カテゴリ: グロ・ブラックユーモア

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
金曜日はわりと暇でようやく1日で一冊のライトノベルが読めました(>_<)

さて、今回紹介するのは今慈ムジナさんの「ふあゆ」です!

ストーリー A
第10回小学館ライトノベル大賞優秀賞受賞作。
内容は心因性相貌誤認症という精神的な病の所為で、人の顔が正しく認識できない主人公龍胆ツクシがひょんなことから連続猟奇殺人事件に巻き込まれていく…というものです。
ジャンルは…ホラー? サスペンス? 一言で言うと奇書というべきでしょうか?
まず一言面白かったです! そうですよ! ガガガの新人賞受賞作に求めているのはこれですよ! おかしで不気味でそれでいて少し切ないような…期待していたとおりの作品でした! ストーリーの都合上あまり詳しくは書けませんが、作中で「認識」を完璧に操っています! 軽快かつ魅力的な文章は少し癖があるものの、恐ろしいほどに頭に吸い込まれていきます。間違いなく、今年の新人賞受賞作の中でトップクラスの面白さです! 大満足でした!

キャラ A
主人公の龍胆ツクシ…彼のようなタイプの主人公大好きなんですよね! 少し壊れたというか、おかしいというか…人間の欠点が誇大化してそれが歪になったような…そんな感じの主人公です。そしてメインヒロイン?のたっくんがまた男前すぎて…やられました。完璧に。キャラに喰われるようなこの感覚。久しぶりに味わいました!

今後の期待度 A
これでキリがいいような気もしますけど…続きも読みたい気が…あるならぜひ続きを!

どんな人にオススメか?
ガガガ文庫らしいおどろおどろしいお話が読みたい方はぜひ! 認識という人それぞれ同じようで違うようなものを上手く調理して作品に溶け込ませています! 気になった方はぜひ!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
月曜日始まってしまいましたね…まあ、ゴールデンウィークはすぐそこですし頑張りましょう!

さて、今回紹介するのは綾里けいしさんの「異世界拷問姫」です!
ストーリー A
虐待により死んだ主人公櫂人が異世界転生し、そこで出会った拷問姫エリザベートの執事となり14の悪魔を倒す手伝いをさせられるという内容。
ジャンルはダークファンタジー。容赦のない展開とグロさがありました。
とにかく面白かったです! 拷問具を使った斬新なバトル、いい意味でとても気持ち悪い悪魔。そしてエリザベートに隠された秘密! どれをとっても最高でした!あと、会話が胸にぐさっと刺さるものがありましたね…拷問姫ゆえに人々から迫害され、教会にはいいように使われるエリザベートの胸の内と歩んできた道。それが胸をうちました! 細部まで凝った世界観、設定に圧倒されました!

キャラ A
エリザベートいいですね…ボンテージ調の衣装に身をつつみ、拷問具を華麗に操る…最高です! ヤンデレメイドのヒナも好感度高かったですね! ただヤンデレなだけではなく、きちんと櫂人をわかった上で聖母のような優しさがあるのが良かったです!

今後の期待度 A
久しぶりに読み応えのあるダークファンタジーでした! 2巻もぜひお願いします!

どんな人にオススメか?
グロさ際立つダークファンタジーが読みたい方にはオススメです! 拷問姫エリザベート、ヤンデレメイドのヒナと女性キャラも魅力的です! 気になった方はぜひ!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
なんとか具合悪いのも回復傾向にあります…まだ完治はしていないのでおとなしくしてます…

さて、今回紹介するのは江波光則さんの「ボーパルバニー2」です!
前巻の記事↓

ストーリー A
とある傭兵部隊が盗み出した30奥円相当のダイヤモンドをめぐり日本で様々な組織とバニーガールが入り乱れ殺しあう…前巻のラストからこうくるか! というようなストーリーで面白かったです!
とにかく地の文が圧倒的でしたね…ここまで地の文で読ませるライトノベルも珍しいでしょう。ストーリーのほうは構成がかなり凝っていて、個々の話が一見するとどこでどのようにリンクしているのかわからなくなりますが、200pあたりまで読むと全部が全部きちんと繋がって意味を持ってきますね。バトルは相変わらず渋くて最高でした! 個人的にはここまで登場人物が入り乱れるのなら相関図か欲しいところでしたが、まあネタバレの関係もありますし難しいところですかね

前巻と比べて A
前巻は壮大な前日譚で今回が本編だったと言われても信じるくらい圧倒的に面白かったですね…2巻を読んでしまえば1巻なんてチンピラの殴り合いを見せられていたとすら思ってしまいます(^_^;)それくらい圧倒的に2巻が面白いです!

今後の期待度 A
さすがに続刊ありますよね?  一、二年後でもいいのでいつかは続きが読みたい。そんな終わり方でした!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
今日二回目…でいいんですかね? 明日、というか今日ブログ更新しなくても大丈夫ですよね…? い、いえ、なんでもないです…

さて、今回紹介するのは縹けいかさんの「食せよ我が心と異形は言う」です!

ストーリー ☆☆☆☆☆
縹けいかさんの作品は初挑戦。
内容は10年前に大奇禍々と呼ばれる未知の侵略が世界を襲い、それから世界を救った英雄6人がいた。英雄の1人黒羽園は大奇禍の中で亡くなった英雄の1人月白カノの死の真実を知り、カノを死に追いやった犯人たちに復讐するというもの。
ストーリーは450pを超えるページ数が物語るとおり、非常に濃厚かつ重厚でした。作中ではいくつもの残酷描写が出てくるなど、ホラー的要素も見られましたが、どちらかというとSF要素が色強いです。聖書の記述をモチーフにするなど、細部にも凝った工夫が見られます。超能力の設定も魅力あるもので、超能力を使った能力者同士の戦いも丁寧に描写されていて臨場感がありました。大人の男性向けにふさわしい作品でした。

文章力 ☆☆☆☆
あまり明るい話ではありませんでしたが、文章は読みやすく地力の高さを感じました。ただ、残酷なシーンはもう少し凄絶さがあったほうがよかったと個人的には思いました。

総合 ☆☆☆☆
非常に楽しめました。難しいかもしれませんが、続刊があるのならぜひ読んでみたいです。

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
今日は雪でしたねー。寒いの苦手なので、本当に勘弁してほしいです(。-(ェ)-。 )

さて、今回紹介するのは神崎紫電さんの「マージナル」です!

ストーリー A
ブラック・ブレットで有名な神崎紫電さんのデビュー作。
殺人や拷問を愛好するサイトの管理人の主人公、摩弥京也は連続殺人事件の犯人と知り合い、惨殺画像を受け取る。その死体がクラスメイトの南雲小百合のものだと気付いた京也は犯人に狙われることに…葬式の会場で小百合の妹の御笠と出会った京也は事件の調査を始める…と、こんな感じの内容です。
ストーリーは全体的にかなり暗く重く、そしてグロいですが、二転三転する展開にページをめくる手が止まらなくなります! そして、意外な事件の黒幕に驚くこと間違いなしです!

キャラ A
主人公の摩弥京也に注目。とにかく危ない奴です。ライトノベルの主人公ではトップクラスのサイコパスな奴ですが、不思議な魅力があり読み手を引きつけて離しません!
また、御笠の普通の女子高生らしさが物語の清涼剤となっていて(・ω・)bグッです!

今後の期待度 A
結構キレイに終わっていますが、二巻以降もあるので、いつか機会があれば読もうと思っています! 今後ブログで紹介するかもです!

どんな人にオススメか?
ブラブレの続刊まだ出ないの⁉︎となっている方はぜひ! ブラブレのような派手なバトルはありませんが、ストーリーの面白さで言えば個人的には上だと思います! ブラブレを読めるグロ耐性があれば、充分に楽しめると思うのでぜひ!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

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