カテゴリ: 恋愛

どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは織島かのこさんの

「嘘つきリップは恋で崩れる」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、おひとり様至上主義を掲げる大学生の相良創平。彼は大学でも1人で過ごそうとしていた。しかしひょんなことからキラキラおしゃれ大学生の七瀬晴子がアパートの隣の部屋に住んでいることを知る。晴子は同じ高校出身の元地味女子で大学デビューしてキラキラ女子になったという。薔薇色なキャンパスライフを送りたい晴子と1人で大学生活を送りたい2人の青春キャンパスライフが始まる!とこんな感じです!

〜素顔はメイクで隠して〜

第15回GA文庫大賞銀賞受賞作!ドストレートな大学生青春恋愛ものとして楽しく読ませていただきました!面白かったです!
まず序盤。創平が晴子がアパートの隣の部屋に住んでいることを知るところから物語は始まります。華やかでキラキラしている晴子は実は高校時代は意味女子で大学デビューして化粧してとんでもなく美人になっていて…鉄板ですけど主人公だけがヒロインの素顔を知っているのめちゃくちゃいいですよね…そしてぼっちになりたい創平と薔薇色のキャンパスライフを送りたい晴子の青春が始まります!はじめは1人になるために何かと理由をつけて晴子を遠ざけようとする創平。しかし晴子は自分の素顔を唯一知っている創平に何かと頼ってしまったり、大学とバイトで忙殺されているうえに貧乏学生生活を送る創平のことが放っておけなくて2人の距離は徐々に縮んでいきます。2人の関係性は野良猫を放って置けない女の子みたいな感じなんですけど、どこか微笑ましくてそして温かさがあって無限に見ていられますね。そして季節が春、夏、秋と巡るたびに晴子が自身の恋心に気づいていきます。ここからはもう本当に甘酸っぱくて限界社畜の僕には眩しすぎて脳が溶けるかと思いました。本作は創平と晴子の視点が交互に描かれるのですが晴子視点がとにかく甘い!甘すぎる!こんなん致命傷やって!…すみません。僕の大学時代に晴子ちゃんがいたことにならないですか?なりません?無理ですか?しかし創平も創平で抱えているものがあり2人の関係はなかなかうまくいかず…それでも終盤にかけて不器用ながらもしっかり向き合っていくお互いの姿がめちゃくちゃ良かったですね…最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
創平は最初はなんやこいつ!もうちょっと愛想良くせぇや!と思いましたが、ページが進むごとに頑固な野良猫味が増してきてなんだか微笑ましかったです。女の子にちゃんとかわいいって言える男の子は素敵です。晴子は化粧を覚えて晴れやかな大学デビューをした女子大生!創平に恋する姿が可愛すぎてもう、ダメです。そのほかのキャラも魅力的でした!

最後に
めちゃくちゃ面白い青春恋愛ものでした!1巻で綺麗にまとまっているのでもしかしたら1巻完結ですかね…?個人的には1巻完結がいいなと思いつつ、続きがあれば読んでみたいですね。

どんな人にオススメか?
青春恋愛ものが読みたい方は!創平と晴子の関係性に悶えること間違いなし!等身大の2人が頑張って不器用に自分の気持ちを伝えようとする過程が本当に魅力的です!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

嘘つきリップは恋で崩れる



著者

織島かのこ



レーベル

GA文庫


ISBN

978-4-8156-2340-1

表紙画像のリンク先


どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは犬甘あんずさんの

「性悪天才幼馴染との勝負に負けて初体験を全部奪われる話」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、ちっこいことがちょっとコンプレックスな吉沢わかばと彼女の対照的で美人で品行方正で才色兼備な幼馴染の梅園小牧。小牧のことが大嫌いなわかばはなんとか彼女に勝ちたいと中間テストの点数勝負を挑むがあえなく負けてしまい<尊厳>を奪われ、さらにはファーストキスまで小牧に奪われてしまう。小牧の言うことなんて聞けない。再び勝負を挑み尊厳を取り返そうとするが負け続ける小牧は裸を見られたり毎日のようにキスをされてしまう。しかし嫌いなはずの小牧のことをなんだか嫌いにはなれなくて…とこんな感じです!

〜幼馴染に絶対勝てない〜

第28回スニーカー大賞金賞受賞作!読むのが少し遅くなってしまいましたが、ケンカップル?な百合ものとして楽しく読ませていただきました!面白かったです!
まず序盤。わかばが幼馴染の小牧に敗北し尊厳を奪われてファーストキスを奪われるところから物語は始まります。これは素直にえっちですね…東日本百合ラノベ協会南関東地区副会長の僕も思わず唸ってしまいました…しかもファーストキスを奪う側の小牧からではなくてわかばからキスをさせるというのが非常にえっちだと思います。はい。そして物語は2人のやりとりを中心に進んでいきます!中学生の頃のとある出来事をきっかけに小牧のことが大嫌いなわかば。そんな彼女が小牧にキスされたりお腹を舐められたりデートに連れ出されたり家に泊まりにこられたり…表面上は「あんなことしてきた小牧なんて嫌い!」なわかばですが根っこのところでは嫌いになれなくて…小牧もわかばのことが嫌いと公言していて嫌われるためにわかばにキスしたりしていると言っているのですが、彼女の表情からはどうもそうは思えなくて…表面上はばちばちにやり合うまるでケンカップルのような2人ですが根っこの部分ではお互いにお互いのことを考えているのだなと思うシーンが果てしなく百合であまりにも最高ですね。キスしたり肌を見られることが普通になっていくわかばもめちゃくちゃ良きです。終盤で小牧視点のお話となりわかばに抱いている感情について明かされるのですが…これがもう本当にすごい。これはガチの性悪ですよ。でもだからこそ小牧がここまでやるんだなとわかって大満足です。最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
わかばはちんまくて可愛かったですね。小牧に負けても負けても勝負を挑み続けるところとかメロンソーダが大好きなところとか、小牧のことが嫌いで押し除けようとするけど結局負けちゃうところとか可愛すぎました。小牧はわかば以外にはめちゃくちゃ外面良くて美人で文武両道な女の子なんですけど、わかばのことになると頑固だったり変な意地張ったりして可愛かったですね!小牧がわかばにえっちなことする時の表情好きです!

最後に
ケンカップル?な百合ものとして楽しく読ませていただきました!これは2巻も読みたいですね!まだまだわかばと小牧のじゃれあいが見たい!続刊待ってます!

どんな人にオススメか?
百合が好きな方は!小牧に何もかもを奪われるわかばと、わかばの全てを奪おうとする小牧がグッド!2人のばちばちなやりとりも見ていて楽しい!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

性悪天才幼馴染との勝負に負けて初体験を全部奪われる話



著者

犬甘あんず



レーベル

角川スニーカー文庫


ISBN

978-4-04-114467-1

表紙画像のリンク先


どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは紺染幸さんの

「オリヴィア嬢は愛されると死ぬ  ~ 旦那様、ちょっとこっち見すぎですわ ~」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、大上下の長女であるオリヴィアは父親を亡くし家が破産。残された家族のために娼館に身売りしようとしていた。そこに偶然通りかかったオールステット家の者にとある条件で助けられる。それは主人が愛した女は死ぬという呪いをかけられたオールステット家の主人クラースに嫁ぐことだった。大金と引き換えにクラースに愛されて死ぬ覚悟を決めるオリヴィアだが、クラースはオリヴィアを愛さないように奮闘し…とこんな感じです!

〜オリヴィア嬢がかわいい〜

紺染幸さんの新作!「化物嬢ソフィのサロン」がめちゃくちゃ面白かったので新作楽しみにしてました!今作はオールステット家にかけられた呪いのためにクラースに愛されると死んでしまうオリヴィアと、彼女をなんとか愛さないようにと奮闘する素敵な恋愛ものでめちゃくちゃ楽しく読ませていただきました!面白かったです!
まず序盤。娼館に身売りしようとしていたオリヴィアがオールステット家に嫁ぐことになるところから物語は始まります。いきなりなかなかハードな展開でしたね…大商家の長女として育ちながらも父親の死と商会の破産をきっかけに没落したオリヴィアの家。家族のために身売りするしかないと思ったところでオールステット家に助けられたかと思いきや、オールステット家の者は大金と引き換えに<主人が愛した女は死ぬ>という呪いで死ぬ定めにある主人の元に嫁げといい…娼館か死か。家族のためとはいえ厳しい決断をオリヴィアは迫られますね。そしてオールステット家に嫁ぐことになったオリヴィアは屋しきの主人であるクラースと対面、しかしクラースは屋敷に閉じこもって本ばかり読んでいるイケメンで…ここからは序盤のハードな展開はどこへやらな甘々な恋愛ものでしたね!2人は結婚するもののオリヴィアは契約を遂行するために、そしてクラースのことを想って愛されたいと願い行動し、クラースはオールステット家の呪いでオリヴィアを殺さないように愛さないように努めて…2人のイチャイチャが永久に甘い!オリヴィアのあざとさを感じる積極的なアピールに「かわいい!」と連呼しつつも愛さないように頑張るクラースが尊い。なんなんだこのかわいい人たちは…オリヴィア嬢とクラースの過ごす日々はおだやかで微笑ましい!この夫婦甘すぎる…!呪いが発動する12月を前はそんな愛されるように/愛さないようにな攻防戦を繰り広げる2人ですが、呪いの発動が近づくにつれて想いが深まった2人は呪いを解除する方向へ動き出します!ここの過程もめちゃくちゃよかったですね…終盤ではこれでもか!という幸せの連続で大満足!最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
オリヴィアは普段はしっかり者のお姉さんという感じなのですが実は泣き虫だったりクラースに色仕掛け?をしたりとお茶目な一面もあり無限に可愛かったですね!オリヴィア嬢推せる!クラースは最初はカーテンに隠れたりしてなんやこいつ…という感じもありましたがオリヴィア嬢のこと大好きで微笑ましい感じですね!

最後に
オリヴィアとクラースがひたすら尊くて微笑ましい恋愛ものでした!1巻で綺麗に完結してますし続刊はない感じですかね…?紺染幸さんの作品は好きなのでまた読みたいです!

どんな人にオススメか?
尊くて微笑ましい恋愛ものが読みたい方は!一応女性向けにはなるかと思いますが、男性が読んでも楽しめると思います!とにかくオリヴィアとクラースのやりとりが微笑ましいんです!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

オリヴィア嬢は愛されると死ぬ  ~ 旦那様、ちょっとこっち見すぎですわ ~



著者

紺染幸



レーベル

SQEXノベル


ISBN

978-4-7575-8884-4

表紙画像のリンク先


どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは志馬なにがしさんの

「透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。」

です!
⚠︎今回酷評&ネタバレありです
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☆感想☆

ストーリー B
内容は、大学入学直後に新歓コンパで空野かけるは冬月小春に出会う。彼女はがんをきっかけに視力を失っていた。最初はそんな小春のことにあまり関わりたくなかったかけるだが、なんにでも興味を持ち挑戦する小春に徐々に惹かれていく。しかし病魔は小春を容赦なく襲い小春は大学に来なくなってしまう。かけるはかつて小春が望んだ打ち上げ花火を見せるために奮闘するが…とこんな感じです!

〜盲目の少女との恋〜

第15回GA文庫大賞の大賞受賞作。295pまではいわゆる難病ものとして楽しませていただきましたが、それ以降が個人的にめちゃくちゃ嫌いだったのでこの評価で。以後面白いとは言わないので見たくない方はブラウザバックで。
前述の通り295pまではよかったです。難病を抱える少女との出会い。徐々に近づいていく距離感。そして互いに恋に落ちて、そんな2人を切り裂く病魔。辛い闘病生活を送る小春に対するかけるもよかった。花火のラストも文句なし。悲恋で終わるのかと思ってました。

でもこの先のお話は個人的には無理です。

なんすかこれ?作中で主人公とヒロインを支えていた友人キャラが未来で不幸になっていることが描かれて、その辛さを小春の死で乗り切ろうとする。はい?なんすかこれ?なんで綺麗に終わりかけている物語に最後蛇足のように友人キャラたちの不幸を描かなければいけないんですか?イベント会社に就職したら激務で鬱寸前になった?障がいをもつ兄がいる?そんなのこの最終盤で明かしてどないすんねん。悲しいけど美しい恋物語の余韻をぶち壊しているとしか思えません。ここで友人キャラの不幸エピソードをとってつけたように描く理由は僕には本気でわかりません。ヒロインが辛い思いをしたから友人キャラたちも最後辛い思いをさせないとバランスがとれないんですか?
そして何よりうへぇと思ってしまったのが、ヒロインが40歳を超えて生きていてなおかつかけると結婚して子どもまでいたことが明らかになるラストエピソードです。なんすか。これ。ヒロインの余命設定はどこいったんですか?死にかけだったけどよくなって主人公と幸せな結婚をして子どももいました?なんすか。なんなんすか?そんなエピソード最後に出してどうするんですか?さらに許せないのがこの時点で主人公が大腸がんになってることですね。だからなんで登場人物みんな不幸にするんですか…しかも本当に終わりの間際で…バッドエンドを無理やりトゥルーエンドにしようとして失敗してる感が半端ないです。それならバッドエンドでよかったです。295pで終わっていればよかった物語だった。それしか言葉がないです

キャラ B
295pまでは全員魅力的でした。でもそれ以降でちゃぶ台返されたのでなんもないです。

最後に
ラストが最悪すぎました。295pまで面白くて最後の最後にこんな気持ちにさせられる作品も珍しいです。

どんな人にオススメか?
オススメしないです。気になったかたは試し読みの上で。

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。



著者

志馬なにがし



レーベル

GA文庫


ISBN

978-4-8156-2145-2

表紙の画像は「版元ドットコム」様より



どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは藤崎珠里さんの

「双子くんがわたしのことを好きすぎる」

です!
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☆感想☆

中学2年生のくるみは父親の海外出張に合わせて幼馴染の家で暮らすことに!その幼馴染は学校でもイケメンと噂される双子の兄弟琥白と藍翔。優しくて万能な琥白に、スポーツが得意な藍翔。くるみのことが大好きな2人との生活は毎日ドキドキ。2ヶ月巻の期間限定な同棲生活が始まる!

藤崎珠里さんの新作。個人的には初挑戦の作家さんですね。しばらく前にTwitterを眺めていたら本書の宣伝が流れてきて気になったので手に取ってみた次第です。久しぶりにいわゆる児童書を手に取りましたが純粋な恋愛もので楽しく読ませていただきました!面白かったです!

物語はくるみが父親の海外出張に合わせて幼馴染の琥白、藍翔の家に2ヶ月間お世話になるというところから始まります。はじめからくるみのことが好きで好きで大好きな琥白と藍翔は中学生らしくてなんだか微笑ましいですね…そしてそんな2人にたじたじなくるみもまたかわいい。

琥白と藍翔と一緒に暮らすことになったくるみは毎日ドキドキしながら生活していきます。好きと言われたり、学校で噂されたり、家でスキンシップしたり…ちょっとしたことで嬉しくなったり照れたりするくるみは可愛かったですね。

琥白と藍翔。双子兄弟にはそれぞれ異なる魅力がありました。琥珀白は優しくて勉強をはじめなんでもできちゃう万能な男の子。藍翔はサッカーが得意でクールな男の子。そんな2人がくるみにすごく優しいのは素敵ですし、時折見せるギャップもすごくよかったです!

後半ではまだ初恋も知らないくるみが、恋に向き合うことに。迷って迷って迷って…そんな中で出したくるみの答えは素敵でしたし、そんなくるみを受け入れてくれる琥白と藍翔の優しさがすごくよかったです。最後まで楽しく読ませていただきました!

児童向けの本なのでこのブログを読む方は普段なかなか手にとらないジャンルかもしれませんが、優しくて純粋な物語は日々忙しい社会人にだからこそ響くものがあると思います。気になった方はぜひ!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

双子くんがわたしのことを好きすぎる



著者

藤崎珠里



レーベル

カドカワ読書タイム


ISBN

978-4-04-682485-1

表紙の画像は「版元ドットコム」様より



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