カテゴリ: 学園もの

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
この時間の更新は久しぶりな気がします(苦笑)ただ、このブログでは11時くらいの更新か普通なのでご容赦ください(^_^;)

さて、今回紹介するのは橘公司さんの「いつか世界を救うために ークオリディア・コードー」です!
橘公司さんは代表作「デート・ア・ライブ」の著者です。「デート・ア・ライブ」は二度のアニメ化、劇場アニメ化を果たしています。イラストは初見でわかった方も多い通り、はいむらきよたかさんです。

ちなみに、プロジェクト・クオリディアの第一弾の「クズと金貨のクオリディア」も過去に紹介したので、そちらもどうぞ↓ちなみに、今作とはほとんど関係ないので、どちらから読んでも大丈夫です!


実は 橘公司さんの作品を読むのは初めてでした。昔「蒼穹のカルマ」を読もうとして、結局読まなかったということはありましたが(苦笑) 実績のある作家さんらしく読みやすかったです。

ざっくりとしたあらすじ。
アンノウンと呼ばれる怪物と人類が戦い、勝利した後の世界。そこでは、戦争の危険を回避するために、コールドスリープで眠らされていた子供たちが、「世界」と呼ばれる異能力で、アンノウンの残党と戦う日々を送っていた。
そんな中、主人公紫乃宮晶は凛堂ほたると共に、神奈川で主席という最強の戦闘力を誇る天河舞姫を暗殺するために、神奈川に転入することとなる…とこんな感じです!

ジャンルは学園異能バトル! ですが、なんでしょう作品全体から醸し出されるストーキング臭はw


まず言いたいのは、この作品面白いです! バトルはさることながら、ストーキングの描写が素晴らしいです! ストーキングの描写が素晴らしい! なんて、誤解されそうですが、実際にかなりいい出来です!

また、キャラがいいです! さすが実績のある作家さん、という感じでそれぞれに魅力があり、楽しいキャラに仕上がっていました! また、ライトノベルを読んで久しぶりにメインヒロインが可愛いと思いました。舞姫最高です! 今年のベストヒロイン賞をあげたいくらいです!

ストーリーの方は一応ひと段落ついていますが、上下巻の上にあたる一巻では、話はあまり動きませんでした。しかし、充分面白いストーリーに仕上がっていたので、一巻だけでも充分楽しめます!

上下巻構成の上巻だけなので、判断しにくい部分もありましたが、一風変わった異能バトルとして充分楽しめます! とにかく舞姫が可愛いので、ヒロイン目当てでも充分に楽しめると思います! かなりのおすすめです!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 



どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
今日は大学もバイトもないのに、時間を浪費した感が半端ない1日でした。明日はもう少し有意義に過ごそう。

さて、今回紹介するのは尾地雫さんの「イレギュラーズ・リベリオン」です!
尾地雫さんは第7回GA文庫大賞優秀賞を受賞した今作が二作目となる新人さんで、第9回小学館ライトノベル大賞ガガガ賞も受賞しています。ガガガ文庫で出た上記のガガガ賞受賞作である「撃戦魔法士」も紹介しているので、よろしければそちらもどうぞ↓

ざっくりとしたあらすじ。
魔法を操る人々が生活する世界。そこで、紋章騎士と呼ばれる存在になるべく養成学校のマーテリア騎士学院に優秀な成績入学したハンティス。しかし、彼はある事がきっかけで留年してしまう。そして、ハンティスは落ちこぼれが集う部隊の隊長となるが…とこんな感じです!

ジャンルは学園ファンタジーですね。古き良きジャンルですが、最近はこれに教官ものなど一捻り加えたものが多かったので、純粋な学園ファンタジーを久しぶりに読んだ感じです!

いやー、しかし作者の尾地雫さんすごいですね。「撃戦魔法士」も面白かったですが、今作も滅茶苦茶面白いですよ! しかも、二つとも魔法を設定に取り入れているのに、全然違った読み味があります!

まずは、プロローグ。大抵のライトノベルのプロローグは「まあ、こんなもんか」みたいな感じで始まって、読んでいるうちに面白くなればいいだろう。というようなプロローグが多いですが、この作品のプロローグは頭の中で映像が再生されるくらい鮮やかで綺麗なプロローグで「絶対に面白い作品だ!」と思わせてくれる素晴らしいものでした!

また、「撃戦魔法士」同様キャラが非常にいいです! 10人を超えるキャラを出しながらも、それぞれを魅力のあるキャラとして描ききっています! シスリーネの可愛さが半端じゃないです!そして、敵キャラもいいですね。敵に魅力のあるライトノベルって最近あまり多くないと思うので、ここまで書けるのは本当にすごいと思います!

ストーリーは全体を通して王道ですが、主人公を含め様々なキャラで読ませてくれるのでページをめくる手が止まりませんでした! ラストもライトノベルらしくていいですね! 

全体的にアラはあるにせよ、最近の新人ではもっとも期待できる作家さんです! ぜひ、この作品か「撃戦魔法士」を読んでみてください! 続きを楽しみにして待ちたいと思います!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 
テスト勉強しないと…

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
バイトが三連勤です(苦笑)三日で合計22時間働きます…まずいですね…

さて、そんな疲労困憊の極限状態の中紹介するのは田中ロミオさんの「灼熱の小早川さん」です!
田中ロミオさんはシナリオライターの方で、ライトノベルの分野ではアニメ化された「人類は衰退しました」「AURA」が有名です。今作も上記二作品同様ガガガ文庫から刊行されています。

田中ロミオさんの作品は「AURA」しか読んだことがなく、何これ滅茶苦茶面白いじゃん! と非常に楽しませてもらったので、今作も期待していましたが、今回はダークな方向でまた違った面白さがありました。

ざっくりとしたあらすじ。
高校に入学して、始まった新たなクラスでの、新たな生活。平穏に学校生活を送ろうとする主人公飯島だが、クラス委員に小早川さんがなってしまったことから全てが変わってしまう…と、こんなにです!

ジャンルは学園もの。かなりシリアスな作品です。

読んで思ったのは、飯島のクラスの状況は自分も体験したなー。ということです。ネタバレになるので詳しくは言えませんが、こういうクラスって誰もが一度は体験or自分のクラスではなくても見てきた光景なのかなー、と思いました。

あと、登場人物たちの距離感が絶妙なんですよね。これもまた、自分が現実で体験してきたこととリンクして痛くなります。親、友人との距離はまさに高校生の時は飯島と同じスタンスでした。

ダークで暗い話と言いましたが、随所にユーモアも散りばめられていて、テンポよく読めます。また、小早川さんの趣味? は少し笑いました。それと、タイトルにもある「灼熱」は作中に出てくる炎の剣が関係してきます。この炎の剣も最後でその意味に気がつくと、なるほど…と納得します。

短いページ数ながら、自分もこんな学園生活送ってきたなー。と、どこかでリンクするようなお話です。一巻完結なので、気になった方はどうぞ!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
実は! ってほどてもないんですけど、僕株のゲームやってるんですね。それでそのことを大学の教授にも知られていて、ギャンブラー(笑)として扱われているんですよ。そして、今日の授業でたまたま株に関連する話が出て、僕が最近ギリシャのせいで株に負けたという話を教授がしたら、異性にリアルで株やっていると誤解されて「株で40万円も負けたって本当⁉︎」と割りと真面目に心配されてしまいました。いや、ゲーム内の仮想通貨ですのでご安心を。

さて、今回紹介するのは三屋咲ゆうさんの「学戦都市アスタリスク」です!
三屋咲ゆうさんは元々シナリオライターの方で、今作でライトノベルデビュー。10月には今作のアニメが放送予定など、現在ノリに乗っている方です。
毎度のことですが、シナリオライターには疎いので三屋咲ゆうさんがどれだけすごいのかはわかりません(^_^;)

この作品実は半年近く積本状態だったんですけど、4月に放送されたokiuraさんがキャラクターデザインを務めたプラメモが面白かったので、okiuraさんのイラスト目当てに読み始めました! ただ、作品自体は悪くなかったです!

ざっくりとしたあらすじ。
水上学園都市「六花」通称アスタリスクと呼ばれるそこでは、六つの学園の生徒が「星武祭」の舞台でしのぎを削りあっていた。そんな六つの学園の内の一つ星導学園に転入してきた主人公天霧綾斗は、学園でもトップクラスの戦闘力の持ち主ユリスの怒りを買ってしまい、決闘をすることになる。ここから綾斗の波乱万丈の学園生活が始まる! …と、こんな感じです!

ジャンルは学園バトル。いわゆるMF文庫のIS系などのハーレムものです。

主な登場人物の紹介。
まずは主人公の天霧綾斗。優しい好青年です!

次はヒロインのユリス。学園でもトップクラスの戦闘力を誇る少女です!

次はクローディア。星導学園の生徒会長です。

最後は幼なじみの沙々宮沙夜。のんびりとした天然気味の少女です。

以上が一巻での主な登場人物です!

作品の方は今まで読んできたMF文庫作品のハーレム系の中では一番面白かったと言える内容でした! 豊富な設定に、メリハリのあるバトルシーン。キャラの魅力も存分に出ていました!

ただ、一巻だけではボリューム不足というか、淡々の話が進んでいってしまった感がありました。これなら、一巻ごとに新しいヒロインを出すスタイルでヒロインをきちんと掘り下げていったほうが良かったのでは? と思いました。

あと、エピローグが雑、というか続刊が出る予定だったにせよ、主人公とヒロインにもう少し触れて終わらせばよかったと思いました。

全体的に他のハーレム作品よりヒロイン達の魅力も、設定の濃さも光っていましたが、物足りない感はあるので何巻かのまとめ読みをオススメしたいです! MF文庫のハーレム系作品が好きな方はぜひご一読を!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
スマホのローマ字入力キーボードが使いづらくてもとに戻しました(苦笑)あれって縦持ちだと使いづらいですね。何日か練習したけど無理でしたw

さて、今回紹介するのは雨木シュウスケさんの「グリモアコートの乙女たち」です!
雨木シュウスケさん作品を紹介するのは初めてですね。雨木シュウスケさんは代表作「鋼殻のレギオス」が400万部を超える大ヒットを果たし、アニメ化も果たした富士見ファンタジア文庫の中期を支えた人気作家さんです。「ドラクリミット・ファンタジア」以降は主な活動場所を講談社ラノベ文庫に移しています。今作は講談社ラノベ文庫での二シリーズ目になります。

ざっくりとしたあらすじ。
グリモアコート。それは日本で誕生した独自の万能魔法具で、大和魔女と呼ばれる者たちのみが着用できる最高の魔法具。そんな大和魔女を育成する機関である常夜女学院に、男でありながら入学することになった眩星織音にはとある目的があり…とこんな感じです!

ジャンルは学園ものにローファンタジーを足した感じです! 

主な登場人物の紹介。
まずは主人公の眩星織音。男でありながら女学院に入学することになった少年です。
名前は織音と書いてオリオンと読みますが、女学院では男であることを隠すためにおりねと読ませています!

次は千輪環。織音のクラスメートです!

次は鈴火ルカ。猫の召喚魔法を扱う織音のクラスメートです!

以上の三人に加え、先輩二人が中心となり一巻では話が進みます!

まず、この作品で注目したいのは男子が女学院に入学するという点です。ライトノベルでは比較的少ないとはいえ、男子が女子高に入学することになりながらも、ハーレムものではない作品は久しぶりではないでしょうか? 女子にそのことを知られたくないということやいわゆる「萌え」がないのもこういった作品では珍しいと思います。

魔法の設定に関しては、目を見張るものがありました。グリモアコートという道具は魔法科でいうところのCAD的なもので、かなり工夫が凝らされていましたし、魔法を使ったバトルも読み応えがありました!

ただ、いくつか残念な点をあげると、男子がどうしてグリモアコートを着て魔法が使えるのか、女学院で生活する織音、終盤の盛り上がりのなさは少し気になりました。最初の疑問に関しては今後の展開の伏線になっているかもしれませんが、もう少し読者に見せてもいいのかなー、と思いました。

いくつか気になった点があったものの全体的に今後に期待ができる作品でした! 男子に女子が多数いながらハーレムもラブコメもないというシリアスな珍しい作品です! ぜひご一読を!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

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