どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは小田一文さんの「貴サークルは"救世主"に配置されました」です!
ストーリー A
内容は、とあるアニメの同人活動を2年続けるもなかなか頒布数が伸びない星夜騎士というPNで活動する大学生。しかし彼の運命はある同人誌即売会で変わっていくことに。当然現れたヒメという女子高生に魔王の復活を止める存在だと言われる。最初は半信半疑だったものの、ヒメが化け物と戦う姿を見てそのことを信じる星夜騎士。しかし魔王の復活を止めるには冬コミで新刊100部を完売必要があった。2年間で6部しか頒布できていない星夜騎士は果たして100部を頒布し切ることができるのか…とこんな感じです!
〜同人誌を100部売れば世界は救われる⁉︎〜
第12回GA文庫大賞金賞受賞作!コロナ禍でちょっと厳しい同人誌を取り入れたお話でしたね。自分の同人活動が世界の命運に?という珍しい設定を余すことなく書き切った作品でした!面白かったです!
とあるアニメのカップリングを2年間ひたすら書き続けるも頒布数は通算で6部という星夜騎士。僕もライトノベルの評論で同人活動している身(現在コロナ禍で中断中)なんですけど、最初の即売会で頒布したのは12部でしたね…懐かしい…てか星夜騎士さんその半分しか頒布できてないんですか…僕みたいに文章じゃなくて絵なのに…
閑話休題。
そんな星夜騎士の前に現れたのはかわいい女子高生。しかし突然「あなたは世界を救うために必要な人です!」というようなことを言われます。最初はもちろん疑う星夜騎士ですが、彼女のあまりにも熱心なお願いと魔王の手先である化け物の姿を見て納得することに。そして予言から星夜騎士は冬コミで100部新刊を頒布することに。しかも頒布できなければ魔王が復活してしまう…ということで星夜騎士はヒメの力も借りながら同人誌を制作していきます。ここからはとにかく熱かったですね!Twitterで認知してもらうために毎日5枚もイラスト描いて、もちろん同人誌もせっせと制作して、自分の限界を超えて頑張っていく。そうですよね。同人活動ってこういう熱がこもってるんですよね…解釈違いで喧嘩したり、世界を救うことなんかよりも自分の好きを誰かと共有したい気持ちを優先したり…こういうドロドロとした熱をぶつけたものが同人誌ですよね…そして冬コミ当日。星夜騎士にとっては勝負の、そして世界にとっては魔王が復活するか否かをかけた勝負が始まります。冬コミの描写も見事でしたね…うんすごくいいです。ラストは世界の命運と同人誌の完売というどう繋がるかわからなかったところがきちんとつながって素晴らしいエンディングを迎えていました!最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!
キャラ A
星夜騎士は最初は本当にしょうもないうだつの上がらない大学生同人作家という感じでしたが、ヒメの指導の元どんどん同人作家として人間味を増していきましたね…ヒメは最初はかなり突拍子もないことをいうのでエキセントリックなイメージがありましたが、どこまでも星夜騎士を支える最高のヒロインでした!
最後に
同人活動×世界の命運というどう繋がるかわからない二つの要素がストーリーを通して見事に繋がるいい作品でした!まだ回収されていない伏線もあるのでぜひ2巻も読みたいですね!続刊待ってます!
どんな人にオススメか?
同人活動している、興味がある方はぜひ読んでみてください!すっごく熱く同人誌に向き合う星夜騎士の姿がめっちゃいいです!同人活動と世界の命運という繋がらなさそうな要素がストーリーを通してがっちりと噛み合うのもグッド!気になったかたはぜひ!
それではこの辺で(≧(エ)≦。)
さて、今回紹介するのは小田一文さんの「貴サークルは"救世主"に配置されました」です!
ストーリー A
内容は、とあるアニメの同人活動を2年続けるもなかなか頒布数が伸びない星夜騎士というPNで活動する大学生。しかし彼の運命はある同人誌即売会で変わっていくことに。当然現れたヒメという女子高生に魔王の復活を止める存在だと言われる。最初は半信半疑だったものの、ヒメが化け物と戦う姿を見てそのことを信じる星夜騎士。しかし魔王の復活を止めるには冬コミで新刊100部を完売必要があった。2年間で6部しか頒布できていない星夜騎士は果たして100部を頒布し切ることができるのか…とこんな感じです!
〜同人誌を100部売れば世界は救われる⁉︎〜
第12回GA文庫大賞金賞受賞作!コロナ禍でちょっと厳しい同人誌を取り入れたお話でしたね。自分の同人活動が世界の命運に?という珍しい設定を余すことなく書き切った作品でした!面白かったです!
とあるアニメのカップリングを2年間ひたすら書き続けるも頒布数は通算で6部という星夜騎士。僕もライトノベルの評論で同人活動している身(現在コロナ禍で中断中)なんですけど、最初の即売会で頒布したのは12部でしたね…懐かしい…てか星夜騎士さんその半分しか頒布できてないんですか…僕みたいに文章じゃなくて絵なのに…
閑話休題。
そんな星夜騎士の前に現れたのはかわいい女子高生。しかし突然「あなたは世界を救うために必要な人です!」というようなことを言われます。最初はもちろん疑う星夜騎士ですが、彼女のあまりにも熱心なお願いと魔王の手先である化け物の姿を見て納得することに。そして予言から星夜騎士は冬コミで100部新刊を頒布することに。しかも頒布できなければ魔王が復活してしまう…ということで星夜騎士はヒメの力も借りながら同人誌を制作していきます。ここからはとにかく熱かったですね!Twitterで認知してもらうために毎日5枚もイラスト描いて、もちろん同人誌もせっせと制作して、自分の限界を超えて頑張っていく。そうですよね。同人活動ってこういう熱がこもってるんですよね…解釈違いで喧嘩したり、世界を救うことなんかよりも自分の好きを誰かと共有したい気持ちを優先したり…こういうドロドロとした熱をぶつけたものが同人誌ですよね…そして冬コミ当日。星夜騎士にとっては勝負の、そして世界にとっては魔王が復活するか否かをかけた勝負が始まります。冬コミの描写も見事でしたね…うんすごくいいです。ラストは世界の命運と同人誌の完売というどう繋がるかわからなかったところがきちんとつながって素晴らしいエンディングを迎えていました!最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!
キャラ A
星夜騎士は最初は本当にしょうもないうだつの上がらない大学生同人作家という感じでしたが、ヒメの指導の元どんどん同人作家として人間味を増していきましたね…ヒメは最初はかなり突拍子もないことをいうのでエキセントリックなイメージがありましたが、どこまでも星夜騎士を支える最高のヒロインでした!
最後に
同人活動×世界の命運というどう繋がるかわからない二つの要素がストーリーを通して見事に繋がるいい作品でした!まだ回収されていない伏線もあるのでぜひ2巻も読みたいですね!続刊待ってます!
どんな人にオススメか?
同人活動している、興味がある方はぜひ読んでみてください!すっごく熱く同人誌に向き合う星夜騎士の姿がめっちゃいいです!同人活動と世界の命運という繋がらなさそうな要素がストーリーを通してがっちりと噛み合うのもグッド!気になったかたはぜひ!
それではこの辺で(≧(エ)≦。)
書籍情報
表紙の画像は「版元ドットコム」様より
タイトル | 貴サークルは"救世主"に配置されました |
著者 | 小田一文 |
レーベル | GA文庫 |
ISBN | 978-4-8156-0887-3 |