程もよかったですね。ロボットに対する作者の解釈を存分に楽しめるのがSFの魅力だと改めて気付かされました。

終盤に差し掛かったあたりの超ド級なバトルシーンとラストはとても印象的でした。500pとかなり分厚いですがその厚みを感じさせないテンポが良いSF作品でした!値段もそれなりですが、それに見合う面白さです!気になった方は!


それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

烙印の名はヒト



著者

人間六度



レーベル

早川書房


ISBN

978-4-15-210413-7

表紙画像のリンク先


どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは作者名さんの

「妖精の物理学 ―PHysics PHenomenon PHantom―」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、物理学をひっくり返す現象である現象妖精(フェアリー)。少女の姿で具現化する彼女たちによって人々の生活は豊かになったが、七年前の現象妖精災害によって日本はほぼ崩壊してしまう。崩壊から復興した街・神戸で暮らすカナエは自身の契約した妖精に問題を抱えながらも平穏に生活していた。そんなあるひ、妖精の助けを呼ぶ声に導かれてエルウェシィと呼ばれる妖精に出会う。なんと彼女は現象妖精災害で東京を氷づけにした妖精本人だという。研究施設から逃げ出した彼女を助けたカナエは神戸の街を駆け巡りエルウェシィを殺そうとする追ってから逃げることになるが…とこんな感じです!

〜妖精の女の子を助けろ〜

第31回電撃小説大賞大賞受賞作!受賞後に作者の電磁幽体さんが亡くなられて刊行が危ぶまれていた時期もありましたが、なんとか出版できたようで…関係者の方々に頭が下がります…色々気になるところはあるものの、大賞を取るにふさわしい作品だと思いました。面白かったです!

まず大前提なのですが、かなり荒いなと感じました。作者の電磁幽体さんが亡くなっていて改稿が全然できていないだろうな、ということがどこか伝わる作品です。特に構成的な部分は「このシーンこんなにページ数いるのか?」「このシーンもう少しページ数欲しいな」という箇所が個人的には複数箇所ありました。文章も読みにくいということはないですが、すごく読みやすいという感じではないと思いました。

とはいえ、大賞を受賞する作品。やはり自力がものすごくあって、ガンガン読ませてくれます。

物語はカナエの日常から始まります。現象妖精災害によって重力が反転しながらも復興した街・神戸。普通の学生として生活するものの、妖精の言葉がわかるというカナエにしかない特殊な能力、そしてカナエが契約する妖精であるレヴィがなんの力も持たないということで学校ではどこか生きづらさを感じている…序盤から割と設定フルスロットルでしたが物語への引力はすごかったですね。

そしてカナエはエルウェシィに出逢います。東京を氷づけにし1500万人の命を奪った現象妖精災害。その災害を引き起こした張本人である彼女を助けます。最初はカナエのことを拒絶するエルウェシィですが、カナエの妖精と話せるという特殊能力で心を通わせる過程が良かったですね!

しかし災害を起こしたエルウェシィが逃げ出したことで彼女を狙って追ってが迫ります。カナエたちは重力の反転した神戸を舞台に追手から逃げ続けます。途中のバトル描写は作者が描きたかったバトルシーンをこれでもか!と盛り込んだ内容で楽しく読めました!

終盤は追手との最終決戦。エルウェシィの氷の能力を生かしたバトルとスケールの大きな戦闘シーンは最高でしたね!最後まで楽しく読ませていただきました!

キャラ A
カナエは最初は普通の男の子かな?と思いましたが、徐々にレヴィやエルウェシィを守頼り甲斐のある姿を見せてくれるようになって物語の中で頼れる主人公に成長していました!

エルウェシィはさいしょは神秘的で儚げな印象を受けましたが、物語が進むに連れて人間の女の子らしいところをたくさん見せてくれるようになりましたね!可愛かったです!

最後に
電撃小説大賞の大賞受賞作として楽しく読ませていただきました!もっとブラッシュアップされていれば、続きが読めれば…など思うところはありますが個人的には大満足でした。

どんな人にオススメか?
SF世界観なボーイミーツガールな逃避行が読みたい方は!この作品にまつわるエピソードから過度な期待をしない方が楽しめるのではないかと個人的には思います。とはいえ電撃小説大賞の大賞受賞作。やはり面白いです。気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

妖精の物理学 ―PHysics PHenomenon PHantom―



著者

電磁幽体



レーベル

電撃文庫


ISBN

978-4-04-916230-1

表紙画像のリンク先



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