カテゴリ: 青春もの

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは珈琲さんの「ワンダンス5」です!
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前巻の記事↓
ストーリー A
一凛高校のメンバーが無事決勝トーナメントに進んだ高校対抗ダンスバトル。湾田はいきなり挑発的なムーブを仕掛けてくるマッチンと勝負することに。そんな湾田のダンスを見てカボの中に特別な感情が生まれ始める。一方、部長の恩ちゃんは昌谷高校のダンス部部長である巧宇仙と戦うことになるが…


〜湾田に対する特別な感情〜
シリーズ第5弾!そしてダンスバトル編決勝トーナメント開幕!今回はもうただひたすらに絵に呑まれましたね…知らない音がこんなにうるさく聞こえてくる作品はこの作品以外ないです。最高に面白かったです!
まずは湾田vsマッチンの戦い。湾田を挑発してくる相手に対して湾田が決めるムーブがかっこよすぎましたね…これはイケメンすぎます…そしてそんな湾田に特別な感情が芽生え始めるカボ…奪い去りたくなるって凄まじい感情ですよね…絶対にカボにしか抱けない感情ですよ。そして恩ちゃんと宇仙のバトル。宇仙はなんか初登場の時からいけすかない感じがしていたんですけど、こうして真っ向からダンス魅せられると印象変わりますね…そしてカボのターンが終わったところで伊折の超絶ダンス。ここの絵が本当にやばいです。ダンスも曲も全然わからないですけど、伊折が踊るシーンは確かに音が聴こえて伊折が目の前で踊っているんですよね。絵で音と映像をこんなに味合わせてくれるなんて…もうとにかく凄すぎて言葉にできないです。巻末には「のぼる小寺さん」のコラボ漫画もあり最後はちょっとほっこりですね。小寺さんも好きなのでこうしてクライミングまた見られて嬉しかったです。今回も最後まで楽しませていただきました!面白かったです!

キャラ A
湾田はすごかったですね…あんなに躍動感を感じるのはやっぱり湾田だからなんですよね…そんな湾田にカボが特別な感情を抱く理由もよくわかります。恩ちゃんもすごかったですけどやっぱり伊折。もう本当に半端ないです!途中で恩ちゃんにかけていた言葉はマジなんですかね?2人の関係もちょっと気になるところです。

最後に
今回も半端なく面白かったです!絵が!絵がヤバい!すごい!とにかく圧倒されました。6巻も早く読みたいですね…続刊待ってます。

どんな人にオススメか?


それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル



ワンダンス5



著者



珈琲



レーベル



アフタヌーンコミックス



ISBN



978-4-04-06-522662-9


表紙の画像は「版元ドットコム」様より



どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは成家慎一郎さんの「フードコートで、また明日。」です!
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ストーリー A
一見清楚な優等生で近寄りがたい雰囲気の和田と金髪で派手に日焼けしたギャル風の見た目の山本。お互いに違う学校に通うも、毎日フードコートで集まり放課後の時間を過ごしていた。学校ではお互いに一人ぼっちだけどフードコートにくれば和田が/山本がいる。そんな2人の日常が始まる…

〜フードコートで毎日会える〜
Twitterでみかけて気になって購入。最初はここまでギャグ路線だと思わなくてするっと物語に入っていけなかったんですけど、一度ハマってしまうと抜け出せない麻薬のような中毒性がありましたね…めちゃくちゃ面白い青春百合コメディでした!
深窓の令嬢のように振る舞う和田とギャル的な見た目ゆえに周りから怖がられる山本。そんな2人は放課後になると毎日フードコートに集まってくだらない話に興じている…まずこの設定だけで美味しいですよね。がっこうではお互いに一人ぼっちな2人の少女が、フードコートでは信頼できる友達と本当の姿で会話できる…めっちゃいいです。そしてこのフードコートという舞台の妙ですね。特別感はないけどちょっと非日常っぽさもある。マックだと多分毎日は食べられないし、カラオケとかだと高い。無料でも居座れてなんでも食べられる。そんなちょっとだけ特別でその場所にいやすい空間というのが最高でしたね。お話は基本的にギャグ要素?多めの短編がいくつも入っている構成です。見た目とは裏腹に普通に女子高生で普通に面白い和田と山本のやりとりは見ていて愛おしいですね。表情も豊かで見ていて飽きないです。最終話の見開きの演出には思わずやられてしまいました。めっちゃ面白い青春百合ものでした!

キャラ A
和田は本当にいい表情しますね…学校では深窓の令嬢で通っているのに山本の前だとめちゃくちゃ面白い表情を見せてくれる…こういう女の子最高です!山本は普段はクールに和田のことをあしらっていますが、和田が山本のことが好きな以上に山本は和田のことが好きで…こういう義理堅いというか友達思いのところいいですね…あと個人的にはゴリラさん好きです。

最後に
めっちゃ面白かったのでまだまだ和田と山本のお話は見ていたいんですけどこれって2巻とかあるんですかね?あるならぜひ…!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル



フードコートで、また明日。



著者



成家慎一郎



レーベル



KADOKAWAコミックス



ISBN



978-4-04-109892-9


表紙の画像は「版元ドットコム」様より



どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは三浦風さんの「スポットライト」です!
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ストーリー A
内容は、陰キャな大学生斎藤恭平はミスコンにエントリーするほどの美女・小川あやめに一目惚れをした。しかし陰キャで話しかける勇気のない斎藤は盗撮で彼女に近づいたつもりでいた。そんなある日、小川の誕生日と友人の告白イベントに撮影係として呼ばれた斎藤。彼はサプライズも告白も華々しく蹴散らす彼女と会話するきっかけを得る。だが小川に盗撮のことがバレてしまう。しかりミスコンの写真担当に選ばれたことで再び小川と近づく機会を得る。果たして斎藤は嫌われた小川に再び近づくことができるのか…

〜ヘタレならもがけ〜
Twitterで見かけて気になったので購入。買っていたのはちょっと前なんですけど読むのがすっかり遅くなってしまいました。陰キャ大学生の醜いところをグサリと抉り、強烈な言葉で刺す。最高に等身大で最強に陰キャな青春ものでした!面白かったです!
大学で出会った小川に一目惚れするも話しかけることができずに盗撮に走った斎藤。うん。この設定が最高に陰キャで等身大の大学生。ピリッとした設定がほんまに最高です!せっかく小川の誕生日サプライズで距離が縮まったのに、盗撮がバレて小川に嫌われる斎藤。この時の「もう私を巻き込まないで」「一生てめーでオナってろ」のセリフが最高に強烈で好きです!陰キャだったが故に陰キャがにぎり潰され現実に叩きつけられる瞬間が最高にゾクゾクしますね(本来の楽しみ方とは違いますかね?)しかしミスコンの撮影担当という役割を得て、また小川と接する機会を得た斎藤。小川に好きな人がいることを知り余計なことを口走るのも最高に好きですね。とまぁ、個人的な好きが先走りましたが…陰キャ大学生がミスコン候補に一目惚れして暴走したらどうなる?という等身大の大学生活が描かれていてめっちゃ好きでした!面白かったです!

キャラ A
斎藤の陰キャヘタレっぷりが最高でしたね。お前モブじゃんとか言われても結局ヘラヘラやり過ごしちゃうの。もう完全に陰キャ大学生のそれです。小川さんは強烈な言葉とどこか自分に無頓着なところが印象に残りましたけど、恋する乙女として頑張る姿と目的と方法の履き違えみたいなところがすごくよかったです。

最後に
めっちゃ面白い陰キャ大学生青春ものでした!これから斎藤くんがどんな風に大学生活を送るか楽しみですね!2巻待ってます!


それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル



スポットライト



著者



三浦風



レーベル



アフタヌーンコミックス



ISBN



978-4-06-521995-9


表紙の画像は「版元ドットコム」様より



どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは鈴木大輔さんの「育ちざかりの教え子がやけにエモい3」です!
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前巻の記事↓ストーリー A
内容は、ひなたとのキスを経て季節は夏へ。夏休みといえば青春な中学生のひなたたち。だが彩夏とひなたは池袋でのスカウトをきっかけに芸能界に足を踏み入れようとしていた。エキストラで参加することになった映画の撮影。そこでひなたはまたしてもトラブルを起こし…一方その頃、達也はかつて終わってしまった明日香との関係に結論を下し…とこんな感じです!


〜芸能界は怖いところ?〜
シリーズ第3弾!相変わらずひなたがエモくて担当編集の岩浅さんが心配になりますね…なんで岩浅さんの担当作品はこれほどまでにあとがきに岩浅さんが登場するのでしょうか…閑話休題。今回もひなたが中学生とは思えない一面が魅力的でエモかったです!
前巻のラスト。ひなたとの衝撃?のキスを経て変化が生まれようとしていた達也とひなた。でもやっぱり達也は大人で、ひなたは大人びているだけの子供なんですよね。そこに決定的な差があって埋まらない。楽しい会話の裏でそんな関係性が見えてしまうのもまたエモい。エモいんですかね…夏休みに入り海行ったりなんかの青春を前に映画のエキストラとして撮影に参加することになった彩夏とひなた。2巻のスカウトは伏線でしたか…そしてそこで当然のように問題を起こすひなた。やっぱり只者じゃないですね。でもそれが彼女の生まれながら持っている輝きなのがまた…なんでひなたが急に女優を目指し始めたかという理由もすごく納得してしまって、大人たちが笑っているのにもすごく納得しているのに、あぁひなたは全然笑ってなくて本気で真剣にそうおもっているんだなというのが彼女らしさの全てですね。最後にまた一波乱ありつつ今回も最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
ひなたは本当に真っ直ぐに頑張ってますね。でも大人びた中学生という属性だけは変わらなくて、大人の達也との差が絶対的に埋まらない。それがすごく青春でエモい。彩夏は今回緩衝材というかあらゆる事象のクッションでしたね…いや本当によく頑張ったと思います…達也は色々決めちゃったんですけど、きっとひなたに歩む道を修正させられるんでしょうね…

最後に
今回も大人びているひなたが魅力的で芸能界に挑むストーリーもグッドでした!4巻もまだまだ波乱の夏が続くと思うので続刊楽しみにしてます!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル



育ちざかりの教え子がやけにエモい



著者



鈴木大輔



レーベル



ガガガ文庫



ISBN



978-4-09-451885-6


表紙の画像は「版元ドットコム」様より



どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは屋久ユウキさんの「弱キャラ友崎くんLv.9」です!
⚠︎ネタバレありです!
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前巻の記事↓ストーリー キャラ AA
内容は、レナちゃんに送られてきたLINEをきっかけに決定的にすれ違ってしまった友崎と菊池さん。そのことを知った優鈴と中村から友崎はファミレスに呼び出されて自分のしたことの意味を知ることになる。なんとか菊池さんとの関係は取り直したものの、友崎はゲーマーとしての自分の<業>とも呼ぶべき本質と向き合うことになる。そしてその中で明らかになる菊池さんのことと、日南葵が特別だという感情。果たして友崎は自分と向き合い、菊池さんと、そして日南に対する思いに向き合うことができるのか…とこんな感じです!
〜本質を暴け〜
シリーズ第9弾!累計120万部突破!アニメ絶賛放送中と今まさに油の乗りが最高の状態のシリーズですね!
まず言わせてください…

すごい

とにかくすごかった。413pの物語に屋久ユウキさんの描ける全てが詰め込まれていたと思います。キラキラ輝く青春じゃない。かといって泥臭く醜い自分自身と向き合う物語でもない。本質という誰にもわからない自分の核を暴いて暴いて明らかにして追い詰める。そんな物語でした。そして1巻の伏線をここで回収してくる。圧倒的すぎました。とにかくすごい。すごすぎてすごいしか言えないです。
さて、いつもはストーリーに沿って感想を書いて、キャラの魅力を伝えていくんですけど今回は以下の三つの視点で感想を書いていきます。

・友崎が自分の業を知る
・菊池さんが天使からデウス・エクス・マキナにジョブチェンジ
・日南葵が魔王から人間にジョブチェンジ

友崎が自分の業を知る
友崎がアタファミのオフ会で菊池さんとうまくいっていないことを明かして、自分の本質と向き合うシーンがあります。友崎の人生のプレイスタイルは究極の個人戦でチームプレイではない。その本質が暴かれ、菊池さんとの関係に決定的な亀裂が(目には見えませんが)生じることになります。恋人としての<形式>で誤魔化そうとしていた友崎はこれによって菊池さんとの関係性見直し、もとい自分が1人でどんどん世界を広げていく生き方の見直しに迫られます。ここですごいのがなんだかんだいって自分の本質を変えようとはしないことなんですよね。最初は周りとの関係を捨てて世界を狭めようとして菊池さんとの関係を守るために世界を広げるのをやめようとはしましたが、それは自分を変えようとはしていないですよね。本当は自分が個人戦をするのをやめてチームプレイをしようと考えてもいいはずなのに。そうしないところに友崎の強さの本質があって、ゲーマーとしてキャラを変えて「弱くてニューゲーム」をしようとしたり、みみみの言葉で気づくことができたり…友崎が本当に強キャラの理由は「自分の本質を変えようとしないこと」にあるんじゃないかなと思いました。

菊池さんが天使からデウス・エクス・マキナにジョブチェンジ

僕はこれまで無邪気に大天使・キクチエルとか言ってましたけど彼女はデウス・エクス・マキナでしたね…正直言って怖すぎます…背筋が凍る体験を久しぶりにしました…ずっと菊池さんに取材されていた…?なにそれ。怖すぎます。この物語の中で誰よりも人間離れしていたのは彼女でしたね…いや天使という意味では人間離れしていたかもですけど…文化祭の劇の中で日南にしか知られずに彼女のことを…いや怖い。怖すぎる。菊池さんをかわいい女の子として見るのは多分もう無理です。これ作中だと業って表現されますけど、どっちかというと無邪気な悪意に近い気がします…幼い子供が銃を持っていて安全装置は外れていて何かの動き一つで引き金が引かれるみたいな。しかも他人の核を暴く作品をネットに公開…?確実に弾丸ぶっぱなしてますよ…怖すぎました…

日南葵が魔王から人間にジョブチェンジ

これまで魔王として、倒すべきラスボスとしての日南葵がこの物語ではどこか徹底的に描かれていたと思います。それが今回ラストのたかが10数ページで普通の人間になってしまいましたね。確かに日南葵はこれまでもこれからもきっとパーフェクトヒロインですが、もうただの人間ですね。というか1巻の「人生はキャラ変できる」ってそういうことですか。本当にただの人間ですね。自分の正しさを誰かに証明させるのは魔王でも倒すべきラスボスとしての考えではなく普通の人間ですよね。友崎という強キャラに自分のメソッドを仕込んで正しさを証明させる。日南はどこまでもプレイヤーで、魔王じゃなかったんですね…そのことにすごくがっかりしている自分もどこかいます。この物語の行き着く先は「菊池さんと別れて友崎が日南という最強を倒す」物語だと思っていました。でも実は全然違くて「人間としての日南葵を菊池さんと救う物語」に舵を切ったなんじゃないかなーと思います。少なくとも前者はなくなったのかなと。多分それは文化祭編あたりでなんとなくわかってはいたんですけどね…でもこういう物語になったきっかけが、作者の屋久ユウキさんが友崎と菊池さんとの関係を切りたくないが故の結果なら、僕はそれはなんか違うとも思ってます。それこそ屋久さんが恋愛を神聖視しているのではないのかなとも思います。

と色々書きましたが…9巻ははちゃめちゃに面白かったです。こういう物語を読むために僕はラノベを読んでるんだなとラノベ歴10年にして再認識させられました。10巻待ってます。あと岩浅さん頑張ってください。


それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル



弱キャラ友崎くんLv.9



著者



屋久ユウキ



レーベル



ガガガ文庫



ISBN



978-4-09-451878-8


表紙の画像は「版元ドットコム」様より

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