カテゴリ: 青春もの

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
今日はまた一段と風が強かったですね…砂埃が目に…

さて、今回紹介するのは細音啓さんの「ほま高登山部ダイアリー」です!

ストーリー A
内容は、中学の頃から好きだった之々星縁を追って県立ほまれ高校に入学した主人公の冬嶺冬馬。思い切って告白するも勘違いから登山部へ入部することに⁉︎ はじめは之々星と一緒に過ごす時間を増やすためだったが、徐々に登山の魅力も知っていき…とこんな感じです!
ジャンルは青春もの。ちょっと珍しいことをやる部活ものですね。
すごく面白かったです!いいですね!こういう高校生の男の子と女の子の恋、思いやりのある先輩後輩関係、そしてあまり知らない世界を味わえる題材!素晴らしかったです!
ストーリーの方は割とベタな感じに始まります。好きな女の子を追って高校に入学して、告白して勘違いされて、登山部に入ることになって…とこの辺りは安定の展開ですが、とても丁寧に描かれていてするっと物語に入っていけました!そして登山部の活動目的である登山へ!もちろんすぐに登山にいけるわけではなく、体力トレーニングをしたり、装備を買いに行ったりします。登山をしない人でもわかるようにどんなものが必要で、これはどんなものかが分かりやすく解説されていたのは好印象でした!説明くさくなりすぎないのも良かったです!そして好きな女の子と、部活の先輩たちとともに山へ! 登山する様子もリアリティがあり主人公の冬馬が体験したのと同じように登山の楽しさを感じることができました!ただ一つ気になったのが裏表紙にあるあらすじですね…最初の2行はもう少し書き方があったのではないかなと…ここではあらすじは特に書かないことにしているので公式サイトなどで確認してもらえれば…と本編に関係ない部分で疑問もありましたが(苦笑)すごく面白かったです!

キャラ A
主人公の冬嶺冬馬はよくも悪くも学園ものの主人公という感じでしたね。あんまり主体性がないのはちょっと気になりましたが、好きな女の子のために行動する男の子は好感が持てます!メインヒロインの之々星縁は優しくて友達が多いような感じの子ですが、登山が好きで登山のこととなるとキラキラ目を輝かせるところが可愛かったですね…家の影響で空手をやっていて、後述する変態フェチメガネを撃退するシーンは痛快でしたw マリ部長は後輩思いのいい先輩でした! 大人っぽさの中に無邪気さもあって、後輩をからかう姿が小悪魔的でグッド!変態フェチメガネこと司馬先輩はちょっとヤバめの人ですね…筋肉命の変人で女の子の胸筋を鷲掴みにしたりするのは…でも頼り甲斐があるいい先輩でした…2年の先輩水守ガブリエッラことガブさんは最初は語尾がちょっとウザいな…と思っていたりもしましたが、話が進んでいくにつれて後輩思いのいい先輩だとわかって印象ガラリと変わりました!ナイスバディゆえイジられる姿がグッジョブでした!どのキャラもとても魅力的でした!

今後の期待度 A
まだまだ序盤という感じなのでこれからほま高登山部のメンバーがどのような青春を送り、どんな山に登りのか楽しみです!続き待ってます!

どんな人にオススメか?
青春もの、学園ものが好きな方は!登山というあまり見慣れない題材を扱っていますが、全く知らない人でも楽しく読めると思います!キャラも生き生きとしていて登山の楽しさが伝わってきます!気になった方はぜひ!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

ISBN 978-4-09-451645-6

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
なんだか最近暖かいのは…気のせいですかね?まだまだ冬ですかね?

さて、今回紹介するのは屋久ユウキさんの「弱キャラ友崎くん Lv.3」です!
前巻の記事↓

ストーリー AA
内容は、色々あった一学期も終わり夏休みに突入!しかし休みであっても日南からの指南は続く!中村と優鈴をくっつけるための泊まりがけのBBQに参加したり、菊池さんとデートしたり⁉︎波乱万丈の夏休みが始まる!…とこんな感じです!
まず言わせてください…

最高に面白いです!

うわぁあああああ!最高ですか!最高すぎます!夏休み!青春ものの必須イベントを詰め込んだ夏休みが!ここまで!ここまで盛り上がるとは!最高すぎます!またAAつけてしまいました!最高すぎて最高としか言えません!最高!
まだまだ弱キャラながら一学期でだいぶ成長した友崎くん。夏休みに入っても相変わらず日南からの厳しい指導は続き、リア充グループと泊まりがけのBBQ行ったり菊池さんとデートしたりします。BBQではビビりながらも中村に近づいてみたり、日南さんの行動にドキドキしてみたり、水沢の本音に触れたり、ゲーマーとして中村と優鈴がくっつくように作戦を練ったり…いいですね…青春ですね…男子同士の絡みもいいですね…これまで友崎くんが絡むのは女子が中心だったのでお風呂でのあのやりとりとかが待ってました!って感じですごく楽しかったです!そして菊池さんとデート!これもただデートするじゃなくて、菊池さんとデートする中で気づく自分の本当にしたいこと、菊池さんが本当にしたいことがグッドです!そんなイベントの影で友崎くんに訪れる変化。順調に成長していた友崎くんが、自分の中に芽生えた気持ちと葛藤していく姿はまさに青春!友崎くんと日南さんの間で明らかになった考えの違いもこうやって解決していくのかと感動しました!あの最後の挿絵は本当にズルくてズルくて仕方ないです!最初から最後まで最高としか言えない素晴らしい物語でした!最高に面白かったです!

キャラ A
菊池さん可愛い…本当に妖精なんですね…本のあるところではMP回復してキラキラ輝くんですね…菊池さんが本当にどうしようもなく可愛くて、友崎くんに対する態度や話し方、服装、細々とした所作も含めてもう尊い以外の言葉がないです…これまで名前は出てきたものの本格的に出て来なかった竹井は大活躍でしたね!こういう元気がいいバカ(褒め言葉です)クラスに1人はいましたけど、普段はアレなくせにそれを取り戻してあまるほどのファインプレーを見せるんですよね!まさ助演男優賞級の活躍でした!水沢も結構完璧人間だなと思っていたんですけど、こういう悩みがあったとは…これからは友崎くんや日南さんと深く関わっていく立場になりそうですね…中村はやっぱり中村でさっさとしろよ!って感じでした(苦笑)女性陣も相変わらず可愛らしい…みみみはアレですよ。友崎くんのあっちの趣味を暴こうとするのはやめましょう(真顔)元気よくて相変わらず可愛いです!優鈴は完璧乙女でしたね…しかしちょいちょい触れられていましたけど巨乳が川遊びでキラリと光ってましたね…意外と奥手なところもまた可愛い…日南はやっぱり友崎くんにこういうのを求めていて、それは他の奴じゃないことをどこかでわかっていたのかな?と感じました…ただ才色兼備で努力家だけじゃない、日南さんの一面が強調されていて今までとは違う魅力がありました!

今後の期待度 A
4巻まだですか!いやまだ発売から1ヶ月も経ってないんですけど…続き…続きが読みたくて読みたくて仕方ないです!4巻死ぬほど楽しみに待ってます!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

ISBN 978-4-09-451655-5

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
バレンタインでしたね。皆さんどうでした?まあ、あれですね。チョコ美味しいですね。はい。

さて、今回紹介するのは屋久ユウキさんの「弱キャラ友崎くん Lv.2」です!
前巻の記事↓

ストーリー A
内容は、人生はクソゲーという価値観を改めつつある主人公友崎文也。相変わらず日南から人生攻略の指南を受けながら着実にレベルアップしていた。季節は夏になり、生徒会選挙の時期がやってくる。日南が会長に立候補するなかみみみこと七海みなみも立候補⁉︎そして友崎はみみみをサポートすることに⁉︎…とこんな感じです!
まず言わせてください…最高に面白いです!あぁああああ!なんで!なんでこんなに面白いんですか!最高ですよ!最高すぎて最高以外の言葉がないくらい最高です!言葉で言い表せないくらい面白いです!
脱オタ(といってもアタファミ愛は相変わらず)していく友崎くん。日南からの指導も徐々に厳しい課題が課されていくなか努力でなんとかしていこうとする姿に感動ですね…序盤ではあんなにしどろもどろだった友崎くんが終盤では見違えるほど…でもないですけど確実に成長している姿にグッときました…生徒会選挙ではみみみの手伝いをしながらも、ゲーマーとして頭を使いなんとか強キャラの日南を倒すために頑張るんですけど、ここで見せる友崎くんの表情最高ですね…みみみのためではなくあくまでも日南を倒すためなんですけど、どうすれば勝てるのか考えて実行していく様子にワクワクしました!お話のメインは生徒会選挙なんですけど、中村と優鈴の関係、みみみと日南、そして友崎くんと菊池さんの関係にも変化が…。中村と優鈴さんはある程度既定路線ですけど、優鈴の見せる感情がリアリティあって良かったですね…友崎くんと菊池さんの関係は見ていてニヤニヤするような初々しさがあるわけですけど、それでも素直に頑張れって言いたくなる姿がグッド!みみみと日南の関係にはちょっと驚かされましたね…日南がいかに強いか、みみみがそんな日南さんを見て何を思っているのか。真っ直ぐにぶつけられる本音が突き刺さりました。友崎くんが見せた勇気ある行動は、たとえみんなから笑われていても最高にかっこいいものでした。友崎くんすごい。2巻もただただ最高と言うしかありません!最高に面白かったです!

キャラ A
お話的にはみなみのターンなわけですけど、日南、優鈴、たまちゃん、菊池さんも出番が来ると抜群の魅力を発揮していきます…日南さんの裏の顔と表の顔の使い分け、そしてあらゆる手段と努力を惜しまないその姿はやっぱり美しくて、それでいてチーズを美味しそうに食べる姿は可愛くてやっぱり反則級に可愛いです。優鈴もいいですね…中村のためにアタファミを努力する一生懸命さ、でもいざ中村のこととなるとちょっと怖気づくところも可愛らしい…たまちゃんは前巻より出番が多かったわけなんですけど、それはもう可愛いこと…「まかせろ!」「まかせた!」のところ本当に好きです!可愛い!たまちゃん可愛い!でもそんなたまちゃんにも屈託があって、変われたから今があるというのが…ただ可愛いだけのキャラではなくバックボーンもきちんとあって、だからこそこの可愛いさなんだろうなと感じました。菊池さんも図書室の妖精にふさわしい可愛いさ…自分の好きなアンディのこととなると目をキラキラ輝かせて、そんな自分が恥ずかしくて本で顔隠して…あぁ、可愛いすぎます…そしてなんといってもみみみ!一巻読んで出てきてすぐき好きになった女の子なんですけど、今回でさらに好きになりました!たまちゃんをイジる無邪気な姿に反して、胸に秘めた日南への思いがもう…多く語るのはネタバレになりそうなのでやめておきますけど、とにかくすごく魅力的でぶっちゃけ惚れました!みみみ最高です!

今後の期待度 A
実は今三巻読み途中だったりするんですけど(^_^;) 2巻を読んでさらに続きが楽しみになりました!友崎くんはこれからどうなるのか⁉︎日南の指導は?菊池さんとの関係は⁉︎ 三巻も楽しみです!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

ISBN 978-4-09-451631-9

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
近所の川津桜が満開で春を感じています。まだまだ寒いですけどゆっくり春に近づいていますね。

さて、今回紹介するのは屋久ユウキさんの「弱キャラ友崎くん」です!

ストーリー AA
内容は、人生はクソゲーだと信じている主人公の友崎文也。アタファミというゲームでランキング1位を記録する彼だが、学校では陰キャラとして日々を過ごしていた。そんなある日、とあるきっかけで学校のアイドル日南葵から人生は神ゲーであると言われる。ゲーマーとしての血が騒いだ友崎は日南の指導の元、人生を神ゲーにするために努力をすることになる…とこんな感じです!
ジャンルは青春もの。主人公の成長が一つメインとなっていました。第10回小学館ライトノベル大賞優秀賞受賞作ですね。
まず言わせてください…

最高!

最高!最高の一言以上感想なんて何も出てきません!僕の貧弱なボキャブラリーでは表現できない最高で完璧な素晴らしく面白い作品でした!久しぶりにAAをつけてしまいました!それくらい面白くて、読んでいてワクワクしました!
まずなんといっても友崎くんと日南さんの関係が最高ですね!アタファミ(おそらくスマ◯ラのような格闘ゲーム)では日本一の友崎と二位の日南さん。しかし現実では友崎はただの陰キャラ、一方日南さんはなんでも完璧にこなし美人で勉強も運動もできて努力を怠らない完璧な女の子。友崎くんはそんな日南さんに人生を勝ち抜くためのルールを教わっていきます。現実では一見繋がらなさそうな2人が、オフ会を通して互いの裏の顔を知り、人生のルールを教える側教えられる側で関係も保ちながらも、その核にはあくまでゲームがある。この構図が非常に上手いです!文章もスラスラ読ませてくれますし、構成もうまくて次の展開が気になる気になるでページをめくる手が止まりませんでした!あと雰囲気というか空気感の描写もいいですよね…教室の騒がしい感じ、図書室の静かで穏やかな感じ、リア充たちが話しているときの空気、そこに友崎くんが入ったときのどこか異物感のある空気。こういった空気感がすごく印象的でした!肝心のストーリーも友崎くんが変わっていく様子を丁寧に描きながらも、周りにもきちんと目を向けていてキャラ1人1人が生き生きと作品の中で動いていました!慣れない女の子との会話に四苦八苦する友崎くんの姿は素直に応援できますし、日南さんの姿もまた美しい…最初から最後まて文句無し!とてもデビュー1作目とは思えない素晴らしい作品でした!最高に面白かったです!

キャラ A
友崎くんいいですね…陰キャラでどこか卑屈さも見え隠れするんですけど、努力して変わろうと思って実際に実行して、ダメだったところは反省して直す。日南さんはあくまで指導役で自ら変わろうとしているのはとても好印象でした!日南さんもいいですね…才色兼備なんて言葉が一番似合うかもしれないんですけど、あくまで努力を怠らない。神ゲーである人生を堪能して生きている。ゲームに対する情熱も真っ直ぐでキラキラしていて…すごく可愛い女の子でした!この他にも七海みなみ、夏林花火、泉優鈴、菊池風香といった魅力的な女の子がストーリーを盛り上げます!中村という男の子も素敵でしたね…リア充でクラスの中心にいるけど、頑固なところもあって友崎にゲームで勝つために特訓をする。いいですね…個人的なお気に入りは先述した七海みなみ。こういう元気の塊みたいな女の子に弱いんですよね…どのキャラもとても魅力的でした!

今後の期待度 A
もう三巻まで出ているわけですが…2巻以降読むのが楽しみです!友崎くんはどんな風に変わっていくのか…期待して2巻も読みたいです!

どんな人にオススメか?
学園青春ものが好きな方は!本当に手放しで絶賛できます!最高に面白いです!気になった方はぜひ手にとってみてください!後悔はしないと思います!オススメです!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

ISBN 978-4-09-451610-4

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
ついに2月!大学は休みになりますけど、色々と忙しいです…

さて、今回紹介するのは三田千恵さんの「リンドウにさよならを」です!

ストーリー A
内容は、好きだった少女襟仁遥人が自殺するのを止めようとして代わりに死んでしまった少年神田幸久。彼は地縛霊として退屈な日常を送っていた。そんなある日、クラスでいじめられている穂積美咲にだけ存在が知られていることに気づく。2人は友達として共に過ごすようになる。美咲は幸久の勧めで変わっていくが…とこんな感じです!
ジャンルは青春もの。苦しさの果てに広がる突き抜けるような爽快感がありました。
第18回えんため大賞ライトノベル ファミ通文庫部門優秀賞受賞作。まず言わせてください…この作品すごく面白いです! あー! さすがファミ通文庫さん!こんなに素晴らしい青春ものを出してくるなんて…!
序盤は幽霊が主人公ということもあり、オカルトものになるのかな?と思いましたが、がっつり青春ものでした! いじめも一つの要素として入っていますが、理由というか背景がはっきりするとただ悪いものとして見きれなくなってきて、このモヤモヤ感も青春ものの醍醐味だとじました。ストーリーの方はいじめがありながらも、本当に何気ない学校生活のひと時の中で幸久と美咲が心を通わせていくのがグッドでしたね…変わろうとして、変わったら批判されて、それでも折れずに頑張って、傷ついて傷つけられて、間違って正しくて、好きで嫌いで…登場人物たちの感情が飛行機雲が浮かぶ青空の下グサグサ突き刺さってきました。中盤以降明らかになる謎、終盤の展開、そしてラスト。ありふれているのに確実に読者の心を撃ち抜くあの4文字は忘れられません。最高。ただただその一言が似合う最高の青春ものでした!

キャラ A
幸久は聡明ですね。頭がいいという設定のキャラではなくて、本当に頭がいいなと感じる言動が魅力的でした。美咲もよかったですね…こういう折れない強く気高い女の子大好きです! 襟仁遥人は名前に似合わずちゃんと女の子で、その女の子らしさが幸久の感情と相まって最高でした! 個人的なお気に入りは幸久の弟分の結城守。こういうちょっとチャラささが見え隠れしつつも相手を思いやれて行動できる男の子は好感が持てます!

今後の期待度 評価不能…
多分1巻完結なので…というかこれは本当に下手に続けてほしくないです…

どんな人にオススメか?
とにかく青春ものが好きな方は!読んで後悔は絶対しません! 息苦しさの中にある爽やかな青春を存分に楽しんでください!気になった方はぜひご一読を!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

ISBN 978-4-04-734496-9

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