カテゴリ: SF

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
すみません! 最近忙しくて、ブログがおろそかになりました! これから年末まではなんとかやっていきます!

さて、今回紹介するのは石川湊さんの「くもりのちナイン 破壊少女は、貴方のためだけに涙する」です!
⚠︎この作品は石川湊さんの前作「スカイフォール 機械人形と流浪者」の実質的な続編です! 僕は先にくもりのちナインを読んでしまいましたが、購入を検討しているなら、おそらくスカイフォールから読んだほうがいいです!

ストーリー A
実はこの作品、作者の前作と繋がっているようで、大丈夫なのかな…も思って読みましたが、まるで話がわからない。ということはありませんでした。ただ、くわしい世界観や一部設定は前作読まないと確実にわかりませんね…
サイボーグの主人公が、とある遺跡で眠っていたオートマタに出会い、旅をするという物語。ストーリーは抜群に面白いです! ただ、ラストのバトル。あれはダメですね(苦笑)あそこまでご都合主義じゃ…まあ、バトル以外が面白かったのですから、あそこは気にしないようにしますw

キャラA
ナイン可愛いです(ノ▽〃)
というか、ここまで男臭いライトノベルは久しぶりですね。主人公も好感が持てますし、(苦笑)周りのキャラもいい味だしてました!

今後の期待度 A
電撃文庫でSFを出す作家さんは割といますが、確実に頭一つ抜けてると感じさせてくれました! 次回作が出るならこの続きを…! でなければSFを書いて欲しいです!


どんな人にオススメか
主要登場人物が全て非人間のライトノベルも久しぶりですね〜
とりあえずライトノベルとしてではなく、SFとしてオススメしたいです! ライトな旅ものSFが読みたい方にオススメです! あと、冒頭で言った通り、スカイフォールから読んだほうがいいと思いました。まあ、僕自身スカイフォールを読んでいないので、なんともいえないですけど、設定とか世界観を知りたい系の人としてはモヤモヤするものがありました…

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
更新がおそらく日を跨ぎます…まあ、バイトも大学もあるので許してください(苦笑)

さて、今回紹介するのは筒井大志さん作画、田中ロミオさん原作の「ミサイルとプランクトン2」です!
前巻の記事↓

ストーリー A
内藤さんー! と思わず叫んでしまいました。一巻の時点では、まったく好きではなく、むしろ嫌いだったキャラを好きになる瞬間! これも漫画の一つの醍醐味ですよね! 相変わらずの群像劇スタイルで、少しずつ謎が解明されていくのが好印象! 今回で、かなり重要な秘密もわかり? 各キャラの魅力も増しました!

キャラ A
今回は内藤さんの一人勝ちです! 内藤さんに感動するなんて、一巻の時点では思ってもいませんでした! 先生の話は面白くはありますけど、先生の魅力を良くも悪くも殺した印象がありました…けど、先生は嫌いではないです。

総合 A
始まりから引きまで、最高の一巻でした! 三巻にも期待です!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 


どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
今日もバイトです。久しぶりの連チャンです…昨日は怒涛の外国人ラッシュで、自分の英語力のなさに嫌気がさしました…まあ、英語がだめだからって外国人は怒ったりしない分、日本人よりいいですけどね(苦笑)

さて、今回紹介するのは松山剛さんの「氷の国のアマリリス」です!

ストーリー A
氷河期が訪れた世界で、人類はコールドスリープによって眠りにつき、その人間の管理をロボットが行っている世界のお話。雨の日のアイリス、雪の翼のフリージア、に続く一巻完結作品の中では一番厚いですが、ロボットの暖かさが心に染みるハートフルなストーリーになっています! 個人的にはアイリスより泣けます!

キャラ A
アマリリスをはじめ各キャラに魅力がありました! 個人的にアイスバーンというロボットがたまらなく好きです! いつもはふざけているとみせかけて、最後でアレですよ…多分、ライトノベルの中では一番好きな男性キャラです。

今後の期待度 評価不能…
続刊は確実に出ないので、この評価で…

どんな人にオススメか?
ハートフルな物語や、ライトなSFが読みたい方はぜひ! ページ数はやや多めですが、読んで後悔はしないはずです!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
夏休みに入り野良猫を追いかける毎日。皆さんどうお過ごしですか? 野良猫は僕に厳しくて、なかなか撫でさせてくれません…猫派なのに犬に好かれて猫な好かれない悲しみは深いです…まあ、犬も好きなんですけどの(苦笑)

さて、今回紹介するのは冲方丁さんの「スプライトシュピーゲル」です!
冲方丁さんは昔「マルドゥック・スクランブル」を紹介したので、そちらもどうぞ↓

この作品は「オイレンシュピーゲル」「スプライトシュピーゲル」「テスタメントシュピーゲル」からなるシュピーゲルシリーズの一シリーズで、冲方丁さん自身が最後のライトノベルと公言している作品です。

ざっくりとしたあらすじ。
近未来のウィーン。ミリオポリスと呼ばれるそこには様々な信仰と様々な言葉、様々な人々が生活していた。
MSSと呼ばれる組織で要撃小隊「炎の妖精」に所属する鳳、乙、雛は機械化した体で日夜悪と戦っていた。そんな彼女たちは徐々に都市の陰謀に巻き込まれていき…とこんな感じです!

ジャンルはSFに警察ものとバトルを足したものです。

主な登場人物の紹介。
まずは鳳。名前はアゲハと読み、要撃小隊「炎の妖精」の隊長です!
面倒見の良いお姉さんです!

次は乙。名前はツバメと読み、男勝りな元気な少女です!

最後は雛。名前はヒビナと読み、見た目の愛くるしさに反し、大量の爆弾で戦う少女です!
以上の三人に冬真という男を加えた四人が中心になり、物語は進行します!

まず、この作品はシュピーゲルシリーズの「オイレンシュピーゲル」と時間軸がリンクしています。なので、二巻以降は同時に読み進めていないと細かい部分が、気にならない範囲でわからなかったりするので要注意です!

物語的にはライトノベル版警察ものという感じでしょうか? テレビドラマであるようなハードな警察ものをライトノベルにしたてあげた感じですね。

物語はテロを阻止するというシンプルなものですが、キャラを取り巻く環境は厳しいです。体に障害があるが故に体の一部を機械化する。そんな法律が認められています。さらに、人種差別、宗教観の違い、テロなど他のライトノベルではまず取り上げないような問題に切り込んでいます。

キャラはみんな魅力的で、戦う姿は勇ましいです。個人的には雛がお気に入りで、チェインマインを使って空を飛びながら戦う姿に惚れました(ノ▽〃) 怖がりながらも一生懸命なところが最高です!

あと、このシュピーゲルシリーズでは「クランチ文体」と呼ばれる特殊な文体が使われています。最初は読みにくいとおもいますが、漫画のように読めるようになると、かなりはまります!

「スプライトシュピーゲル」自体は全四巻で完結済みですが、「テスタメントシュピーゲル」は今尚シリーズ継続中です! ハードなライトノベルが読みたい方はぜひご一読を! 個人的におすすめしたい読み方は

オイレン1→スプライト1→オイレン2、3→スプライト2、3→スプライト4→オイレン4→テスタメントシリーズ

です!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
今日二回目の更新です。もう多くは語りまい…

さて、今回紹介するのは川上稔さんの「OBSTACLEシリーズ 激突のヘクセンナハト」です!
川上稔さんは電撃文庫で黎明期から活躍している作家さんで、あまりに分厚い文庫(通称鈍器)を出すことで有名な作家さんです。代表作にはアニメにもなった「GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン」などがあります。

ざっくりとしたあらすじ。
黒の魔女。かつて世界を滅ぼそうとした魔女を人類は月に封印することに成功した世界。そこでは十年に一度ヘクセンナハトの夜にその魔女を倒すために、魔女を倒す権利を少女たちは求める…とこんな感じです!

ジャンルはSFですね。作品全体の八割近くがバトルに割かれていて、これと言った萌えはありません。

最初に言っておきますが、僕は川上稔さんの作品を初めて読みました。なので、川上稔さんの作品が繋がっていて〜とかいうことには触れられないので悪しからずm(_ _)m

読んだ率直な感想は面白いけど、積極的にオススメはできないです! 本当に面白いです。しかし、読み味というか、読んでいる中で感じたのは海外SFの翻訳作品を読んでいる感じというか、微妙に作品全体が把握できなかったというか…うまく説明できませんが、これを読んで面白いと感じるのは、大学生以上ではないでしょうか?

ストーリーはいたってシンプルで、鏡という少女が、魔女を育成する学園でヘクセンナハトの夜に参加する生徒を決める争いに巻き込まれるというもの。ただし、前述の通り作品の大部分がバトルなのでストーリー感は薄めです。

キャラは容姿とか、性格以前に戦闘スタイルに重きが置かれていました。キャラが立ってないということではなく、戦闘スタイル=キャラみたいな構図が成り立っていました。

そしてバトル。これが、多分面白いけどオススメできない理由です。迫力のあるバトルに、重厚な設定。空飛ぶ少女たちに、砲撃、剣戟。いろんな要素が絡み合い非常に楽しいですが、設定の説明があまりありません。多分、今までの川上稔さんの作品を読んでいればわかるのかもしれませんが、想像で補って読んでいたので、解釈が大分違うかもしれません…

積極的にオススメできませんが、バトルに迫力があり面白かったです! 難しい部分が多数ありますが、わからないということはおそらくないと思います。ただ、川上稔さんの作品は今までの作品を読んでいた方がより楽しめるのかもしれません。

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

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