カテゴリ: 青春もの

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは八木羊さんの「デブでブタ扱いされてた底辺女が、学校一の不良男子に、メンチを切られたりお弁当を作られたり告白されたりする話」です!
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ストーリー A
内容は、身長161センチ体重84キロなぽっちゃり女子の大森シズカ。食べることが何より好きな彼女はクラスメイトたちからブタ呼ばわりされながらも愛想笑いでそれを乗り越えていた。そんなある日、シズカは学校唯一のヤンキーである強面のアキラの趣味が料理ということを知ってしまう。アキラは口止め料としてシズカに毎日お弁当を作ってくることに。2人はお弁当生活を通して徐々に距離を縮めていくが…とこんな感じです!

〜デブとヤンキー〜
YouTube発の作品。YouTubeの方は「アシュラ飯」というタイトルですね。ちなみにYouTubeは未視聴です。ぽっちゃり系女子とヤンキーボーイの青春ものとして楽しく読ませていただきました!
まず序盤。かなり豪快に揚げ物弁当を食べるシズカが描かれます。てか身長161センチ、体重84キロはなかなかですね…周りからブタ呼ばわりされてもそれを愛想笑いで受け流す日々。そんな彼女はバイト先の書店で学校唯一の不良アキラが料理雑誌を買いにくるところを目撃してしまいます。翌日アキラに呼び出されたシズカはなんと彼から口封じとしてお弁当をもらうことに。ここから昼休みにアキラからお弁当をもらう奇妙な生活が始まります。お弁当を作ってくる実は心優しいヤンキーに食べ盛りガール。2人のお弁当を通したやりとりはなんだか微笑ましいですね。もちろんアキラがヤンキーということもありヤンキーらしく他校と喧嘩したりという描写も描かれます。こういう古き良きヤンキー描写は嫌いじゃないです。物語は中盤から徐々に恋愛方面へ向かいこのままその流れでいくのかなーと思いきや…物語は意外な方向に向かっていきます…いやなんかきな臭い描写はありましたけど…YouTube発のラノベってなんかやたら警察沙汰になるの多くないですか?気のせい?とちょっと気になるところはあったものの、ぽっちゃりガールとヤンキーボーイの青春を楽しませていただきました!

キャラ A
シズカはぽっちゃり系女子という女性主人公が比較的珍しい男性向けでもさらにめずらしい属性でしたね。芯のある強い女の子でした。アキラはこちらも珍しい王道のヤンキーキャラ。見た目と言動から誤解されたりもしますが、実は心優しくて料理が得意という属性がグッドでした!

最後に
ぽっちゃりガールとヤンキーボーイの青春ものとして楽しく読ませていただきました!結構綺麗に終わってますけど続きはあるんですかね?なにはともあれ続刊があれば読んでみたい作品です。

どんな人にオススメか?
ぽっちゃり女子とヤンキーの青春ものが読みたい方は!個人的に気になるところはありましたけど、サクッと読めるいい青春ものです!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル



デブでブタ扱いされてた底辺女が、学校一の不良男子に、メンチを切られたりお弁当を作られたり告白されたりする話



著者



八木羊



レーベル



KADOKAWA



ISBN



978-4-04-680771-7


表紙の画像は「版元ドットコム」様より



どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは井上かえるさんの「女子高生の放課後アングラーライフ」です!
⚠︎若干ネタバレありです。
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ストーリー A
内容は、同級生からイジめの標的にされ精神的に落ち込んでいた追川めざし。そんな彼女は両親の都合で完成に引っ越すことに。転校初日、同じクラスの白木須椎羅に海釣りの同好会<アングラ女子会>に誘われる。なし崩し的にアングラ女子会に参加しためざしは、クールな汐見凪、勝気な間詰明里といったメンバーと共に釣りを始めることに。少しずつアングラ女子会のメンバーに慣れていくめざしだが、過去のイジめのことが頭をよぎり…とこんな感じです!

〜ここが私の居場所〜
第26回スニーカー大賞優秀賞受賞作!受賞時からタイトルとあらすじですごく気になっていました!まず言わせてください…この作品すごく面白いです!決して派手さはないんですけど、めざしたちのテンポのいい会話。味のある地の文に釣りと青春。4人の少女たちの青春をとことん楽しませていただきました!面白かったです!
まず序盤。めざしに対するイジメが描かれます。あんまり見ていて気持ちのいいものではありませんが…めざしがどうしてこんな風になってしまったのだろうということを知れるいい描写でしたね。物語はめざしが関西へと引っ越し、アングラ女子会に入るところかr動き始めます。なすがままにアングラ女子会に入部しためざし。椎羅の強引さに引きずられるままに入部して、イジメの経験から嫌と言えずにヘラヘラ笑ってやり過ごす日々。それでも椎羅、凪、明里の3人の優しさで徐々にアングラ女子会が居場所になっていきます。とにかく会話がいいんですよね。めざし以外の3人は関西弁でまるでお笑いを見ているかのようにテンポよく紡がれていく会話劇。見ていて本当に楽しいです。しかしめざしが過去のイジメを理由に3人とどうしても距離を縮められず、また椎羅の強引さが原因で不協和音が…でも釣りを通して知ったお互いのこと、かめざしの過去。それを受け入れながら4人で一つのアングラ女子会になっていく過程が素晴らしかったです!最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
めざしはイジメを受けた過去がありどこかオドオドして不安そうな感じがありましたけど、最後はかわいい女の子になっていましたね。椎羅はちょっと強引でしたけどノリのいい関西弁と明るさが魅力でしたね!凪はクールで落ち着いていて、明里は勝気な性格が印象的でした!

最後に
テンポのいい会話劇が魅力な青春+日常ものでした!これはぜひ続きが読みたいですね!まだまだめざしたちの物語を読めることを楽しみにしています!

どんな人にオススメか?
日常系の作品を読みたい方は!テンポのいい会話劇でガンガン読ませてくれる作品です!椎羅たちのノリのいい関西弁も最高です!釣り要素もしっかりしていて釣り好きも楽しめます!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル



女子高生の放課後アングラーライフ



著者



井上かえる



レーベル



角川スニーカー文庫



ISBN



978-4-04-111608-1


表紙の画像は「版元ドットコム」様より


どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは裕夢さんの「千歳くんはラムネ瓶のなか6」です!
⚠︎ネタバレありです!
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前巻の記事↓
ストーリー A
内容は、夕湖を振ってチーム千歳の友情に決定的にひびがはいってしまう。逃げ出した朔は優空に慰められ、空っぽの夏休みを送る。一方の夕湖も海人以外の誰にも会わずに高校2年生の夏休みを消費していた。そんな中、時間をかけて朔は再び夕湖にそして夕空に向き合うことになるが…とこんな感じです!


〜夏はまだ終わらない〜
シリーズ第6弾!なげぇ!厚い!600p超えはマジで社会人にはキツいですよ裕夢さん泣 ようやく読む時間をとって読了しました。前半戦終了ということで波乱の夏休みに一つ決着をつけるお話になりましたね。面白かったです!
夕湖を振って逃げ出して、そして優空に慰められる朔が序盤は描かれます。朔がこんなに弱いところを見せるなんて…と思いながらもでもやっぱり朔は高校2年生の普通の男の子なんだなと思わせられるシーンでした。そして始まる抜け殻のような夏休み。優空にご飯を作ってもらい、時々誰かが朔の家にくるけどそれだけ。楽しい夏休みは勉強合宿までで後は空っぽ…そんな日々が続きます。こんな朔は見たくなかったですね…そしてその中で語られる優空の過去。そっか優空はこんな女の子だったんですね。てっきちずっと賢くて強い女の子だと思っていたんですけどね…夕湖が朔にとってのずっと特別だと思っていましたけど、優空もまた朔にとっての特別だったんですね。そして夏祭りで再び顔を合わせる朔、夕湖、優空。お互いがこれまで隠してきた思いや理由を告げてもう一度やり直そうとする。青春が爆発してましたね。今回も最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

ということで5巻に続いてお気持ち表明を…
前半戦終わってこれか…という思いはちょっとだけあります。だってなんにも変わっていないんですもん。朔が誰かを選ぶわけでもなくて、誰かを綺麗に振ってしまうわけでもなくて、人間関係を壊して再構築(というにはちょっと強すぎる関係になりましたけど)して終わりって…朔は確かに前に進んでいるんですけど、人間関係は何にも前進していなくてちょっとかなり不満です…でもそんな不満がありつつも5巻450p、6巻600pなんていう超長い夏休みをこうして楽しませてくれるんですからこの作品の魅力は本当に底が知れないですし半端ないです。優空はきっと幸せになれないんだろうな…と思いつつ夕湖のメインヒロインが確定(いや元々確定してましたけど)がさらに決定づけられるお話でしたね。

キャラ A
個人的に朔が思っていたよりも普通の高校2年生男子ということがわかってなんだか安心しましたね。やっぱり彼も超人じゃないですね…優空はそんなエピソードを今まで溜め込んでいたのか…と驚くほど魅力的なヒロインになっていました。強い。夕湖も出番を見れば優空の半分もないですけど、海人のこととか朔と優空に気持ちを伝えるところとか最高にメインヒロインしてましたね。そして亜十夢が最高に好きでしたw

最後に
600pもあったなんて忘れさせるくらいめちゃくちゃすごいお話でした。後半戦の前に6・5巻あるみたいなのでそちらを楽しみに待ってます!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル



千歳くんはラムネ瓶のなか6



著者



裕夢



レーベル



ガガガ文庫



ISBN



978-4-09-453022-3


表紙の画像は「版元ドットコム」様より


どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは裕夢さんの「千歳くんはラムネ瓶のなか5」です!
⚠︎ネタバレありです
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前巻の記事↓
ストーリー A
内容は、夏休みに入り学校のない穏やかな日常を過ごす朔。明日姉と秘密の遠足をしたり、優空にご飯を作りにきてもらったり、夕湖と彼女のお母さんに偶然会ったり…そんな中、藤志高で毎年恒例の2、3年生合同の勉強合宿へ。海で遊んだり、バーベキューをしたりと夏のイベント盛りだくさん!そして合宿の終わりに朔はある決断を迫られることになるが…とこんな感じです!


〜夏休みは永遠に続かない〜
シリーズ第5弾!読むのがすっかり遅くなりましたがこんなに厚いのは社会人にはなかなか手を出せず汗 いや6巻はさらに厚いんですけどね…甘酸っぱくて爽やかなだけじゃない、朔たちの夏をとことん楽しませていただきました!面白かったです!
まず序盤。夏休みに入り明日姉の秘密の遠足に行く朔。個人的にこれが1番羨ましかったですね…はぁ…スポーティな女の子と山の中で夏を過ごしてみたかった…夏休みに入ったこともあり、チーム千歳のメンバーとはどうなるかと思いきや相変わらずでしたね。優空は朔の家にご飯を作りにきて、夕湖とばったりエンカウントしたり、みんなでお祭りに行ったりする。健太は色んな意味で成長していましたね…そして始まる勉強合宿。とは言っても先生にいつでも質問できる自習タイムが続くので朔たち二年生は割と遊んでいましたね…ヒロインズの水着が眩しい…こいつら青春してるな…バーベキューでさりげなく女子力を発揮する優空さんには頭があがらないですね…そして朔は合宿終わりにある決断を迫られます。うん。朔らしいですね。このあと書きますけど、本当に彼らしくてなんだかすごく寂しいです。とそんなこんなでとことん楽しませていただいた5巻でした!面白かったです!

ということでここからはお気持ち表明…
やっぱり朔は断りましたね。夕湖からの告白。でもこれってどうしても朔はみんなとこのままの青春を続けたいっていうよりも、誰かの特別にはなりたくないっていう風に見えるんですよね…いや彼自身は根っこのところでそうは思っていないはずなんですけど…まぁこれは僕の解釈ということで…夕湖と付き合うことによって壊れてしまうチーム千歳ではなくて、誰かの特別になってしまう朔の方が彼は嫌で、前者は言い訳みたいに見える。多分それは過去に語られてきた朔の過去を見て僕がそう思っているんですけど…朔がどこか達観して自分が主人公の青春ものを楽しめているのは、結局自分が誰かの特別にならないからっていう圧倒的な前提がある気がします。はい。お気持ち終わり。

キャラ A
個人的には海人が圧倒的にかっこよくてズルいですよ。なんでこいつはこんなにいいやつなんでしょうね。本当に朔は友達に恵まれています。夕湖はキラキラ輝く世界でただ1人のお姫様であることに無自覚で、でもそれでも反則級にかわいいのがずるいです。あと陽が圧倒的にかわいい。これは確か。明日姉もいいところで、失ったはずのお姉さんポジションを存分に発揮してくるんですからたまらないです。朔は本当に何もかも、最後の選択肢を含めて彼らしいと思いました。

最後に
やっぱり面白いですね。チラムネ。ということを再認識した5巻でした。6巻は明日読むか、それとももっと後で読むか…いや明日読まないとダメですよね…読みます…

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル



千歳くんはラムネ瓶のなか5



著者



裕夢



レーベル



ガガガ文庫



ISBN



978-4-09-451899-3


表紙の画像は「版元ドットコム」様より


どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは飴月さんの「君のせいで今日も死ねない。」です!
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ストーリー A
内容は、いたって普通な男子高校生の俺。授業をサボるために屋上を訪れるとそこには校内でも有名な完璧美少女三峰彩葉がいた。飛び降り自殺しようとしている彼女をなんとか止める俺。そこから2人で過ごす日々が始まる。空き教室でダラダラ放課後だべったり、授業をサボって海まで行ったり…そんな中で俺はちょっとずつ彩葉に惹かれて彼女が自殺をしないように願うことになるが…とこんな感じです!

〜自殺しようとしている美少女を助けたら〜
飴月さんのデビュー作!元は短編小説を長編小説にしたもののようですね。まだ若干18歳ということで非常に驚いています…もう00年代生まれの作家さんも当たり前ですね…自殺とか恋愛の解像度が低いことが個人的に合わないポイントでしたが主人公の俺と彩葉の何気ない日常がすごく青春していて楽しく読ませていただきました!面白かったです!
物語は主人公・俺の一人称をメインに進行していきます。授業をサボろうと屋上にいってみると学校一の美少女が自殺しようとしていて、彼女の自殺を止めるために色んなこと話して、そこから2人で一緒に過ごす時間が増えていきます。学校をサボって海に行ったり、空き教室でピザを食べたりゲームをしたり、たい焼きを食べに行ったり、休日一緒に勉強したり…そんな何気ない日常の中で俺は彩葉に惹かれていって、彩葉もまた主人公に特別な想いを抱いていく…2人の距離感や交わされる会話は平凡な日常の中の特別感があってすごく良かったです。一方気になったのが自殺や恋愛の解像度が低いというか輪郭がないことなんですよね…いやこういう作品ですと言われればそれまでなんですけど、なんか価値観というか基準みたいなものが曖昧で「自殺するってこういうことでしょ」「恋愛ってこういうことでしょ」みたいな概念だけで物語が成り立っている気がして…推薦コメントもボカロPの方ですしきっとそういう解像度が正しいんでしょうけど、個人的にはモヤりました。とはいえ2人の関係性は素晴らしく最後まで楽しく読ませていただきました!

キャラ A
俺は普通の高校生男子って感じでしたね…彩葉のこととなると色々意地張ったりするのは彼らしいなと思いました。彩葉は完璧美少女ゆえに色々抱えている女の子。可愛くて勉強もできる女の子がこんな風に自殺しようとしているというだけで魅力がありました。

最後に
個人的に気になる部分もありましたが、俺と彩葉の関係はとてもよかったです。飴月さんの作品はこれからも読んでいきたいです。

どんな人にオススメか?
なんでしょう…YOASOBIとか好きな人は絶対に好きだと思います。ふわっとした自殺観念とか恋愛観念のもとで行われる青春と恋愛。好きな人はハマると思います。

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル



君のせいで今日も死ねない。



著者



飴月



レーベル



富士見ファンタジア文庫



ISBN



978-4-04-074216-8


表紙の画像は「版元ドットコム」様より



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