カテゴリ: ファンタジー(現代要素少なめ・現代要素なし)

どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは長月東葭さんの

「かいじゅうのむすめ」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、婚約して異国に婿入りするものの暗く冷たい塔に幽閉される盲目の王子ジェラルド。彼は与えられる食料の少なさもあり日に日に弱っていた。そんなある日、ジェラルドは見るもおぞましい怪物と出会う。ローアンナと名乗る彼女は誰もが驚く見た目をしていたが、盲目ゆえにジェラルドは彼女のことを恐れずに接することができた。友情を育んだ二人はやがて国を揺るがす事件を解決することになるが…とこんな感じです!

〜化け物と盲目の王子が国を救う〜

長月東葭さんの新作!ガガガ文庫で発表されていた「貘」が印象的だったので新作楽しみにしてました!今作は「貘」の印象からガラリと変わって優しくてどこか温かいファンタジーを楽しませていただきました!面白かったです!

まず序盤。ジェラルドとローアンナが出会うところから物語は始まります。小国から大国に婿としてやってきたジェラルド。しかし盲目であることもあり、その待遇はひどく配給される食糧はわずかで日に日に弱っていき…そんな中、ローアンナという会話することも難しいローアンナという怪物に出会います。誰もが驚く見た目をしているローアンナですが、ジェラルドが盲目ということもあり偏見なく触れ合う姿がグッドでしたね。

そして二人は不器用に距離を縮めていきます。目が見えないジェラルドと言葉が上手く話せないローアンナ。しかしジェラルドのやさしさもあり、ローアンナはどんどん言葉を覚えて成長していきます。ローアンナの純粋なジェラルド好き!が眩しくて優しいですね。

物語はミザリネというジェラルドの婚約者である姫を、ローアンナがたまたま助けたところから動き始めます。急激に崩壊した騎士団、荒れる国内、おかしくなる王様と、そんな王様をたぶらかす妃…国内の問題をなんとかするために、騎士団の主要メンバーであるアリウスを加えた4人で問題を解決していきます。

妃はなかなかイカレた奴でしたね…その分妃に立ち向かう4人の団結力やかっこよさが光りました。終盤はすごく盛り上がる展開で、悲しいシーンもありながら、童話的なラストには心打たれました。最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
ジェラルドは盲目ながら心優しい王子として魅力的な人物でしたね。盲目以外にも身体的なハンデはありましたが、フィジカルはローアンナが補うという構成がよかったですね!ローアンナは見た目は化け物なものの中身は純粋な女の子でしたね。ジェラルドと触れ合う中でどんどん成長して頼りがいのある姿を見せてくれました!ミザリネは「なんだこのヤバい女は!」という第一印象からどんどんいい子になっていきましたね。こういう子は好きです。でもジェラルドにちゃんと謝って

最後に
心温まる優しいファンタジーとして楽しく読ませていただきました!童話的なラストも魅力でした!

どんな人にオススメか?
ファンタジーが好きな方は!登場人物たちの優しくて温かいやりとりがグッドです!ジェラルドとローアンナの関係性がとても素敵!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

かいじゅうのむすめ



著者

長月東葭



レーベル

KADOKAWA


ISBN

978-4-04-952201-3






どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは陽波ゆういさんの

「俺の追放されたい願望、全員に好かれて叶わない」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、異世界に転生したロクトは女神から収納という微妙なスキルを与えられることに。しかし女神から追放されると発現する隠しスキルを持っていた!スキルを発動させるためになんとか追放されようとするロクトだが、パーティメンバーの美少女たちはロクトのことが大好きすぎてなかなか追放されずにいて…追放されたいロクトと絶対にロクトを手放したくない美少女たちのハーレム追放ものが始まる!とこんな感じです!

〜追放されたいけど美少女たちが話してくれない⁉〜

陽波ゆういさんの新作!陽波ゆういさんの作品を読むのは「貞操逆転世界ならモテると思っていたら」以来ですね。今作はファンタジー世界でアンチ追放もの×ハーレムラブコメとして楽しく読ませていただきました!面白かったです!

まず序盤。ロクトが異世界転生するところから物語は始まります。このあたりは割と鉄板な展開ですが、追放されると発現するという能力を持つのがオリジナリティありましたね!アンチ追放ものとして進行する物語のよい導入でした!

そして始まるロクトの異世界生活!前衛の双剣使いであるホノカ、後衛で治療魔法使いのマールン、そしてパーティのリーダーで魔法剣士のシオン…3人の美少女とロクトは冒険者をしながら生活していきます。収納という戦闘には役に立たないスキルを持っているロクトですが高い料理スキルとお人よしな性格で周りを虜にしていくのがグッド!本人はスキルのために追放されたがっていますが…

各ヒロインたちとのやりとりも賑やかでいいですね!ホノカは元気いっぱいなので明るく元気なやりとりが、マールンは大人の魅力が、シオンは男と勘違い?されていて馴れ馴れしい感じがグッドです!

終盤ではちょっとしたピンチを4人で乗り越えて盛り上がりましたね!やっぱり陽波ゆういさんのハーレムものは面白いです!最後まで楽しく読ませていただきました!

キャラ A
ロクトはやたら追放されたがるというちょっと面白い主人公。戦闘能力はないですが、ヒロインたちのことを考えて行動できるのがグッドでしたね!ホノカは元気いっぱいでロクトのことが大好きな剣士!戦う姿は凛としている一方で、ロクトのことが大好きすぎていつもジェラシー全開なのが良きでした!マールン、シオンももちろん魅力的でハーレムもののヒロインとして物語で重要でしたね!

最後に
ファンタジー世界でハーレム×アンチ追放ものとして楽しく読ませていただきました!

どんな人にオススメか?
アンチ追放もの、ハーレムものが好きな方は!タイトル通りの物語をしっかりと楽しませてくれます!ロクトは嫌味がなくて万人受けするタイプですし、ヒロインたちはかわいい!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

俺の追放されたい願望、全員に好かれて叶わない



著者

陽波ゆうい



レーベル

富士見ファンタジア文庫


ISBN

978-4-04-076409-2






どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは神代翁さんの

「いけにえの君主論」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、生贄として人食いの竜に捧げられた亡国の姫・シルビア。しかし竜のヴェールはシルビアのことを食べず、彼女と一緒に旅をすることを選ぶ。シルビアはヴェールと共に旅をする中で、彼女のことを知り、また彼女が長い寿命の中で見てきたものやかつての友人との再会、そして自分の国を取り巻く世界情勢に触れていく。その中でシルビアは君主としての才能を発揮していくが…とこんな感じです!

〜亡国の姫君と人食い竜の旅〜

第32回電撃小説大賞銀賞受賞作!亡国の姫と竜が旅をするというファンタジーで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

まず序盤。シルビアがヴェールに生贄として捧げられるところから物語は始まります!シルビアは初っ端からなかなか豪快に飲んたり食べたりしますね…ここまで遠慮のない生贄もなかなかいないのでは…?

そんなシルビアを食べないことを選んだヴェールは彼女と一緒に旅をすることに。かつての友人に会いに港湾都市に向かいます。これ以降はヴェールは基本人型として行動して竜になることの方が珍しいので人外との旅とは少し違った感じになりますね。

シルビアはヴェールと一緒に訪れる先でヴェールに振り回されながらも楽しい日々を送っていきます。ヴェールと一緒にいるときだけはシルビアも亡国の姫という役割から多少は解放されているように見えるのがよかったですね。

ヴェールと一緒に過ごす中でシルビアの才能が徐々に花開いていくのは見どころ抜群でしたね!大国の商会相手に頭脳戦を展開したり、かつての婚約者相手に言葉をうまく使ってみたり…国が滅んでいなければ優秀な君主だったんでしょうね…

ところどころ気になるところはありますが、終盤の盛り上がり方からの終わり方は印象的でした。読んでいて楽しい作品でした。

キャラ A
シルビアは最初の豪快な印象や大人相手に一歩も引かない立ち回りで大人びてみえますが、時折見せる子どもらしい仕草がグッド!ヴェールは何千年も生きている竜なのに、やたら人間くさいのが魅力的でした!

最後に
亡国の姫と竜の旅ものファンタジーとして楽しく読ませていただきました!

どんな人にオススメか?
ファンタジーが好きな方は!亡国の姫と竜が旅をしていく中で不思議な絆を深めて行ったり、シルビアが君主としての才能を発揮していく過程がグッド!オススメです!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

いけにえの君主論



著者

神代翁



レーベル

電撃文庫


ISBN

978-4-04-916928-7





どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは伊達康さんの

「毎度、最強ヤマネコ一家です 団員各位、またS級傭兵団をやるので戻ってきなさい」

です!
9784046601575_600

☆感想☆

ストーリー A
内容は、かつて大陸にその名を轟かせたS級傭兵団のヤマネコ一家。しかし最強の傭兵団は団長のラキウスが亡くなったことで解散してしまう。それから数年後、ラキウスの娘であるルディアはヤマネコ一家を再興するべく拠点があった墓場亭を買い戻し新たに傭兵団を立ち上げる。だが一からの再スタートとなったヤマネコ一家はC級で依頼も猫を探したり酒場の喧嘩を仲裁したりと小さなものばかり。かつては七爪と呼ばれ恐れられたクラーチェも復帰するも、かつての面影はなく最強とは程遠くて…果たしてルディアはヤマネコ一家を復活させることができるのか…とこんな感じです!

〜最強だった傭兵団をもう一度〜

伊達康さんの新作!伊達康さんの作品を読むのは「異世界忠臣蔵」以来ですね!今作は伊達康さんらしいポップで楽しいキャラ同士のやりとりはありつつ、しっかり骨のあるファンタジー作品として楽しく読ませていただきました!面白かったです!

まず序盤。ヤマネコ一家をルディアが再興するところから物語は始まります。かつては団長のクラウスを中心に最強と呼ばれたS級傭兵団のヤマネコ一家。しかしクラウスが亡くなったことでヤマネコ一家は解散し、一人娘だったルディアが拠点だった墓場亭を買い戻して…と序盤で世界観や設定をスムーズに見せてくれるのは好感度高いですね!

しかしかつてS級だったとはいえ、今やルディアとクラーチェしかいない傭兵団。たまにくる依頼は猫探しや喧嘩の仲裁ばかりでまったく傭兵団らしいこともなく…ルディアとクラーチェのやりとりは流石の伊達康さんということでとにかく楽しいですし、日常のちょっとしたやりとりの中に信頼が見えるのもグッドですね!

物語の中盤からはかつての仲間と再会したり、ルディアの出生に関する秘密が明かされたりと楽しく賑やかな方向から舵を切っていきます。特にルディアの出生に関するエピソードは今後のストーリーに活かされていきそうですね。クラーチェの能力もかっこよかったです!

終盤ではヤマネコ一家の副団長に関するエピソードが展開されていきます。ここからは怒涛のバトル展開とヒューマンドラマをしっかり魅せてくれて最高に盛り上がりました!最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
ルディアは天真爛漫で可憐で強い女の子!見ていて楽しい元気をもらえる少女でしたね!クラーチェはルディアの保護者的なポジションな青年。日常でもバトルでも頼りになる良き相棒にして、お兄ちゃんでした。その他のキャラも魅力的でした!

最後に
キャラ同士の掛け合いが楽しいファンタジーとして楽しく読ませていただきました!まだまだ続きそうなので続刊が楽しみです!

どんな人にオススメか?
キャラが魅力のファンタジーが読みたい方は!ルディアとクラーチェを中心としたキャラ同士の掛け合いは楽しいですし、ファンタジーも骨子がしっかりとしていて読み応えがありつつもライトな読み口で楽しめます!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

毎度、最強ヤマネコ一家です 団員各位、またS級傭兵団をやるので戻ってきなさい



著者

伊達康



レーベル

MF文庫J


ISBN

978-4-04-660157-5






どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは七味の海さんの

「呑まれゆく【死霊術師】は普通になりたい~役職バレたら即処刑、禁忌役職の隠匿生活~」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、女神から与えられた役職で人生のすべてが決まる世界。そんな世界でナイクに与えられたのは持っているだけで処刑にされる大罪役職の死霊術師だった。他人に役職を知られてはいけない。ナイクは槍系のスキルを取得して自らの役職を【槍聖】として偽りながら暮らすことに。だが、偽りの役職ではまともな人生を送ることができず、ナイクは処刑寸前まで追いつめられることに。そんな彼を助けたのは錬金術師のフリカリルト。彼女は助けた見返りとしてナイクに大規模クエストに参加するように要請する。そこでナイクは死霊術師としての才能を開花させていくが…とこんな感じです!

〜役職を隠して成り上がれ!〜

第13回ネット小説大賞入賞作品!スターツ出版様よりご恵投いただきました。ありがとうございます。本作は死霊術師であることを隠して生きるナイクが徐々にその才能を開花させていくダークよりなファンタジーとして楽しく読ませていただきました!面白かったです!

まず序盤。ナイクが逃亡先の街で捕らえられるところから物語は始まります。死霊術師という与えられただけで大罪人となる役職を授かってしまったナイク。彼は自分の役職を判定した司祭を殺し、役職を隠して生きることにして槍系のスキルをあげていき【槍聖】と偽りながら生きることに。そして逃亡先の街で衛兵といざこざを起こして捕まることに…序盤からなかなか壮絶な人生でしたね。インパクト抜群でした。

衛兵といざこざを起こした上に役職を隠匿したことで怪しまれたナイクは拷問にかけられますが、そんな彼を救ったのは錬金術師のフリカリルト。彼女はナイクが普通の役職持ちではないことを見抜き、減刑代わりに彼を大規模クエストに参加させることに決めます。フリカリルトさん、美人で聡明でヒロイン力高かったですね。

そしてナイクは仮登録の冒険者として大規模クエストに挑むことに!しかし大規模クエストが行われるダンジョンはギルドの想定の10倍も100倍も死霊が住み着くダンジョン。そのことをフリカリルトとはじめとする大規模クエストを主導するメンバーやS級冒険者に伝えたいナイクですが、役職がバレてしまうため言い出せずに…どんどん被害が大きくなっていくのを見ることしかできないのは歯痒いですね。

しかしここからナイクの才能が開花していきます。仮登録の冒険者はナイク以外全員ダンジョンから対比させられる中、ナイクは死霊術師のスキルを使ってS級冒険者にも引けを取らない活躍をしていきます!これまで格上だと思っていた相手と肩を並べて戦うナイクはかっこよかったですね!
終盤は怒涛のバトル展開で盛り上がりました!最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
ナイクは死霊術師の役職を得た少年。なんとか役職を隠して生きるその姿とピンチの中で才能を開花させていく姿がグッドでした!フリカリルトは何かとナイクのことを庇ってくれる錬金術師の女性。魅力的で才能あふれる女性で見ていて楽しかったです!その他のキャラも魅力的でした!

最後に
ダークよりのファンタジーとして楽しく読ませていただきました!物語自体はまだまだ序盤ですし、伏線や設定周りで気になるところも回収されていないので今後が楽しみですね!

どんな人にオススメか?
ダークよりのファンタジーが読みたい方は!ヒロインとイチャイチャ、爽快感溢れるファンタジー!といった感じではありませんが、自分の役職に悩みもがきながら活躍していくナイクは見ていて楽しい!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

呑まれゆく【死霊術師】は普通になりたい~役職バレたら即処刑、禁忌役職の隠匿生活~



著者

七味の海



レーベル

グラストNOVELS


ISBN

978-4-8137-9613-8






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