カテゴリ: グロ・ブラックユーモア

どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは鵜飼有志さんの

「死亡遊戯で飯を食う。8」

です!
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前巻の記事↓

☆感想☆

ストーリー A
内容は、尸狼に招かれ99回クリアの特典の存在をしった幽鬼。この業界の成り立ちを知る中で幽鬼は尸狼たちの互助会に誘われる。いったん保留にする幽鬼だが、ゲームの中で彼女たちが開発し流行中だという技術を目撃する。あまりにも有用な技術に幽鬼は尸狼の返事に迷い始める。そして幽鬼に訪れる目の次の異変。果たして彼女は今宵もデスゲームを戦い抜くことができるのか…とこんな感じです!

〜99回クリアの特典〜

シリーず第8弾!アニメ放送時期も決まりコミカライズも順調でますます楽しみなシリーズですね!今回は現実とのリンクも挟みつつデスゲームの裏側にも触れていく内容で楽しく読ませていただきました!面白かったです!

まず序盤。尸狼と幽鬼の取引から物語は始まります!これまでそのディティールが見えてこなかったゲームについてや、99回クリアの特典、そしてゲームの成り立ちについて…ここにきて少しだけデスゲームについての輪郭が見えてきましたね…

尸狼にプレイヤーが技術を共有する互助会に誘われるものの、それを保留して73回目のゲームに参加する幽鬼。そこで幽鬼は流行っていると言われる互助会が開発した技術を目にします。あまりにも有用な技術に惹かれる幽鬼ですが、それをさっと習得してしまうのが彼女らしいですね…

73回目のデスゲームは純粋なゲームではなく、幽鬼と尸狼の戦いなのも珍しかったですね。対ゲームではなく、対人としてゲームに挑んで熱くなる場面はなかなか見ないものでしたね。結末もズルい感じで終わるのがまた憎いですね…

後半からはうってかわって現実でのお話。とは言っても暴走族のお話とはまた違う、リアルな殺しのお話でこれもこれまでに現実世界編とは違った様子でしたね…淡姫さんもなかなか大変な目にあってますね…

ラストはさらに大きな陰謀が動き出している予感を感じさせてくれて、今回も最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
幽鬼はまた強さが際立ってきましたね…いややっていることは前巻あたりから変わっていないんですけど、これで目以外のハンデがあるのが信じられません。尸狼はこの先キーマンになりそうな人物ですね…色々知りすぎているような気がするのが気がかりですが…個人的にこの巻は淡姫が好きでした!

最後に
今回はほぼはじめてゲームのディテールが少しわかるような、輪郭が見えるようなお話で楽しませていただきました!9巻は夏、秋頃ですかね?続刊楽しみに待ってます!


それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

死亡遊戯で飯を食う。8



著者

鵜飼有志



レーベル

MF文庫J


ISBN

978-4-04-684556-6

表紙画像のリンク先



どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは鵜飼有志さんの

「死亡遊戯で飯を食う。7」

です!
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前巻の記事↓

☆感想☆

ストーリー A
内容は、幻影との戦いを終え隻眼というハンデを乗り越え圧倒的な力を手に入れた幽鬼。ここ最近デスゲームでは連戦連勝な幽鬼だが、現実は平穏ではいられない…?幽鬼と同じアパートに住む殺し屋の少女、留学生のお姉さん、レディース不良グループ<レッドベア>のメンバー…彼女たちに巻き込まれて幽鬼の反町友樹としての日常を守る戦いが始まる!とこんな感じです!

〜現実も平穏ではない〜

シリーズ第7弾!ついにアニメ化も決まり順調に巻数を重ねていますね!今回は前回までとガラリと変わって幽鬼の反町友樹としての日常?非日常?が楽しめるお話でした!面白かったです!
まず序盤。幽鬼の住むアパートについて語られます。幽鬼の住むマンションについてはこれまでも語られてはいましたがそこに住む住人や大家についての話はなかったので幽鬼のリアルが見れてみたいで嬉しかったですね!まぁ幽鬼のリアルはデスゲームの方かもしれないですけど…そして幽鬼とアパートの住人との奇妙な交流が始まります。殺し屋として活動する縁鳥八代衣。大学で医療の勉強をしている留学生のラモーナ・スクワイア、レディースの不良グループに所属する石蕗茜…同じアパートに住んでいる。それ以上の交流関係なんてない人々が偶然かそれとも必然か幽鬼と関わっていく過程が面白かったですね!今回の一つ軸になっていたのはレディース不良グループの<レッドベア>のお話。同じアパートの住人である茜に巻き込まれるようにしてレッドベアの抗争に巻き込まれていく幽鬼。やっぱり幽鬼のステゴロは半端なく強いですね…そしてこの抗争の中でデスゲームとの関わりを示唆したり幽鬼が過去に関わった人を出すのがすごくいい!デスゲームじゃなくてもこんなに盛りあがるとは…恐れ入りました…今回も最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
幽鬼は久しぶりに誰も殺さなかったので当社比かわいさMAXでしたね!幽鬼の日常はこんな感じなんだーとワクワクした一方、日常でも落ち着かないな!となりましたw 茜をはじめとしたマンションの住人も魅力的でしたね!個人的には茜が好きでしたね!こういう不良グループに立ち向かっていく女の子好きです!

最後に
はじめての日常?回でしたがデスゲームでなくてもこんなに面白いのだと脱帽しました!次は冬発売ということで少し期間が空きそうですが、アニメ化もありますし原作もアニメもどちらも頑張ってほしいです…!8巻待ってます!


それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

死亡遊戯で飯を食う。7



著者

鵜飼有志



レーベル

MF文庫J


ISBN

978-4-04-684006-6

表紙画像のリンク先


どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは綾里けいしさんの

「スタァ・ミライプロジェクト 歌姫編」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、若者を中心に絶大な人気を誇る正体不明の歌姫・Ariel。社会現象になるほど人気な彼女は突然亡くなってしまう。しかもArielが出場するはずだったイベントの代役を探すオーディションが開催されることが告知される。批判の集まるオーディションの告知にネットはざわついていた。Arielの一ファンだった七音はそんなニュースに目を疑いながらもオーディションへの参加を決意する。しかしオーディションは生き残ったものが歌姫になれるという殺し合いのオーディションだった。歌と死で描かれる少女たちのサーカスが始まる!とこんな感じです!

〜歌姫たちは殺し合う〜

綾里けいしさんの新作!デスゲームものと聞いて楽しみにしてました!女の子たちの命が軽い歌と死を組み合わせたデスゲームものとして楽しく読ませていただきました!面白かったです!
まず序盤。七音の日常とArielの死が描かれます。Arielというインターネット発の歌姫と自分の推しであるバーチャルなシンガーの神薙が好きな普通の女の子。そんな女の子の好きが死によって奪われて七音はArielの代役を探すというオーディションに参加することに…インターネット関連の音楽に関する描写やバーチャルシンガー、またはVtuberへの解像度の高い描写はリアルでしたね…リアル故にデスゲームの死の軽さに<インターネット上のキャラクターがデスゲームをする>というリアリティにリンクしていたと思います。そして始まる次代の歌姫を決めるデスゲーム。七音の推しで同じくArielが好きな神薙もゲームに参加し、2人はなし崩し的に協力関係となりゲームを進めていきます。自分の歌声が能力になるという設定は独創的で面白かったですし、参加する少女たちの命がめちゃくちゃ軽くてなかなかにグロテスクな殺され方をしていくのが非常によかったですね。綾里さんのグロは定期接種するに限ります。中盤以降はミステリ要素もあり、ラストも希望が?見える?ような感じ?で非常によかったです!最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
七音はArielと神薙というアーティストが好きで憧れている女の子!1番普通で弱い子でしたけど頭が回って機転が聞くタイプでデスゲームの主人公としては最高の存在でしたね!神薙はこの作品のヒロイン格の女の子。七音の憧れであり、自身もまたArielという女の子に憧れていて…強さと弱さをもったかっこいい女の子でしたね。

最後に
容赦のない女の子たちのデスゲームものとして楽しく読ませていただきました!ゲーム自体は1巻で綺麗に終わってますけど…歌姫編ということは…〇〇編な続きもあるんですよね…?読むのがちょっとかなり怖いですけど続きが楽しみです!続刊待ってます!

どんな人にオススメか?
女の子たちが容赦なく死んでいくタイプのデスゲームものが読みたい方は!結構グロいので苦手なかたは注意です。1巻でデスゲーム自体は綺麗に終わっていますし綾里さんのグロからしか得られない栄養をたっぷり摂取できます!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

スタァ・ミライプロジェクト 歌姫編



著者

綾里けいし



レーベル

MF文庫J


ISBN

978-4-04-683702-8

表紙画像のリンク先


どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは鵜飼有志さんの

「死亡遊戯で飯を食う。6」

です!
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前巻の記事↓

☆感想☆

ストーリー A
内容は、愛弟子である玉藻を失った幽鬼は自身の幻影が見えるようになる。危害を加えてこようとする幻影に対処するために幽鬼は自身のエージェントを通じてある人に助けを求めるが…そして幻影に導かれるようにして思い出したのは第一回のゲームのこと。かつて幽鬼が参加したアスレチック型のデスゲームで彼女は一回目ながらどんな活躍をしたのか…とこんな感じです!

〜原点と幻想〜

シリーズ第6弾!相変わらずシリーズ好調みたいで一安心ですね!今回は幽鬼の過去とそして幻想との対峙というこれまでとはまた違ったデスゲームを見せてくれましたね!面白かったです!
お話は大きく分けて二つのお話で進んでいきます!一つは弟子である玉藻を失ったことで幽鬼の目の前に現れることになった彼女そっくりの幻影の話。もう一つは幽鬼が初めて参加したゲームのことです。幽鬼の初参加ゲームは思ってた何倍も壮絶でしたね…幽鬼が参加するゲームっていつも死亡率おかしくないですか…?でも初参加のゲームからその才能の片鱗を見せる幽鬼は流石の一言。これがデスゲームで生き残る秘訣ですか…そしてお話のメインは幽鬼の目の前に現れるようになった幻影のこと。玉藻を失い少なからず精神にダメージを受けてしまい自分そっくりの幻影が見えるようになってしまった幽鬼。幻影が見えるだけならまだしも自分に危害を加えてくるためなんとか解決するために幽鬼はエージェントに相談します。ここで鈴々さんとアイツが出てくるのはアツいですね…そして幻影を殺すための非公式のデスゲームに挑む幽鬼。頭脳を使ったデスゲームですがこれを比較的すらすら解けるところに学校の良い影響が見えますね!そして幻影と対峙するラストが良き!これまで自分を縛っていた鎖を自ら解き放ってまた一段上の段階にいった感がすごかったです!今回も最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
幽鬼は幻影が出ても初参加のゲームでもよくも悪くも幽鬼でしたねw でもこういう変なところで鈍感で変なところで鋭いのが幽鬼らしさですからね…エージェントさんをはじめその他のキャラの掘り下げもあってよかったです!

最後に
シリーズ6冊目はちょっとテイストが違うながらも相変わらず極上のデスゲームを楽しませていただきました!コミカライズもあるので大変かとは思いますが7巻も楽しみです!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

死亡遊戯で飯を食う。6



著者

鵜飼有志



レーベル

MF文庫J


ISBN

978-4-04-683544-4

表紙画像のリンク先


どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくの鵜飼有志さんの

「死亡遊戯で飯を食う。5」

です!
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前巻の記事↓

☆感想☆

ストーリー A
内容は、ハロウィンナイトを生き延びた幽鬼の前に現れた美少女。それはかつて共にゲームを勝ち抜いたふくよかな少女・玉藻だった。自分を弟子にして欲しいという彼女の説得に負けた幽鬼は師匠となることに。そして幽鬼は迫り来る右目の視力の喪失に備えて全盲の元プレイヤー鈴々を訪ねる。彼女から視力に頼らない戦い方を教わろうとする幽鬼だが彼女は物騒な思想の持ち主で…そして始まる62回目のゲームロワイヤルパレス。失った視力でなお戦いに勝ち抜く幽鬼だが、トラブルが発生し…とこんな感じです!

〜弟子を取ること〜

シリーズ第5弾!このラノ新作1位とったり先日コミカライズ1巻が発売されたりと波に乗るシリーズですね!今回も楽しく読ませていただきました!面白かったです!
まずは序盤。番外編?的な立ち位置のお話が描かれます。図らずとも?弟子になってしまった玉藻のために師匠らしいことをすることになった幽鬼。そして右目の視力喪失に備えて目に頼らない戦い方を身につけるために鈴々という全盲のプレイヤーと戦うことになった幽鬼が描かれます。玉藻を弟子にするのは意外でしたね…幽鬼は自分でも言っている通り弟子なんてとらない子だと思っていたので…でもなんだかんだで弟子にしたらしたでちゃんと指導してあげるのが幽鬼らしいですね。玉藻とのやりとりはどこかデスゲームに通じていて物騒なものではあるんですけど、部活の先輩後輩関係のような。そんな関係がなんだか愛おしかったです。まぁこの師弟関係も…なんですけどね。そして鈴々の指導編へ。全盲のプレイヤーがどうやって戦うのかと思ったらやっぱり聴力だったんですけど…鈴々さんは想像のさらに上をいっていてびっくりしました。突然の訓練?にもしっかり対応する幽鬼はさすがです。そして始まるロワイヤルパレス。チームを組んで1対1の決闘を繰り返すというデスゲームとしてはシンプル極まりないんですけど…やっぱり魅せてくるのがこの作品。幽鬼の圧勝からの…そしてラストで見せる人間関係がまた…幽鬼もこれだけデスゲームに挑み人が殺され死ぬところを見て、自分の手さえ何度も汚してきているのにやっぱりあそこで手が動かなくなる瞬間があるんですね…今回も最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
幽鬼はやっぱりすごいですね…視力を失ってもなおデスゲームに挑む根性と気迫がただものではないことを改めて実感しました。玉藻は久しぶりに幽鬼に人間らしい表情を引き出してくれる女の子で可愛くて素敵でしたね。だからこそ幽鬼との関係が…

最後に
今回もすごく楽しく読ませていただきました!6巻は春頃発売で1回目のゲームについて触れられるということで楽しみです!

どんな人にオススメか?


それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

死亡遊戯で飯を食う。5



著者

鵜飼有志



レーベル

MF文庫J


ISBN

978-4-04-683149-1

表紙画像のリンク先



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