カテゴリ: コメディ

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
なんか今日は突然すごい雨でしたね…雷怖いです…

さて、今回紹介するのは伊達康さんの「友人キャラは大変ですか?3」です!
前巻の記事↓

ストーリー A
内容は、蒼ヶ崎さんに持ち上がった縁談。それはライバル道場月翔館の月見里朝雄からだった。サイドストーリーとして蒼ヶ崎さんを輝かせるために奮闘する一郎だが、様々な問題が立ちはだかり…そして龍牙の秘密が…とこんな感じです!
シリーズ第3弾!いいペースで巻数を重ねていますね!今回も面白かったです!
2巻までは魔神が登場して〜という流れがありましたが、今回はサイドストーリーは突然にということで蒼ヶ崎さんメイン!それにしても蒼ヶ崎さんは可愛すぎですか…一巻のツンツンな蒼ヶ崎さんは何処へ…今回も軽いノリの掛け合いは面白かったですね!キキちゃんと一郎の掛け合いはなんだか微笑ましく、ミオンと蒼ヶ崎さんの変なライバル意識みたいなものは見ていて楽しかったです!ストーリーは蒼ヶ崎さんが月見里朝雄とかいう奴の縁談を断るために5対5で剣道の試合をするというのが核になるんですけど、そこで起こる事件のためにさりげなく伏線を張ってしっかり回収するのは見事でしたね。ただ、コメディ・ギャグで面白いではなくストーリーの構成でも魅せてくれました!色々と開示された設定や謎も今後の鍵となっていくのでしょうか…!サイドストーリーとかいいつつもしっかり本編である魔神と絡めた面白いお話になっていました!

キャラ A
蒼ヶ崎さんマジで可愛すぎます…もう一郎にデレデレじゃないですか…龍牙みたいにストレートじゃない分伝わりづらいですけど、一郎に対する発言で時々破壊力高いのいれてくるの本当にズルイです…龍牙は今回出番はやや抑えめでしたけど、要所要所でしっかり存在感ありましたね!180pあたりの件はめっちゃ笑いましたw 個人的なMVPはミオン!蒼ヶ崎さんのライバル的存在として、そして1人の女の子として魅力的でした!

今後の期待度 A
今回も面白かったので続きに期待したいです!これから残る二体の魔神に龍牙たちはどのように挑んでいくのか、一郎は友人キャラに復帰できるのか、そして気になるヒキで終わったあの子は次でどんな活躍を見せるのか…4巻も楽しみです!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN  978-4-09-451696-8

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
また雨に降られました…ゲリラ豪雨は駄目です…

さて、今回紹介するのはうさぎやすぽんさんの「死にたがりビバップ -Take The Curry Train !-」です!

ストーリー A
内容は、生きる意味がないと自殺を考えるメリック・ターは納得のいく死に場所を求めて寝台特急ボンディに乗り込む。そこには旧友ジン・ジャー、メイドに扮した捜査官ナツ・メグ、ギャングの娘クミン・フェンネル、メリックの元カノカルダ・モン、死なない女アニス・スターという変わった面々がいた。そして彼らはある事件に巻き込まれる…とこんな感じです!
ジャンルはコメディ。コメディというより喜劇という感じですね。群像劇スタイルで物語は進みます。
第22回スニーカー大賞特別賞受賞作!なんというか、終始不思議なテンポと雰囲気でお話か進んでいきましたね。なんというか、うさぎやすぽんワールドに迷いこんだアリスの気分です…物語は自殺志願者のメリック・ターがボンディでカレーを食べるところから始まります。ここから始まるつかみどころのない喜劇が中盤までよくも悪くもダラダラと続きます。文章は読みにくいわけではないんですけど、密度が高く登場人物の内面を独特な味付けで表現していきます。この辺りは好みが分かれそうですね。カレーが一つのテーマとなっていて、登場人物はパク・チー意外はスパイスを冠する名前がついていますね。ビパップは確かジャズのジャンルか何かでしたっけ?至るところに作者の奇妙で独特でそれでいて心地いい仕掛けやパロがちりばめられていて、それが不思議な世界観を作り上げています!中盤からはボンディの秘密が明かされて事件が起きます。とはいっても喜劇なので、まるでミュージカルの舞台を見ているようなコミカルなバトルが展開されていきます!ラストも好みで楽しませてもらいました!すごくワクワクするとか、飛び抜けて面白いとか、派手とかではありませんが、この作者さんにしか書けない作品を最後まで書いていて、うさぎやすぽんワールドにどっぷり浸れました!

キャラ A
群像劇なので誰が主人公とかではありませんが、メリック・ターが一応お話の中心にいますね。それぞれの登場人物たちの掛け合い、内面の描写、過去回想…それらが魅力的なキャラをさらに面白く見せてました!個人的なお気に入りはカルダ・モン。こういう危ない女(物理)は好きですw

今後の期待度 評価不能…
物語的には綺麗に終わっているのでこれで終わりですかね?またボンディを舞台に数年後の話とかあれば読んでみたいです!

どんな人にオススメか?
コメディというか喜劇が好きな方は!独特というか今までにみたこともないような不思議な世界観でお話が進むのである程度人は選ぶかもです…楽しいお話が読みたい方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN  978-4-04-106029-2

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
ついに7月ですね…早急にお引き取りお願いします…

さて、今回紹介するのは春日部タケルさんの「美少女作家と目指すミリオンセラアアアアアアアアッ!!」です!

ストーリー A
内容は、一般文芸の編集になるはずだった主人公の黒川清純はなぜかラノベ編集部に配属される。下ネタで胃を痛める先輩編集、怠惰な副編集長、そして失踪中の編集長…ラノベ編集部のとんでもない姿に驚きながら清純は2人の作家を担当することになる。現役JK作家にして「ガルディニア戦記」がアニメ化するほどまでヒットした光星天花、そしてデビュー作と二作目とも打ち切りをくらった雄鶏ひよこ…癖のある2人の作家とともにミリオンセラーを目指す!…とこんな感じです!
ジャンルはラノベ作家もの+コメディ。パロも多めでしたね。
何気に初挑戦な春日部タケルさんの新作!まず言わせてください…この作品すごく面白いです!いや本当に面白かったです!発売前にオーディオドラマは聴いていて、その時点ですでに「おっ、面白そう」とか思ってましたけど…これはすごいです…ギャグは笑えてパロディは秀逸、シリアスには引き込まれる!読者を虜にする面白さでした!
まずなんといってもギャグですよね。ラノベ作家のひよこと次回作の打ち合わせでタイトルから考えてみようか?みたいな流れになるんですけど、ひよこが考えてきたタイトルがとにかく面白いです!これはぜひ読んでいただきたいんですけど、出先で読んでて思わず吹き出してしまい周りの人に変な目で見られました(苦笑)ストーリーの方は新人編集の清純が研修を終えて一般文芸の編集部に配属される!…はずがなぜかラノベ編集部へというところから始まります。ラノベ編集部のリアル(?)が描かれていてこんなところからこの作品が生まれたのか…と感慨深かったですw そしてJKラノベ作家の天花とOLラノベ作家のひよこの担当に!天花の次回作のラブコメのネタのために馬鹿なことやったり、ひよこが暴走して変なキャラやタイトル考えてきたりととにかく笑えましたw しかし後半からは一変。シリアスな展開に。前半が笑い全開だったので後半からシリアスか…大丈夫かな?と勝手きわまりない心配をしていましたが、どんどん引き込まれていきました!こういう展開すごく好きです!ギャグとシリアスのバランス!そしてMika Pikazoさんのイラストとの化学反応が最高でした!すごく面白かったです!

キャラ A
主人公の清純のキレッキレのツッコミがグッド!欲しいところでピタっと決まるツッコミは読んでいてすごく楽しかったです!ただのツッコミ役だけではなくて、きちんと背景がありそれがストーリーに組み込まれているのも好感度高いです!天花ちゃんはマジで現役JK?と思うような言動がギャップがあって可愛かったですね。チョベリバとか書いてあるの久しぶりに見ましたw 面白い作品を書くことに、憧れの存在に一途なところがグッド!そしてひよこさん!OLの闇を出しながらもあんなに面白いこと考えてくるのは卑怯ですwちょろっと見せる女の子らしさもいいですね…お気に入りのキャラです!

今後の期待度 A
いいところで終わっているので早く続きが読みたいです!どうやら秋頃には続刊が出るようなので今から楽しみです!

どんな人にオススメか?
ラノベ作家もの、すこぶる面白いギャグが読みたい方は!とにかく笑えて引き込まれる作品です!ストーリーが面白いのももちろんですが、Mika Pikazoさんのイラストがまた素晴らしい!前述のオーディオドラマを聴くとより楽しめると思います!こちらは無料公開されていますし、気になった方はぜひ聴いてみてください!そして作品も読んでみてください!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN 978-4-04-105961-6

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
今日は暑かったですね…バテました…

さて、今回紹介するのは天那光汰さんの「異世界堂のミア お持ち帰りは亜人メイドですか?」です!

ストーリー A
内容は、猫族の亜人メイドのミアは新しい奉公先を紹介される。雇い主の新堂偏也は瞬く間に財を成した天才だったが、身の回りに無頓着で屋敷は荒れていた。そんな町外れの屋敷で働くミアは、ある日偏也に異世界へと繋がる鏡で「チキュウ」に連れて行かれ…とこんな感じです!
ジャンルはメシものプラス日常。ミアと偏也のやりとりが優しくて見ていて楽しいです!
発売前からずっと楽しみにしていたんですけど、期待を大きく上回る面白さでした!いいですね!偏屈な男と頑張り屋さんのネコミミメイドの女の子!好みにどストライクでした!
序盤は結構ドタバタな感じで始まります。メイドとして偏也の屋敷にやってきたミアが偏也の失礼な行動に驚き、いきなりパーティに連れ行かれ…とそんな忙しさの中で2人の魅力がキラリと光る描写がありました!そして異世界「チキュウ」へ。ここで偏也が現代日本人だということが判明し、ミアはチキュウのテクノロジーに驚くことになります。ミアの反応がいちいち可愛いのが本当に卑怯です…はあ、可愛い…異世界「チキュウ」とミアたちが住む世界。それぞれ違いに驚きながらも、ミアはメイドとしての仕事を頑張ります。この作品の魅力はなんといってもミアが「チキュウ」のごはんを食べるシーン!食べるものは特別なものではなくたい焼きとかチェーンの牛丼なんですけど、食べ方とミアの反応が可愛いくて可愛いくて…癒しです。最高の癒しです!そしてこういう庶民的なものがものすごく美味しそうに見えて最強のメシテロです…ツナご飯が食べたいです…ちょっと変わった偏也とネコミミメイドのミアとのやりとりも終始楽しかったですね!最後まで楽しく読めました!

キャラ AA
ミアちゃんが可愛いすぎて…なんですか、なんなんですかこの子!こんなに可愛いのにネコミミついててしかもメイドとか反則じゃないですか!喋る言葉に時々猫語が混じるのも可愛いですし、表情豊かなのも可愛いですし、チキュウの食べ物に感動するのも可愛いですし、偏也とのやりとりも可愛いですし、とにかく可愛いがぎゅっと詰まった女の子でした!偏也は偏屈屋で何考えているかわからない男なんですけど、なんだかんだいってミアのことを大切にしていて時々からかったりして奇妙な魅力がありました!ただミアちゃんとお風呂に入ったのは許さない。許しません。ドラゴンの亜人メイドのサラは出番こそ多くないものの、不良メイドっぷりと乙女さのギャップがベリーグッドでした!

今後の期待度 A
結構綺麗に終わってますけどミアちゃんは永遠見ていていたいので続きお願いします。続きお願いします!

続きお願いします!

どんな人にオススメか?
ケモナーでメイド好きの方は読んでいる途中で何回か可愛いすぎて悶え死ぬと思うので注意してください!ミアちゃん本当に可愛いんです…偏屈な男と頑張り屋さんのネコミミメイドのやりとりは見ていて楽しいですし、メシテロも秀逸です!気になったかたは!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN 978-4-8002-7280-5

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
今日はすごい雨でしたね…

さて、今回紹介するのは望公太さんの「ラノベのプロ!2 初週実売1100部の打ち切り作家」です!
前巻の記事↓

ストーリー A
内容は、幼馴染の結麻にプロポーズした神陽太。そんな陽太に戸惑いつつも返事を保留する結麻。変わり始めた2人の関係はどうなるのか…そして後輩の小太郎がついにデビュー!しかし売り上げが振るわず、陽太にプロとしての教えを請うことになるが…とこんな感じです!
シリーズ第2弾!結構延期しましたけど、なんとか発売しましたね。とりあえず一安心です。
前巻ラストでプロポーズという段階を吹き飛ばしてゴールを目指す陽太がすげー(棒)で終わっての二巻。まあ、始まり方はその続きということで一旦保留もまた納得ですね。しかし、このプロポーズから変わり始めた2人の関係に非常にニヤニヤさせられました!こういうのいいですよね!とラブコメ?というかラブパートは順調な一方、後輩の小太郎に試練が襲いかかります。サブタイトルの通りですね…これは辛いです…ラノベそこそこ読んでいる方ならわかる通りこれじゃヤバいんですよ…しかも編集部やイラストレーターさんの事情も絡んできて…そんな中で小太郎が選んだ一つの道は、個人的にはあまり好きじゃないものでしたけど(だってそっち行ったら戻ってくる人少ないじゃないですか…)あくまで創作物の中のキャラとしては応援してあげたいです…あとボッコボコにぶん殴られたのが6章。こんなん読まされたらメンタル死亡寸前ですよ…でもささやかな抵抗をさせてください。ビッチじゃなくて多神教信者なんです。

キャラ A
結麻さん可愛すぎでは?こんな鈍感系ヒロイン久しぶりに見ましたよ…えっ、本当に気づいていなかったんですか?陽太のために尽くそうとするその姿はまさにメインヒロインでした。小太郎は天才すぎましたね…でも本当に小太郎のいうとおり誰も悪くないですよ。だって面白いから読まれるわけじゃないですし。女の子らしいところもしっかり見せてくれましたね!陽太はプロとして先輩としていいところがいくつもあったんですけど、惜しかったのはエヴァ。ストーリーに全然入れてなくて勿体なかったです…

今後の期待度 B
うーん…面白かったですし、続きも読みたいですけどこれどうするんでしょう?恋愛の方は完成してますし、このままどストレートな業界ネタで突っ走っていくんですかね?3巻があるとしてどうなるのか…不安と期待が半々です…

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN 978-4-04-072136-1

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