カテゴリ: 藤原ここあ

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
鼻が…花粉ですね…

さて、今回紹介するのは藤原ここあさんの「dear(新装版1)」です!

ストーリー A
何回か言っていますが、藤原ここあさんの命日が近いので再読してます。今回もやっぱり泣きました…もう、絶対泣くってわかっていましたけど泣きました…散葉がきーちゃんと初めて呼ぶところで泣きました…
内容は、ライカンスロープの生き残りのため山奥でひっそりと生きていた主人公の散葉が初めて降りた人里で妃杈に出会う。そして、妃杈がかつて幼なじみで少なからず因縁があることがわかり…というもの。ジャンルはローファンタジーですかね? 舞台こそ異世界ですが、現代の和洋中色んなものが出てきます。
世間知らずの散葉に、過去のとある事件から自分を内に押し込めるようになった妃杈。この二人に横たわる過去を解決していく。これがいいんですよ…温かくて少し切ない。柔らかくて少しすっぱい。最高です!

キャラ A
散葉がすごく可愛いです。とても可愛いです。藤原ここあさんの作品の中ではトップクラスに可愛いです。とにかく可愛いです。方言(これは九州系ですかね?)、世間知らず、天然ふわふわ…可愛い。可愛い(ノ▽〃) 妃杈の徐々に丸くなっていく感じもいいですよね〜。隊長もなんだかんだ変態ながらも、妃杈や散葉のことをしっかり考えているのに好感が持てます!

絵 A
藤原ここあさんの絵のタッチは妖狐×僕SS以降の作品の印象が強いと思いますが、僕的にはこっちの方が藤原ここあさんらしいと思います。無垢さというか、純粋さというか…とにかく、そんな感じがします!

総合 A
全て読んでいるので、この後がめちゃくちゃ面白いのはわかっていますが、一巻の時点でこれほど惹かれた漫画も少ないですね。可愛い女の子と少し不器用な男の子のお話が読みたい方にはオススメです! あと、買うなら新装版がいいですよ!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
今日は冗談抜きにまじめにいきます。そろそろ藤原ここあさんの一周忌が近づいてきたので、藤原ここあさんの作品をこのブログで改めて全て紹介していきます。一応過去にも紹介はしているのですが、まだフォーマットを使う前の荒さが残るものなので、フォーマットを使って紹介していきます。ちなみに、「わたしの狼さん。」「dear」は新装版で紹介します。

さて、今回紹介するのは藤原ここあさんの「わたしの狼さん」です!

わたしの狼さん。(連載版)
貧乏でレベル0の勇者小桃が魔王を倒すために魔王城に乗り込む。しかし、魔王の昴は小桃にぞっこんで勇者である小桃を倒そうとしない…そんな勇者と魔王のラブコメです!
ブログ書くために読み返しましたが、泣きました(T . T)。こんな幸せな物語で泣いてしまうほど、藤原ここあさんがもうこの世にはいないことが悲しいです…
さて、内容のほうは貧乏からの脱却を目指す小桃が非常に可愛らしいです(ノ▽〃) 昴の過剰なスキンシップを躱し、仕事にせいを出すも失敗ばかりでお金がたまらない…藤原ここあさんの作品に出てくる女性キャラの中では最初に好きになったキャラです! 一生懸命頑張る小桃を尻目に、呑気に生きる昴。でも、小桃のためならなんでもやります。魔王らしくない行動で部下に迷惑をかけたり、自身の秘密を小桃に知られても心配かけないようにしたりと本当にいい男です!

読み切り版わたしの狼さん。
読み切り版の「わたしの狼さん」短期連載版とは設定が若干異なりますが、昴と小桃はこのころから変わらずにいます。連載版と比べてお世辞にもうまいとはいえませんが、これはこれ。小桃と昴のやりとりに終始ニヤニヤすること間違いなしです!

わたしの狼さん。THE OTHER SIDE OF LYCANTHROPE
魔王の配下である将軍のプリノ、側近のキャラロル、紅がメインのお話。ライカンスロープにの木乃伊をに魅入られてしまい、精神をとって代わられる呪いをかけられたプリノ。呪いを解くために、ライカンスロープの右手を持つ魔王の昴の元へ旅をする物語。
プリノが小桃以上のドジっ子で、もう可愛いのなんの…(ノ▽〃) さらにライカンスロープの呪いのせいで時々犬化! 心が鷲掴みにされました! プリノの家庭的で優しいところ、紅の不器用でそれでいてプリノのためを想う行動。すごく温かいです。結末はあっさりとしていますが、プリノが一歩前に踏み出す瞬間がとても素敵です。そしてここで泣きました。本当に何度読んでも泣いてしまいます…

以上です!
順番通りに読むのもいいですが、この新装版を読むなら読み切り版わたしの狼さん。→連載版わたしの狼さん。→わたしの狼さん。THE OTHER SIDE OF LYCANTHROPEという順番をオススメしたいです!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
未だに藤原ここあさんの訃報を引きずっています…あと二、三日はこんな感じですが、どうぞよろしくm(_ _)m

さて、今回紹介するのは先日お亡くなりになられたとの発表があった藤原ここあさんの「妖狐×僕SS」です!
藤原ここあさんの作品紹介はこれで最後となります。今まで紹介した作品は下の記事にまとめてありますので、よろしければそちらもどうぞ↓


紹介するとか言っておきながら、開くたびに泣きそうになります…というか、ぶっちゃけ涙目です…

ざっくりとしたあらすじ。
先祖返りと呼ばれる者達が集うマンション「メゾン・ド・章樫」そこに引っ越してくることになった白鬼院凛々蝶は心にもない悪態をついてしまうという悪癖があった。そんな彼女のSSになることになった御狐神双熾は、凛々蝶との過去の出来事から凛々蝶を慕っていた。双熾のアプローチに徐々に心を開いていく凛々蝶。二人は互いに想いを寄せていくが、そこには悲しい運命が…とこんな感じです!

ジャンルはラブコメ七割にバトル、妖怪、輪廻転生を各一割ずつ足した感じです!

主な登場人物の紹介。
まずは凛々蝶。名前はりりちよと読みます。
鬼の先祖返りで、ツンデレならぬツンシュンという新たな?ジャンルを生み出した少女です。

次は双熾。りりちよのSSとして普段の生活をサポートします。
妖狐の生活返りで、高い戦闘能力を持ちます。

次は髏々宮カルタです。天然で大食漢の少女です!
がしゃらどくろの先祖返りで、個人的に藤原ここあさんの作品の中で一番好きなキャラです!

次は雪小路野ばら。メニアックな人です(苦笑)
雪女の先祖返りで、高い破壊力を持ちます(胸がw)

次は反ノ塚連勝。りりちよの幼馴染的存在です。
一反木綿の先祖返りで、ドライな性格です。

次は渡狸卍里。不良に憧れながらも、方向性が間違っている系の少年です。
豆狸の先祖返り故に戦闘能力はほぼ皆無です。

次は夏目残夏。飄々としてつかみどころのない青年です。
百目の先祖返りで、透視能力を持ちます。

最後は青鬼院蜉蝣。ドSな人です!
りりちよと同じく鬼の先祖返りで、りりちよと複雑な過去があります!

主にこの八人が中心となって物語は進行します!

まず、先祖返りについての説明ですが、妖怪を先祖に持つ者がその血を濃く受け継ぐと起こる現象です。先祖返りは繁栄をもたらしますが、先祖である妖怪と同じ容姿や性質を持って生まれるため忌み嫌われています。

物語の方は一つの愛の形を描いた作品となっています。輪廻転生をして、互いの関係が変わっても、自分達の運命に抗う姿がどこか切ないです。

輪廻転生とか先祖返りとかの単語は小難しいですが、基本的にやることはラブコメなので、誰か一人キャラが好きになればかなり楽しめます! 先ほども書きましたがカルタがめっちゃくちゃかわいいです! 食べ物を頬張りながら首を傾げるシーンは最高です!

最終巻は賛否両論ありましたが、長い時間のお話として読めば結末まできちんと楽しめます! 登場人物それぞれの関係性の変化に注目です!

この作品は全11巻完結済みです。アニメもありましたが、僕的には原作を推したいので、とりあえず物語が一区切りつく二巻か四巻まで読むことをオススメしたいです!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

藤原ここあさんの作品を紹介するのは実質これが最後です(私の狼さん。はdearの紹介の中で紹介しているようなものなので)未収録作品が発売されるなら別ですが、すぐにというわけにはいかないでしょうし…
どうか、これからも藤原ここあさんの魅力がこの記事を読んだ人に限らず様々な人に届くことを祈って…

つい先ほどあまりにも悲し過ぎるニュースを知りました…


嘘だと思いたいです。
藤原ここあさんが亡くなる二日前に「かつて魔法少女と悪は敵対していた」を紹介していたのに…


藤原ここあさんはとにかく女性を描くのが上手な作家さんでした。特に頬を赤く染める姿には何度きゅんときたことか…

大好きな漫画家さんでした。今まで発売された作品は全て持っています。本当に大好きな漫画家さんだったので、31歳という早すぎる死を悲しく思います。

でも、年齢の割には長いご活躍をされていたんですよね。中学三年生でデビューして、エニックスお家騒動にも巻き込まれて、「妖狐×僕SS」でアニメ化も果たして、新作も波に乗ってきたところだったのに…

藤原ここあさん。今まで本当にお疲れ様でした。心よりご冥福お祈り申し上げます。

近いうちにまだ紹介していなかった「妖狐×僕SS」を紹介したいと思います。また、過去に紹介した作品をここに載せます


「お嬢様と妖怪執事」

「かつて魔法少女と悪は敵対していた。」

追記:「妖狐×僕SS」の紹介を書きました

天国でゆっくりお休み下さい。

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
プロ野球が始まりましたね! 個人的に西武ライオンズの大ファンなので、開幕二連勝がめちゃくちゃ嬉しいです! 今年は梅田選手に期待してるので、頑張ってもらいたいです!

さて、今回紹介するのは藤原ここあさんの「かつて魔法少女は悪と敵対していた。」です!
藤原ここあさんの著者紹介は「dear」でしたのでそちらをどうぞ↓

藤原ここあさんは僕が好きな漫画家さんの一人で、特に「dear」は温かみのあるお話が大好きでした。
でも、「妖狐×僕SS」は面白いけどなんかストーリー的に違うなーと思っていたので、今作でまた初期の藤原ここあさんがもどってきたようで嬉しくなりました!

ざっくりとしたあらすじ。
悪の組織を裏で牛耳る参謀役。しかし、そんな彼は自分を倒しに来た魔法少女に恋をしてしまう。本来敵の魔法少女は倒さなければならないが、魔法少女が可愛すぎて倒すことができない…! とこんな感じです!

ジャンルはラブコメ。ただ、若干コメディ色が強めです。また、基本四コマでストーリーは進行します。

主な登場人物の紹介!
まずはミラ。悪の軍の智将と呼ばれた参謀役です!
ただし、魔法少女を前にするとデレデレで使いものにならなくなります(苦笑)

次は深森白夜。成り行きから魔法少女になってしまった薄幸少女です!
色々あざといです(苦笑)

この二人がメインとなって物語は進行します!

多分藤原ここあさんのファンの方は誰でも感じたであろうことですが、この二人の関係性は小桃と昴に似ています(dearに出てくるキャラです!)個人的には初期の藤原ここあさんらしさがいい意味で出ていて、なんだか嬉しいです!

四コマということもあってテンポがいいです!魔法少女が可愛すぎて、それに悶える参謀役。この構図が基本的に続きますが、ストーリーもちゃんと進行していて、いわゆる日常系ではありません。ゆるやかながらもきちんと前に進んでいます!

そして何より白夜が可愛すぎます! 個人的には藤原ここあさんの作品の中で一番好きな女性キャラかもしれません! 薄幸っぷりと何気ない仕草が可愛すぎます!これはヤバイです!

この作品は現在二巻まで刊行されています。とにかく可愛いヒロインに癒されたい方にはオススメです! また、ドラマCDもあるので気になった方はそちらもどうぞ。

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 


追記:藤原ここあさんのご冥福をお祈り申し上げます。

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