カテゴリ: グロ・ブラックユーモア

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
今日は割と長い期間懸案だった茶碗とコップを買いました! 両方とも黒猫が描かれていて、猫好きな僕としては毎日癒しを与えてくれる貴重な存在になりそうです(ノ▽〃)

さて、今回紹介するのは原作目黒ひばりさん、漫画小林尽さんの「声優ましまし倶楽部」です!
漫画を描く小林尽さんはマガジンで連載されていたスクールランブルという漫画の作者で、この漫画はアニメ化も果たすなどヒットしました!
原作の目黒ひばりさんはジャンプLIVEで連載されていた「放課後ましまし倶楽部」で今作同様小林尽さんと組んでデビューをした漫画家さんです!

この作品は四コマとなっており、新人声優の真島いろはるを中心に声優関係者やいろはるの友達? などと起伏の激しい日常を送りながら頑張るいろはるの物語となっています!

ジャンルはかなりブラックユーモアなコメディですね。笑いつつも笑えない話が続いたりして、そこが面白かったりします!

この作品の魅力はなんと言っても感情の起伏が激しいいろはるの表と裏のギャップです! 心の中では「なんだよあいつ…」みたいなこと思っていても笑いながら「そうですね☆」みたいに言っていたりします。さらに計算された天然のあざとさ…このタイプの主人公は男性でもなかなかいないのに、女性キャラでやるのはかなり勇気のあることだと思います!

この作品は声優を題材にしていますが、僕のように声優のことがほとんどわからなくてもコメディとして楽しめます! また、もし専門用語が出てきたとしても作中でキャラが上手いこと解説してくれるので特に問題はないです!

ほとんどのキャラが腹黒か異常か頭おかしくて、入れ替わりが激しいのでキャラに感情移入はしづらいですが、そんなキャラたちがくり広げるお話が面白くないわけがありません。個人的に8話が最高に面白いです!

この作品は現在一巻まで発売されています。ブラックなコメディが読みたい方やライトな声優ものが読みたい方にはオススメです! また、ジャンププラスのほうでも連載されています! 無料で読めるので試しに読んでみてください! きっとはまります!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
今日はいつもどおりランニングをしてきたのですが、四キロのうち残り一キロというところで突如背後にライバル(緑のジャージを着た男性)が現れまして、追い抜かれまいと頑張ったのですが、残り百メートルというところで抜かされてしまいました(泣)

さて、今回紹介するのは清原紘さんのオリジナルデビュー作「ツミツキ」です!
清原紘さんは2005年にデビューした漫画家さんで、小説のイラストやゲームなど幅広い活動をされている方です。漫画では乙一さんの作品や綾辻行人さんの「Another」のコミカライズを手掛け、小説のイラストでは松岡圭祐さんのQシリーズを担当するなど有名な作品がいくつもあります。また、デビュー十年目ながらまだ三十代前半と年齢も若い方です!

清原紘さんは有名作品のイラストやコミカライズを担当されているわりには知らない人も多いでしょうが、印象的な瞳と髪の毛一本一本にいたるまでの丁寧な描き方は個人的には大好きな漫画家さんでもあります。

ざっくりとしたあらすじ。
とある街に伝わる「ツミツキ」の伝説。それに知らず知らずの間に蝕まれていく少女達と、黒江と名乗る謎の少年。罪の意識に囚われた少女達が辿る運命は…とこんな感じです!

ジャンルはホラー・妖怪系ですが、そういったギミックよりも残酷描写の方が印象に残ります!

この作品は連作短編に近い形をとっていて、最初と最後のお話がつながるようにできています。ただし、ツミツキや謎の少年黒江の正体が一話目でわかってしまうので、全体の芯は少女達がどの様な罪に囚われているのかに当てられています。

まず、言いたいのは清原紘さんは絵がめちゃくちゃ上手いことです!特に 人物がすこぶる上手いです! 先ほど説明した通り髪の毛の一本一本にいたるまで、睫毛の一本一本にいたるまでがしっかり描きこまれています。さらに動きや影の付け方も芸術的で、とにかく見る人を圧倒します!個人的には清原紘さんの描く瞳がとても好きで、目だけに限ればありとあらゆる漫画家さんの中でもトップクラスなのではないかと思います!

ストーリーの方は長らくオリジナル作品をやっていないこともあってか、決して上手いとはいえませんが、一回読み終わった後にもう一度読みたくなるような不思議な引力があります。特に一話と四話は読み終わった後にまた読みたくなってしまい、もう一度読み直してしまいました。

この作品は一巻関係済みです。四六版なので、普通のコミックスより若干値ははりますが、絵で読ませるような漫画を読みたい方にはオススメです! ただし、ところどころグロいので苦手な方はお気をつけて…

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
今日もテストしてきました! どんな答えを書いたかは忘れましたw 今は受験勉強だー!

さて、今回紹介するのは御影瑛路さんの「僕らは魔法少女の中 in a magic girl's garden」です!
御影瑛路さんの著者紹介は昔「神栖麗奈はここにいる」でしたのでそちらをどうぞ

この作品は御影瑛路さんが「Fランクの暴君」シリーズを始めた後に開始された新シリーズで(Fランクの暴君は打ち切り?)一応先月発売された2巻で一つの区切りを迎えています。

ざっくりとしたあらすじ。
今から13年前に起こり始めた「世界の終焉」に突如現れた魔法少女たちは世界の危機を救ったが、人外となった魔法少女たちは人間を襲い、食べることでエネルギーを得ていた。
そんな魔法少女たちが支配するようになった世界で主人公水無月岳哉はホワイトノワゼットが作りだした空殻ファームの中で暮らしていた。しかし、ある日最愛の人である伊集院麗歌が魔法少女の生贄に選ばれたことをきっかけに魔法少女を倒すことを決意する…とこんな感じです!

ジャンルとしては魔法少女ものとでも言えばいいのでしょうが、魔法少女は人間を助ける存在でもなければ、悪と戦うこともありません。

主な登場人物の紹介。
まずは主人公水無月岳哉。伊集院麗歌と共にファミリーと呼ばれる組織を運営する17歳の少年です。

次は伊集院麗歌。岳哉と共にファミリーを運営しており、高いカリスマ性を持っています。

次は鬼崎暦。空殻ファームの最高責任者である生徒会長を務め、人類最強の異名をもつ人物です。

次はホワイトノワゼット。空殻ファームを作り、岳哉たちを閉じ込め週に一度食料として人を食べる魔法少女です。

最後は魔法少女レッドザーネ。空殻ファーム周辺の魔法少女をまとめ上げるリーダー的存在です。

以上5人が物語の核となります。

この作品が他の魔法少女ものと決定的に違うのは前述したとおり魔法少女が人間を食う悪として描かれることです。

魔法少女ものは言うまでもなくまどマギから続く、悪と戦いながらも決して報われない魔法少女たちの物語が現在に至るまで流行していますが、まさにこの作品はその流れに1つの終止符を打つ作品になったのではないかと思います。

本当に魔法少女は読んでいて胸糞が悪くなるほど、残酷で好戦的な存在として描かれるので、魔法少女にある種の幻想を抱いている人は読んでいて気持ちの良いものではないと思います。しかし、あえて現在の流行に歯向かっていった勇気と、危険な題材をしっかり調理した御影瑛路さんの技量は感服に値します。

お話的には壮大なすれ違いの物語というべきか、まどマギから続く他の魔法少女ものと同じく誰も報われません。死んだ人も、生き残った人もどこか間違えている。魔法少女に支配された世界。そんな残酷な世界で生きる少年少女は結局道を正せない所なんかはまどマギ系列に通じるところがあります。

まどマギ系列のような魔法少女ものの亜種が読みたい方にはオススメです。この作品は1巻の後に読む2巻がすこぶる面白いので、1巻が微妙だなーと思っても一気に2巻まで読んでみてください。また、この作品を元にした楽曲がニコ動にアップされているようなので、興味のある方はぜひ。

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 
明日は久々にライトノベル調査企画やります!

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
最近金木犀の花の香りが心地よい日が続いていて秋だなーと感じています。でも、蝉がまだ鳴いていて夏と秋がごっちゃごっちゃになってる感じです(苦笑)

さて、そんな中紹介するのはアラカワシンさんの「ボクと魔女の時間」です!
アラカワシンさんは今作「ボクと魔女の時間」で連載デビューした期待の新星作家です。
この作品は認知度こそ低いものの、一部読者には大ウケし、作家の成田良悟さんも4巻の帯にコメントを寄稿したり、ジャンプ特有のVOMIC化されたりと、狭い範囲で割と支持されていた作品です。

僕ももちろんこの作品が大のお気に入りで、ここまでブラックユーモアに溢れた作品がジャンプ系列の雑誌に載るのかと戦慄しましたw

ざっくりとしたあらすじ。
主人公綴エンジは占いが大好きな普通の高校生。しかし、ある日
トラックに轢かれその短い生涯を終える…とこんな感じです。

えっ、嘘! 主人公いきなり死んでんじゃんΣ(・□・;)
気にしないでくださいw 彼は占いに従い角を曲がれば運命の人に出会えると思って、こうなったのですから↓
い、嫌だー! 最後の言葉がこんなんなんて!まあ、ある意味男としては本望ですかね(苦笑)
おそらくジャンプ系列の主人公で最短の10pでその短い人生に終止符を打ちます。
さよならエンジ…(泣)

ですが、こんなとこで終わらない!

エンジは紅緋の魔女と呼ばれる白雨という女にその命を助けられます。
しかし、助かった代償としてエンジは不死身となってしまいます。
エンジは裏社会に住み着くクリスというモンスターの問題解決を行う白雨の手伝いをすることになります。
と、この辺りまでが本当のあらすじですw

登場人物の紹介。
まずは主人公の綴エンジ、登場人物の中では一番まともな性格ですが、一番異常なクリスとしての能力を持ちます。

続いて紅緋の魔女こと白雨、いわゆるマッドサイエンティストでとにかく登場人物全員(男子のみ)にきつく当たりますw
かなり後にわかることですが、白雨もとんでもない能力を持っています。

続いて煤竹ヒロミ、半端ないほどエンジや白雨の餌食となるかわいそなやつですw
き、キャラ紹介でモザイクいれられるって(苦笑)書いてある通りぞんざいな扱いを受けますw以外にギターが弾けたり音楽センスはあるようです。でも、歌詞がまたひどいw

続いて内藤君、存在そのものが危険なエロマイスターです!
キャラ紹介ページでは煤竹よりぞんざいな扱いを受けてますが、県内屈指の長距離ランナーだったり、以外に頭が良かったりと割とオールラウンダーです。
ちなみに顔はこちら↓
普通にイケメンです。
性格がクズで無ければ!

続いて芹沢カンクロー、前世がトウモロコシというかわいそうなキャラです
ちなみにキャラ紹介ページでの扱いはこちら↓
普通にまともな警察官というか刑事です。

最後は水田マリ、両親の離婚により名前が「水溜り」になってしまったかわいそな子です
大食漢で、エンジと同じようにクリスです。

後々もっと魅力的?なキャラも出てきますが、一巻ではこの五人が中心となります。
えっ? 一人足りない? 気にしないでいきましょうw

物語のキーとなる裏社会にはこびる「クリス」は人型と動物型がいて、人型の方は普通の人にバレないように擬態しながら暮らしています。動物型のほうも、基本的には特に害を及ぼすことはありませんが、非合法で飼われていたりするので保護の対象となっています。

この作品の特徴はなんといってもブラックユーモアです。
特に煤竹の扱いはひどいw
はぎ取り素材肉ってw すでに殺されること前提かよw
他にも細々とした所まで、ユーモアがあふれてます。例えばたったワンカットしか出てこないクリスに懇切丁寧に解説がついていたり、モブの名前だったり、次回予告だったり、カバー裏の登場人物の雑談だったりと、隅々まで美味しいところいっぱいです。

物語は基本的に裏社会の陰謀を追うのがメインストーリーとなるのですが、とにかく一ページに一つはある笑いに注目してもらいたいです!

この作品は全六巻完結済みです。人によってかなり合う合わないがあるので、とりあえず一巻の一話を読んでからの購入をオススメします。
でも、ブラックユーモアが好きな人は絶対ハマるので是非ご一読を!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 
明日学校じゃんΣ(・□・;)

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